SECRET GARDEN - ADAGIO (video inspired by god of star)



4 心の集中力をつけるためには常にひとつのことを意識する習慣が必要だ
it is needed to practice always to focus one in order to get ability to raise force of concentration

This message is that it is needed to practice always to focus one in order to get ability to raise force of concentration.
Human thinking is done by I consciousness of non-presence which overlaps on flow of particles.
Division occurs in flow of particles when consciousness divides at same time.

このメッセージは、心の集中力をつけるためには常にひとつのことを意識する習慣が必要だ、です。
人間の思考は、非顕在の私意識が顕在の素粒子の流れに重なることによってなされています。
複数のことを同時に意識すると素粒子の流れに分裂が生じます。



「精神力を高めるには」を論じてみました。
なんだこれはと思われるかもしれません。
実際にすぐ実行できる内容としては一番最後に「たえず心を一にすることの練習」について書いているので、全部読むのが面倒な人は、最後だけ読んでください。


精神力(心の集中力)を高めるには

精神力といった場合に意味がいろいろあるので、とりあえず、スポーツの場面に則して考えます。
だから「心の集中力」と言い換えて論じます。

[集中力の二つのタイプ]

集中力には二つのタイプがあります。「受け身の集中力」と「的をめざす集中力」です。
スポーツにはどちらも必要になります。

[的をめざす集中力とは]

「的をめざす集中力」はバスケに例をとるとフリースローでボールを籠にいれる集中力です。
この場合は、一点の集中力とともに心の安定性が要求されます。
つまり技術力として籠に入れる力をつけていても、籠に入れることができない場合、緊張の中で心が、「これが入ったら優勝だ」「入らなかったらどうしよう」とか心がふらつくので、もっている技術力が発揮できない場合、コーチは、「お前たちは精神力がない」と言うでしょう。
つまり練習の時にゴールにボールが入るのに試合であがったり緊張したりすると入らなくなる場合が、精神力がないと言います。

[受け身の集中力とは]

次に「受け身の集中力」です。
ゴールめがけてボールを放ったり、相手に正確にパスしたりする集中力が「的をめざす集中力」です。
しかし、スポーツに必要な集中力とはそれだけではありません。
卓球やテニスでは相手のボールがどこに飛んで来るかを瞬時に判断しないといけません。
相手からとんでくる玉を受け取るのが「受け身の集中力」です。
授業中に先生の話を聞くのも受け身の集中力です。
バスケでもとりわけ必要になります。
仲間の位置、相手の位置、ボールの位置、そしていつ、どこから自分にボールが飛んでくるか瞬時に判断しないといけません。これらは「受け身の集中力です」・・
授業を見ていて、授業とは別のことをしている人とか、しゃべったりしている人は確実に「受け身の集中力」がありません。
そして授業を聞いているように見える人の中にも受け身の集中力のない人がいます。
以上で「的をめざす集中力」と「受け身の集中力」が分かりましたね。

[受け身の集中力をつけるために]

十分な神経伝達物質の必要性

まず、「受け身の集中力」から考えてみましょう。
アメリカのシネイコ医師によると「受け身の集中力」のためには十分な量の神経伝達物質が必要なのだそうです。
神経シナプスという突起の連結部分は、アドレナリンとかノルアドレナリンとかセロトニンなど様々な神経伝達物質という化学物質が、情報伝達の仕事をしています。その量が少ない場合は、どうしても「受け身の集中力」がありません。
「もちろん的をめざす集中力」の場合も必要ですが、
「受け身の集中力」の場合には、神経伝達物質が不足していたらどんなに努力しても、自分が情報を出す立場ではなく、情報を受け取る立場ですから、不足すると正確に情報を受け取ることができません。

[睡眠の必要性]

