What is Equality & Diversity? (video inspired by god of star)



4 国家所属で人間を見るのではなくエスニシティすなわち国家よりも下位にある人間グループに目を向けて多様なエスニシティを認めあう人間社会をつくることが大切だ
it is important to create human society that are mutually recognized diversity of ethnicity which is various group lower than nation

This message is that it is important to create human society that are mutually recognized diversity of ethnicity which is various group lower than nation.
All human being is child of god.
Gods recognize difference each other and make one world to respect each other.
Way to close to god as child of god is to make one world to live together with respecting each other.

このメッセージは,国家所属で人間を見るのではなくエスニシティすなわち国家よりも下位にある人間グループに目を向けて多様なエスニシティを認めあう人間社会をつくることが大切だ,です。
人間は一人残らず神の子です。
神は違いを認め合って互いを尊重して一つの世界を作っています。
神の子の人間が神に近づく道は違いを認めてあってともに生きる一つの世界を作ることです。



(生徒からのメール)
24日に次のようなメールをもらいました。ありがとう。(^―^)
「今日の朝、戦争の夢を見た。
テレビニュースつけたまま寝たからだ、明け方うなされて目が覚めた。
銃でばんばん打たれる夢、ひとりで寝てて起きた時には本間に怖くて「こんなんが現実あるのなんか耐えられへん…」ってかなり恐怖だった。
それからきょうずっとニュース見てた。
ほんま戦争反対!!!!」



(私のメッセージ)
今回も簡単なニュース解説をしておきます。
「クルド人、スンニ派、シーア派」という言葉です。
これが分からないとニュースがわかりません。
これも日本に例えましょう。
クルド人が、アイヌ人で北海道に住んでいるとしましょう。
日本人全員が鎌倉時代にはじまった日蓮宗という宗教を信じているとしましょう。
本州の人々のほとんどが日蓮正宗(スンニ派)、
そして九州や四国(イラク南部)や朝鮮半島(イラン)の住民が、日蓮宗からわかれた創価学会(シーア派)を信じているとしましょう。
そんな感じです。
すなわちイラクの北部にクルド人が、イラクの中央部にスンニ派のアラブ人、イラクの南部にシーア派のアラブ人の人々がくらしています。

フセイン大統領は、イラクの中央部に住んでいるスンニ派のアラブ人です。
多くの国にわかれたアラブ人の国を一つにしようという理念の「バース党」という党の指導者です。
南部のシーア派の人々は、となりの国のイランの国の宗教と同じなのです。
1979年にとなりの国のイランのシーア派の人々がホメイニーという人を指導者として「反国王反アメリカ」という国王独裁とアメリカをおいだす革命をおこした時に、イラクの南部でもフセインを倒す革命運動がおきています。
フセインは、その時、南部のシーア派住民の革命運動を鎮圧し、となりのシーア派によるイラン革命をつぶそうとしてイランに侵略し、8年間も闘いました。
ニュースでは11年前の湾岸戦争でイラク南部のシーア派住民がたちあがった時に、フセインが弾圧したことを紹介していたけど、本当は、1979年からイラク南部にシーア派の革命グループがあり、フセインを倒したいとおもっているのです。
ブッシュ大統領は詳しくないから、「アメリカは、フセインに抑圧されている人々を解放する」と言っているけど、実は、イラク南部のシーア派の指導者たちは、本音は「アメリカのブッシュは悪魔である」と思っているのです。

つまりフセインも悪魔だけど、アメリカも悪魔だとおもっている人々です。
フセイン大統領のバース党は、そうしたイラク南部のシーア派の革命組織を武力で支配しているのです。
だから、アメリカが、フセイン独裁をおいだして、さあ、あなたがたが民主的に話し合って自分たちで自由に国を運営しなさいといっても、シーア派とスンニ派のこれまでのうらみから衝突がおきます。
だから戦後もアメリカ軍などがいすわるしかありません。
でないと、イラク内部で内紛になります。

イラクの北部にはクルド人が住んでいます。
クルド人はとなりのトルコやイランやシリアにまたがって生活しています。
トルコでは、人口の4分の1がクルド人なのに、クルド語をゆるされていません。
トルコでは、トルコにクルド人がたくさんいると学者が本をかいただけで、その学者は何年も刑務所にいれられています。
つまり、トルコのクルド人は、イラクのクルド人よりもひどい目にあってきたのです。
トルコは、何よりもクルド人の独立国ができるのをおそれています。
イラク北部がイラクの支配から離れて、クルド人が念願の独立をかちとると、トルコ内部のクルド人が独立運動を発展させるからです。

このようにその政府が支配している国家というレベルのもっと下の民衆のレベルで、言葉や文化などから見た人間の集団を「エスニシティ」といいます。
これからの時代は、国家にくくられた人間の集団だけでなく、「エスニシティ」に目をむける必要があります。
言葉や考えや文化や習慣のちがう人間のグループがいかに違いを認め合って仲良くいきてゆける世界をつくるかが大切です。
私たちは、これを「多様性における統一」をめざすと言います。
多様性だけを強調すると人間集団がばらばらになり、協力しなくなります。
統一だけ強調すると、押しつけになります。

この「エスニシティ」対して、英語で「ネイション」という言葉があります。
日本語では、国家、国民、民族と訳されます。
イラク人、イラン人、日本人、トルコ人などというのは国家に所属していることでその人を見るのです。
国の指導者になった人は、自分の国をつよくして戦争になった時に、自分の生命を自分の国にためにささげる気持をつくりたいから一生懸命に、その国をたたえ、国旗や国歌で、常に自分の国を意識させ、国につくす人間をつくりたいのです。
フセイン大統領も、イラク国家にしたがう一つの国民をつくりたいわけです。
その過程で北部のクルド語をしゃべる人々を抑圧し、南部のシーア派を信じる人々を抑圧してきたわけです。
アメリカの歴史も、もともといたインデアンの土地をうばってアメリカ合衆国国民という一つの国民をつくってきた歴史でした。
50年前までの日本は、アイヌ人としてのアイヌ語を許さず、今のイラクは北部のクルド人にクルド語教育を許していますが、日本ではアイヌ語の教育はありませんでした。

で、今の日本列島には、様々の方言をもっている日本人だけでなく、朝鮮人、中国人、アイヌ人などが住んでいます。
国家は大切な人間の組織の一つですが、国家に忠誠を誓う人間を育ててゆくと、様々の「エスニシティ」を無視して平気な人間をつくりしてしまいます。
多様性を大切しながら、(つまり互いに認め合いながら)、人類の統一の実現をめざしてゆくこと、この方向に私は人類の未来があるとおもっています。




H.P. of socialist earth government (社会主義地球政府のH.P.)

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