One world,One dream (video inspired by god of star)



42 「人類社会を多様性の下に統一」してゆくことは私たち人類が紛争のない社会を形成してゆく上で避けて通ることができないテーマだ
"to unify under diversity of human society" is necessary to make up society without conflict

This paper is that "to unify under diversity of human society" is necessary to make up society without conflict.
This Issue of Mitsuki is essential to achieve a global society of eternal peace for project of Heaven and gods.
When realization of global governance mechanism is achieved, it comes that diverse ethnicity population is treated with respect equally completely

この論文は, 「人類社会を多様性の下に統一」してゆくことは私たち人類が紛争のない社会を形成してゆく上で避けて通ることができないテーマだ,です。
天と神々のプロジェクトが永遠平和の地球社会を実現していく上でこのミツキの論点は欠かすことができないテーマです。
地球規模の統治機構を実現したとき多様なエスニシティ集団が完全に対等に尊重される時代がやってきます。



(1)
ナショナリズム(国民国家主義)は依然、各地域で高揚し、
国際間の紛争の火種はまだ続いています。

20世紀は、世界の各地で植民地あるいは従属状態にある諸民族が国民国家(ネイション)を求めて戦ってきました。
世界の不公正を正す意味で、今日192の国連加盟国(バチカン市国をいれて世界に193の国家がある)が実現しているのは歴史的に大きな進歩だったと思います。

しかし、世界には多民族を擁する国家はまだたくさんあります。
21世紀も私たちは、国民国家形成を追求してゆくべきでしょうか。

もちろん、一万人しかいない民族も、1億人の民族も人間として
その諸権利が対等に尊重される世界をつくってゆかねばなりません。
そのために20世紀型の民族運動を支持すべきでしょうか。
21世紀にめざすべきは、人類社会の「多様性における統一」ではないでしょうか。

「サーカーの人類社会論」です
人類社会を多様性のもとに統一してゆく上で参考になることが書かれています。
そして22世紀には、民主的な地球惑星社会が実現するように舵をとるべきだと思うのです。

「サーカーの世界連邦政府論」です
つまり、20世紀は、独立、すなわち分離だけ考えて闘争すればよかったわけですが
21世紀は、諸民族や諸エスニック・グループが
対等にその多様性を尊重されつつ、
一つの統一された世界にいかに向かってゆくかという
統合的なアプローチや闘争が必要とされる時代だと思います。

(2)
はなゆーさんが紹介した
ダライ・ラマや独立闘争を戦ったチベットの人々がでてくる
イギリスBBCの次の映像は考える上で非常に参考になるものです。

The Shadow Circus CIA in Tibet 01
http://jp.youtube.com/watch?v=kotzmAdt3ik
The Shadow Circus CIA in Tibet 02
http://jp.youtube.com/watch?v=zgZwbI3xKNY
The Shadow Circus CIA in Tibet 03
http://jp.youtube.com/watch?v=kqCDauhlr50
The Shadow Circus CIA in Tibet 04
http://jp.youtube.com/watch?v=mAW1UIyvL1U
The Shadow Circus CIA in Tibet 05
http://jp.youtube.com/watch?v=40Hk9djwGAc
The Shadow Circus CIA in Tibet 06
http://jp.youtube.com/watch?v=XnrYOWZYPus

(3)
独立を闘うチベットの人が、
「彼ら(侵略してきた中国人)を殺すのは罪だとは感じず、
多く殺すほど嬉しかった。
動物を殺す時は祈るが、中国人を殺す時は祈りの言葉はでてこない」
と述べています。
ダライ・ラマは
「基本的に仏教徒としては意図と目標が良ければ
手段は暴力的であっても許されると考えられている」
とを発言していました。

その流れを汲み、今日も武装独立闘争に生命をかけている部分もあることは
容易に予想されます。
イスラム過激派が西洋文明対イスラムの対抗関係をクローズアップさせている ように、
チベット過激派が、オリンピックを機会に
チベット対漢人の対抗関係をクローズアップさせる作戦をしていることも 推測できます。

先日、知人から写真つきメールが転送されてきました。
それは、たくさんの中国兵がチベット僧侶の着物をかかえている写真でした。
写真の解説は、暴動で破壊活動をしているチベット僧侶は、
実は、チベット僧侶の服をきた中国兵だ。