神経伝達物質がたくさんあるためにはまず睡眠が必要です。
神経伝達物質は、一日、勉強やクラブ活動で使い尽くされます。
睡眠の中でリサイクルされます。
使い切って眠くなるのは神経伝達物質のリサイクルが必要となっているからです。
十分な眠りがないと授業も集中できないことは体験的に知っていると思います。
部活動が熱心で高度な集中を要する練習をしているクラブの生徒は、授業中にうとうとと眠ります。
それはクラブでの集中のために夜の睡眠だけでは十分に回復していない神経伝達物質を授業中にリサイクルしているのです。
(その場合、成績の悪い人は苦 労することになりますから、他の遊びの時間を削ってでもがんばるしかなくなります)
目覚める時、すかっと起きれているでしょうか。
目覚めの時にもう一つなら、少し早めに寝るとか必要でしょう。
成績が良ければ、放課後のクラブのために授業中に寝ることがありますが、
教師としては勧められたことではありません。
やはり夜の睡眠をちゃんととることです。
睡眠時間を確保しても、神経伝達物質が足りない場合があります。
栄養や自分の体質から足りない場合です。
睡眠は十分とっているのに授業にも集中できない場合はそれを疑う必要があります。

[ミネラル・ビタミン=野菜、海藻類の必要性]

まず栄養です。
神経伝達物質が作られるためにはビタミンやミネラルが必須です。
食事の量は変えず、野菜・海藻類のパーセンテージをあげることです。
ミネラルはとりわけ海藻類には豊富です。
また酸性食品すなわち肉、加工食品、砂糖過多などは体を酸化し、それを中和するために骨の中のカルシウム、マグネシウムといったミネラルを体の外に排出させてしまいます。
野菜・海藻類はアルカリ食品なのです。
ビタミン、ミネラルの豊富な野菜・海藻類を毎日必ず食するようにしていたら次第に授業への集中力も増すでしょう。

[色素などの食品添加物に気をつける、生命ある本物に]

次に神経伝達物質の形成を妨げる有害ミネラルや偽の神経伝達物質として働く加工食品の添加物などに気をつける必要があります。
たとえば色のついた偽のジュースを飲まないことです。
偽の色です。それらの偽の色は、偽の神経伝達物質として「受け身の集中力」を攪乱させることがあります。
偽のジュースのかわりに100%のジュース、あるいは本物のみかんなどの果物にしてください。

「受け身の集中力」に必要な神経伝達物質が十分できているかどうか。
授業中に心がしゃべりやプリクラなどにゆかずに努力せずに自然に先生の話に集中できているかどうかで判断できます。
ビタミン・ミネラル豊富な新鮮な野菜ジュースなどを工夫して、ためしてみてください。
「受け身の集中力」のために必要な十分な神経伝達物質は、部活の時に、外から来る情報処理に必要不可欠です。

[的をめざす集中力]について

「的をめざす集中力」を考えましょう。
この場合も神経伝達物質が必要なことは言うまでもありません。
だから「受け身の集中力」のところで述べた睡眠と栄養問題が重要であることは当然のことです。
練習を積み重ねて、自分の思ったところにトスできるとかゴールに入れるようになるためには繰り返し練習して自分の神経に刷り込ませるしかありません。

[心のバランスをとる力としての精神力]

ただ、前にも述べたように、「おまたちは精神力がない」というのは、神経には技術が刷り込まれているのに試合になるとそれが発揮できないことを指していると思われます。
この場合は、心のバランスの問題が重要です。
心のバランスは、さきほど述べた神経伝達物質(ホルモン分泌)のバランスの問題です。
試合というのは闘争状態です。
体温を上げ、脳と筋肉に血液をもってゆきます。
そのために交感神経系のアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されます。
それは、おそれや怒りのホルモンでもあります。
それをおさえるのはセロトニンです。
落ち着かせる分泌物です。
ブレーキ役のセロトニンも分泌されてバランスを維持する必要があります。
私は、セロトニンが作られるのも野菜・海草類というミネラルの摂取と関連があると推測しています。

[心のバランス力をアップする食品]

