無料の教育、良質の教育を求めるチリの若者の運動
Fault Lines: Chile rising
(画面の英語の訳)
チリ全学連副委員長
カミラ・バジェホ(23歳)の発言
今日、チリは、とても不平等です。
教育システムは、その不平等を強め
このシステムを強化しています。
そして不平等を生み出しています。
こを変えるのが、私たちの基本的な目標です。
これが、大きな怒りを生み出しているんです。
現在、不平等が、非常に不均衡をましていますから
教育が不平等を拡大している今、
考えなくてはなりません。
それにノーといい
私たちは、それと闘わなくてはなりません。
4分56秒
私たちは自分たちの教育のために
正当に闘わなくてはなりません。
不平等の暴力の構造的システムを
終わらせるために
そして
非行と貧困を生み出す構造を
変えなくてはなりません。
教育は、「投資」ではなく人間の「権利」である
国際人権規約学費無償化を明記した社会権規約第13条
1項 「教育についてのすべてのものの権利を認める」
2項
(b)中等教育(中学校と高校)の無償化
(c)高等教育(大学)「無償教育の漸進的な導入により、能力に応じ、すべてのものに対して均等に機会が与えられる」
教育が「権利」であることを忘れ、「受益者負担」の「投資」としてきた日本
昭和50年度
授業料 36,000円
入学金 50,000円
合計 86,000円
平成18年度
授業料 535,800円
入学金 282,000円
合計 817,800円
国立大学の学費の推移(文部科学省 国立大学法人支援課)
人間の尊厳のため教育は無料でなくてはなりません。P.R.サーカー
教育のある人とない人を区別する架空のラインをなくし、
不合理な区別を取り払うために
人間の尊厳が認められなくてはなりません。
世俗と知識と精神的知識は光や空気と
同じように無料でなくてはなりません。
流れ続ける湧き水のように社会を
活動的な状態に保たなくてはなりません。
それは各人と社会全体の限りない
インスピレーションの源泉であるべきです。
既得権を持つ人々は、意図的に
搾取された大衆を無知なままにしておこうとします。
なぜなら、それは人間の尊厳を
否定するいい言い訳になるからです。
経済の分野では、そのような
偽善的主張が際立っていて卑劣です。
これらの勉強のできる人々は、
勉強のできない人々から、
彼らの権利、人間としての尊厳、
自尊心を奪い、
自分の優越感を発達させます。
同様に先祖伝来の莫大な財産を
引き継ぎいだり、
他人を欺くことによって
莫大な富を蓄積したり、
資本の投資などで
巨額の財を貯めた富裕者は、
光や空気や水のように
この宇宙の世俗の資源や資産は、
すべての人間の共通の財産である
ことを忘れています。
財産は誰か個人の所有物ではない
ことを忘れています。
アメル・マトロゥティ(チュニジア)