Peace Song  (video inspired by god of star)



6 自由はすべきことをしないことを意味しないfreedom does not mean not to do should be done

This message is that freedom does not mean not to do should be done.
That you do not make effort to create world without war is crime that is not to do should be done.
Not to make effort to create world without war is way of life to leave away from god.

このメッセージは,自由はすべきことをしないことを意味しない,です。
戦争のない世界をつくる努力をしないことはすべきことをしない罪です。
戦争のない世界をつくる努力をしないことは神から遠ざかる生き方をしているのです。



今もう一つ論点に気付いたのですが、サーカーによるとサンスクリット語で、罪をパーパといいます。
人間のパーパ(罪)には二種類あります。

一つは、してはいけないことをする場合、
もう一つはしなくてはならないことをしなかった場合です。
たとえば、人に迷惑をかけることは「してはいけないことをする罪」です。
ところが、もう一つの罪は、たとえばそこに崖からおちそうな人がいて助けなかった場合です。
あるいはクラスで行事がある時、自分勝手にまったく協力しなかった場合です。
人間は助けあいの中でいきている存在なのに自分ができることで協力しなかったことは、「すべきことをしなかった罪」です。

「人に迷惑をかけなかったら何をしても自由」という論は、人間のあり方の罪のうち、一つの側面だけを述べていて、 「すべきことをしない罪」の問題を説いていないことに問題があります。
もしあなたが、当然の権利を奪われた状態にあるのなら、正当な主張を実現させるために、努力を惜しまず闘い続けるが最も正しいことです。

前回、サントシャ(足るを知る、日々に満足感をもって生きる)を紹介しました。
人間の欲求、願い、欲望は、限りがなく一つの欲求が実現しても、さらに多くを求めてしまう。
そうして自分を見失ってしまって有意義(ゆういぎ)な人生がおくれないという話でした。

でも、それは、自分が、人からひどい目にあわされても、じっと我慢して、満足な気持をもっていきてゆきなさいことではありません。
不当なことに対しては、サーカーは努力をおしまず闘い(たたかい)つづけなさい」と次のように言っています。
「サントシャとは、誰かが自分の単純さ(人のよさ)を利用して、搾取(さくしゅ)したり,虐(しいた)げたりすることに対してじっと我慢することを意味しているのではありません。
自分の生命をまもること、正当に得られるものの権利を捨てることは、決して正しくありません。
もしあなたが、当然の権利を奪われた状態にあるのなら、正当な主張を実現させるために、努力を惜しまず闘い続けるが最も正しいことです」

つまり、あなたが女性で、職場で不当にお茶汲みばかりさせられて、一人の労働者として認められなかったら、あるいは労働者が正当な賃金を資本家から支払われなかったら、つまり当然、自分がもらうべきものをもらわなかったら、みんなと団結して、努力をおしまず闘(たたか)いつづけるべきだというのです。

前に、「悪い友だちからお金をゆすられている」という相談がありました。
私は「その友だちにゆすられているのは君だけではないはずだ、他の人たちもゆすられているはずだ。勇気をだして警察に相談すべきだ。その方がその悪い友だちのためにもなるし、他のゆすれられている人のためにもなる」と私はアドバイスしたことがあります。
自分が、ひどいめにあわされている時、相手に体力的には勝てなくても、いろんな手段をつうじて、闘うべきです。
それは、自分のためにだけではなく、他の人々のためにもなる「やさしい行い」なのです。
ここをちゃんと言っていることが、他の似たようなことをいっている思想家とサーカーが違う点です。

サントシャの最後にサーカーは次のようにいいます。
「貪欲(どんよく)になって、自分の肉体的及び精神的エネルギーを無駄(むだ)にして、サントシャ(足るを知る=適切なところで満足する)の原則に反するようなことを決してしてはなりません」
ではまた。




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