私が訳しているヨーガの先生の栄養論では、食べ物を三つの種類に分けます。
心を落ちつけて知的で澄んだ状態にするもの、心を興奮させるもの、心を鈍くするものです。
ヨーガ食べ物論の本によると「心を落ち着けて、知的で澄んだ状態にするグループの食品には、果物、多くの野菜、豆、木の実、穀物、乳製品、適量の多くのハーブやスパイスがあります。
この食事は、タンパク質、炭水化物、脂肪、すべての必須のビタミンとミネラルという広範な種類の栄養を提供します。」
「興奮させる食べ物には、コーヒー、茶などのカフェインのある飲み物、炭酸飲料、チョコレート、赤トウガラシのような辛いスパイスやいくつかの医薬品が含まれます。」とあります。
「鈍くする食品には、肉、魚、タマネギ、にんにく、卵、きのこ、アルコール、タバコ、ドラッグ、発酵して、古くなり、腐った食品が含まれます。
健康な身体と心の向上を追求している人は避けるべきです。
しかし、気候や個人の活動に応じて、たとえば、極端に寒い気候のもとでは、身体の熱を維持するために、肉や魚などが必要です。」

インドのヨーガでは心をいかに平穏にバランスを保つか追求して、このような食べ物の分類になったかと思います。
最近の科学的な研究とある程度一致しています。
また仏教の禅宗も精神集中をめざしますが、
その精進料理もまったくこのヨーガの食べ物論と共通だと思います。
心のバランスがとれていることが精神力なので、
こういうことが言えると考えています。
しかし、これら食べ物論はあくまで参考程度にしてください。
でないとご飯をつくっている親が松尾先生はなんということを教えるのだと怒られると思います。

[心のバランス力(精神力)をアップさせる瞑想]

最後になりますが、
どんな状態でも動じない心をつくってゆくためには、毎日、朝、晩、15分くらいずつ目をつぶって瞑想すれば、すなわち心をリラックスして、平安な状態にもってゆく練習を繰り返せば、一番確実に精神集中力がアップします。
すなわちホルモン、神経伝達物質の分泌バランスが回復するわけです。
ある生徒が言っていましたが、中学の時の剣道部で毎回瞑想をしていたそうです。
宮本武蔵が真剣勝負をしていた時、「殺されたら怖い」と思ったら、その雑念ゆえに負けていたでしょう。
宮本武蔵は禅寺で修業させられていましたから、瞑想による精神集中のこつをマスターしたと思います。
朝は電車の中で目をとじて心の集中度合いを観察し、夜は寝る前くらいに目をとじてリラックス練習するのです。
でも、これで心配なことは松尾先生は宗教をすすめているのではないかと思われることです。
学校の先生は、特定宗教を勧めてはいけません。
剣道部でやる瞑想が宗教でないのと同じで、私の言っているのは特定宗教ではありません。
精神集中に瞑想がよいというのは脳医学関係の啓蒙書にも書いてあることです。

[最後に、常に心を一つにする練習を]

実際には、実行できないようなことばかり書いたと思います。
食べ物論と瞑想実践の二つを書いたわけですから、
高校一年生には無理だと思います。
そこで、具体的にできる可能なプランを最後に述べます。

まず、一つのことをする時に二つのことをしないように生活のあらゆる場で心がけます。
授業を聞く時には内職しない。
心は授業と一つになる。
ごはんをたべる時には、他のことを考えず、ごはんと一つになる。
友達と語り合う時には他のことを考えずに友達と一つになる。
そのようにたえず、その時に「一つ」になる練習を積み重ねるならば、そして部活動のチームプレイの中でチームと一つなって動くこことが可能になるでしょう。
日々、心を「一つに」を心がけてください。
心が分裂している状態は、集中力のない状態、精神力の低下した状態です。
これが一番、今すぐ実行できる精神力アップの道ですね。
あとは実際に場数を踏むしかないですね。
つまり、試合の場で緊張して練習の時に出せる実力が発揮できなといった場合に、試合の場数をふむ、すなわち経験を積んでゆく中で、落ち着いて自分の実力を発揮できようになります。



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