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現代の人類文明はこの点において人類の歴史上最悪の文明となっています
Modern human civilization becomes worst of human civilization in this respect in human history

This article is that modern civilization which human kills animal life without scruple does not bring up thinking that human life is irreplaceable.
Modern human civilization becomes worst of human civilization in this respect in human history.
Eternal peace earth becomes possible when human has consciousness of respect for all life.

この論文は、動物の命を人間が平気で殺している現代文明は人間の命がかけがえのないと感じる思考を育てない、です。
現代の人類文明はこの点において人類の歴史上最悪の文明となっています。
人類がすべての生命の尊重の意識をもつとき永遠平和の地球が可能になります。



1)
「菜食のススメ」http://jazzmens.net/vegetarian/index.html
というページの中に
牛の作文1http://jazzmens.net/vegetarian/talk1.htm
があります。

牛の作文(1)
こんにちわ。
私はもと、牛だったのです。
日本のある牧場で生まれました。
産まれて5日目のこと、
かあさんと一緒にいた場所から遠く離れた
暗い木の檻の中へ移されて、もうかあさんの乳は飲めなくなりました。

(略)

わたしには弟がいたのですが、
産まれて1週間でいなくなりました。
おとこのこは、仔牛のうちに殺されるそうです。

そのうちかあさんも、いなくなりました。
乳が出にくくなったのです。
まだ3歳でした。
母さんが殺されて、何の用途に使われたのかはわかりませんが、
ここにいるほかの牛たちも、いずれ殺されるんだということが
なんとなく、雰囲気でつかめました。
そういう運命なんだようです。
そしていずれわたしも殺されるようなんです。
お願い!たすけて。死にたくない。

(略)

いよいよ、わたしにその日がきました。
あの、血のにおいのする小屋へ行くことになりました。
覚悟は、全然できていませんでした。
ただ、ただ、悲しかった。
目から涙があふれ、
この世に思い残すことがいっぱいです。
死にたくない!
私は、まだ若いのです。
お願い!だれか助けて!!
納得のいかないまま、小屋に入りました。
初めて見る小屋の中には
いろんな機械がいっぱい置いてありました。
片足を鉄の輪で固定され、
逆さ釣りにされました。
痛い!ものすごく痛い!!
想像できますか?この痛み!!
体重が一本の足首にかかり、骨が脱臼し激痛が走ります。
この人間達は、これから殺す動物に慈悲の心はありません。
最後まで鬼のようなこの人間たち!
恐怖と恨みで涙がいっぱいになりました。
首のあたりにナイフを入れられて
血がだんだんと下に落ちていく。
数時間のうちに私のからだはばらばらに解体されていきました。
私は死にました。

2)
P.R.サーカーは、このような残虐行為をすぐ止めるべきだと次のように述べています。
「すべての創造物の福利well-being を確保するためのネオ・ヒューマニストの政策は、
第一に人類に奉仕し、
次に動物に奉仕し、
次に植物に、
その次に生命無きものに奉仕すべきです。

人類は、動物王国の創造物を殺すべきではありません。
(略)
人類は、生命のより高い形態に対する尊敬から牛を殺すことを止めるべきです。
バッファローや山羊の屠殺も、同じ理由からすぐに止めるべきです」

宗教的生贄の儀式の偽善を批判して、山羊の心を描きながら次のように述べています。

「私の生命が私にとって大切なのと同じように山羊の生命も山羊にとって重要なのです。
宗教儀式の時に、多くの罪のない羊が殺され、神々の生贄として捧げられます。
残りの山羊は、葉の上でそれを見ながら恐怖にさらされます。
彼らはやがて同じ運命となることを知っています。

あなたが同じ状態に置かれて、
悪魔に殺されようとしているところを想像して下さい。
他の何人かといっしょにあなたは、
数人の悪魔に捕まりました。
それから、あなたは米と豆を餌として与えられ、
悪魔があなた方全員を順番に屠殺し始めます。

あなたが殺されるのを待っている間のあなたの心におきる恐ろしい反応と
同じ反応をつかまっている山羊は体験させられているのです。
もし、この行いの残酷さを分かっていても、
それでも宗教的生贄として罪のない山羊を殺したいのなら、
痛ましいことですが、何も彼らに言うことはありません」

ここでは宗教的生贄のために殺される山羊についてですが、
肉食のために殺される牛も同じ気持だと思います。

テレビ番組でおいしそうにビフテキを食べている出演者をみながら、
なんて、現在の文明は残酷なんだろうか。
ローマ帝国で奴隷同士を殺させて楽しんでいたローマの市民の行いを現在の私たちは残酷だと感じます。
あと1000年先には多数の人々が、自分たちの楽しみのために、たくさんの牛を殺す文明を
「昔は残酷な文明だったなあ」と思う日が来るのでしょうか。