「許せない。中国はここまでやるか」というメールがまわってきました。
チベットの人々の運動の抑圧のために中国軍が残虐なことをしていることは
容易に予想できます。
(もちろん、今日の局面で指弾されるべきは統治者として責任がある中国政府にあることはいうまでもありません)

(4)
私は、ここには、単純に国家権力対民衆の図式では解けない
エスニティやナショナリズムの問題があると思います。
ほとんどの人々が自然にもっている自分の所属するグループへの偏愛感情を基 盤にして紛争が激化します。

これまでの人類の歴史の中でどの勢力もこの問題を解決することができていません。
たとえば、アメリカはインディアンとうまくやっているではないかと
思われるかもしれませんが、
インディアンのほとんどが絶滅させられた状況の中での現在です。

また、アメリカ合衆国において黒人と白人の分離の扱いが禁止されたのは
1964年であり、それまでは南部ではバスや学校や公園、映画間で
白人の入れるところに黒人は入れませんでした。
(もともと黒人の先祖はアフリカから残虐に奴隷として
拉致強制連行された人々でした)

(キング牧師の方針は、白人と黒人の対等な関係の融合であり、
事実上、「多様性における統一」(統合)の方向であり、
黒人の分離した世界(独立した世界)をめざすものではありませんでした。)

アメリカ人は黒人も白人もアメリカ国民国家(ネイション)として
一つにまとまった意識を形成しました。
その中で黒人と白人の平等を前進させてきました。

しかし、その形成されたネイション国家への帰属意識は
9・11の報復として無実の人々が死んでも平気だという意識を生みだし、
アフガニスタンやイラク侵略を可能にしてきました。
自分たちの集合体に危害を加えたと思われる集合体に属する人々全体を
敵と設定し、人々のその報復感情がアフガニスタンやイラク戦争の
支持基盤を提供しているのです。
開戦はたしか9割の人々によって支持されていました。

そこには規模の大小はあれ、
自分が属する集合体中心思考、エスノセントリズム、・・・
が働いています。
私たちはこの意識を全人類的に克服してゆくことをめざす必要があります。
(もちろん日本においてもです)

民族、宗教、エスニシティの問題は、
中国とチベットだけの問題ではありません。
世界各地で私たちは、異なる文化、言語、宗教、風俗習慣をもつグループの対 立と紛争を目撃しています。

民族、宗教、エスニシティの相違を超えて
「人類社会を多様性の下に統一」してゆくことは
私たち人類が紛争のない調和のとれた社会を形成してゆく上で
避けて通ることができないテーマだと思います。

(3)サーカーの問題提起

「人類社会の多様性における統一」の道に導きを与えているサーカーの 「人類社会論」
の最後の「まとめ」の部分を紹介します。

今日の国民国家(ネイション)意識は、
該当地域の言語の共通性、宗教や文化的伝統の共通性、政治的神話、祖先を一にしているという意識を基盤にしています。
サーカーは、その一つ一つが合理的な説明がつかないものであり、
私たちが当然のものとして受け入れているネイション(国民国家)意識自体が、
一つである人類を分割する有害なイデオロギーである
と説いています。
それは同時に個人の心に半径を設定し、
心の中に内と外を生み出し、
知性の解放とスピリチュアリティの前進を妨げるものでもあると考えます。
互いに協力しあう人類社会の形成をめざす人類社会統一と進歩の道を進 むことを訴えています。

「以上に述べた要素にもとづいて
自分本位の人々は人間社会に裂け目を生み出そうとしますが、
知性ある人々はこれらの要素を回避しなくてはなりません。
この点で行き過ぎがあるところでは知性のある人々は
人間社会を統合しようとするべきです。
なぜなら、人間社会の分解の進行は、
個人にとっても、社会にとっても、あるいは社会のどの部分にとっても良 いことではありません。
いっそうの統一のもとで協力して人類が生活すればするほど、
人類の福利はよりいっそう大きなものになるでしょう。
ナショナリティ、言語、宗教、もしくは生活のその他の領域でのいかなる ものごとにもとづいても、
一方が他方を抑圧するようなことを許してはいけません。
人間の知性の完全な表現の道を永久に開けた状態にしておきましょう」
Human Society is One and Indivisible-3より




H.P. of socialist earth government (社会主義地球政府のH.P.)

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