3)
サーカーは、「生命の尊厳について」講演をおこなったえらいと尊敬されている人が
講演会の後、みんなでビフテキを食べる欺瞞、偽善を批判していました。
そうした偽善はインド以上に日本ではとても多いのではないでしょうか。

4)
私は手元に、小学生に牛を殺すところを見させて
「命について」考えさせた教育実践の記録をもっています。
みなさんは、これをどのように考えられるでしょうか。

「動物を通じて『命』を考える」の一部です。

南港に食肉下ろし上市場があり、そこに牛や豚が運ばれて、屠殺され、食肉としてスーパーに運ばれます。
「牛をノッキング処理で気絶させ、その後、皮をはぎ、肉にする作業を説明してゆく中で、
今まで使っていた「殺す」という表現ではなく、工場の人たちが「わる」という表現で進めてゆくことを確認した。
学習の中で、ノッキングや内蔵処理のところに、ざんこく、気持悪いと書き込んでいる児童も見られた。・・・・
牛や豚が肉となってゆく工程と 私たちが日々肉を食べている、命をいただいていると事実とがつながっていない子どもが多いことがよくわかった。
・・・(略)・・・

子どもの感想
・最初は、牛やぶたの命をとるのはわるいと思ったけど、話をきいているうちにそうは思わなくなりました。
・最初は、かわいそうとおもってたのに、ほこりに思える仕事だった。
・最初は、牛を殺して平気なのかとおもってたけど、この仕事をしてくれる人がいなくなると
僕らは肉を食べれないから、ありがとうという気持
・自分はおいしく食べてるだけだったけど、ノッキングとかたいへんそう。すごいなー
・自分たちの身体をつくるために、牛やぶたが肉になってくれている。それで成長していく。生きる」

次に内蔵の肉を食べる実践があり、さらに子どもの感想です。

「・私は牛や豚は、どんな形になっても命はあると思う。・・・料理された牛や豚が命のある生き物の中に入ったら その命は食べたものの中に受け継がれてゆくと思う。
・自分の命は、いろんな生き物に生かされているんだと思った。食べたと時、ちょっとせつなかった。
・牛の命をぜんぶもらっているかんじ
・いつも普通にたべていたものを、なんかありがたく感じた」

実践記録の最後の行は
「また、この取り組みは、『部落問題学習』などさまざまな方向へ発展させていけるものでもあると思う。6年の歴史学習とも関連させるなどの工夫について今後考えてゆきたい」
(2005年度、住之江区「にんげん」実践報告から
 平成18年度、研究紀要(住之江支部教員研究発表要項)大阪市立〇〇〇小学校より)
※「にんげん実践」報告とは、大阪市の教育委員会が指導する同和教育(解放教育、人権教育)のことです。

みなさんは、どう考えられるでしょうか。
この屠殺見学を率いた教師たちの問題意識を、好意的に受け止めれば、
江戸時代に被差別部落の人々が仏教で賤視される屠殺に携わっていた背景があり
現在、屠殺に携わる労働者の人々を蔑視しない心をつくろう
さらに無意識に食べている肉は実は、尊い命を奪われているんだということを気付かす
ことにあると思います。

しかし、牛や豚が殺されてるのを見学して、逆に人間(自分たち)のために、動物(他者)の命が利用されて当然なんだという意識が発達しているように私は思うのです。
私は、すべての命が尊いという心を育てる逆に進んでいる教育実践だと思うのです。

自分たちのために他者を利用することをサーカーは、exploitation(搾取、利用)といいます。
人類に搾取なき世界をめざしなさいと呼びかけます。

5)
真に搾取なき社会をめざそうとするならば、
動物界に対する残虐行為をやめなさいとサーカーは教えます。
動物界に対する残虐行為を認めながら、
ヒューマニズムを説いても、
それは偽ヒューマニズムなんだと。

「現在、動物に対してなされているその種の迫害が、
同じやり方で、ある社会集団によって他の社会集団に対してなされています。
なぜなら、他のものを苦しめる傾向 (サディスト的傾向)が、搾取者の血の中で優勢だからです。
彼らはこの病を免れることができません。
彼らは単に高い理想を口にするだけなのです。
こういうわけで、これはヒューマニスティックな戦略ですらなく、すべて偽ヒューマニスト戦略なのです」
(Liberation of Intellect)
なお、サーカーは、ジャイナ教のように虫も殺さぬ100%の無殺傷を主張しているわけではありません。




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