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哲学的唯物論はスピリチュアリティを含む
philosophical materialism includes spirituality

This article is that philosophical materialism includes spirituality.
Spirituality means that ectoplasm of human closes quality of ectoplasm of god.
Gods of heaven downed dialectical materialism to Marx in order to lead to eternal life by leading ectoplasm to quality of true gods in base of universe.

この論文は、哲学的唯物論はスピリチュアリティを含むです。
スピリチュアリティとは人間の思念体が神の思念体の質に近づくことです。
天の神々は、宇宙根底の真の神の思念体の質に導いて永遠の命に導くためにマルクスに弁証法的唯物論をおろしました。



1)
哲学的唯物論と物質主義は、同じ英単語materialismの訳語です。
私は哲学的唯物論と物質主義は、同じmaterialismとして同列に批判すべきではないと考えています。
両者を混同して批判しているスピリチュアリストがほとんどであることはなげかわしいと思っています。
私は哲学的唯物論をスピリチュアリストはその論の中に含むべきだと考えています。
その時、スピリチュアル社会主義の理論は現実に根ざしたものとして展開をしてゆくと考えています。

2)
哲学的唯物論の物質概念は、「物質とは意識以外の客観的実在」(レーニン)です。
したがって、materialism(物質主義)の物質概念とまったく異なります。
そして、人間の意識は、意識の外に客観的に実在する世界(物質)の自己展開の中で成立したと唯物論哲学は考えます。
この見方は人間存在の基底に生命の発生する前の「物質圏」をおきます。

3)
これは、1990年代からのケン・ウィルバーの見地と共通します。
ケン・ウィルバーという人は、最初ころの論はまったく唯物論を含みませんでした。
しかし、1990年代の著作である『進化の構造1』を読むと、
物質圏⇒生物圏⇒心(言語)圏⇒スピリット圏という構造になっています。
後者は前者を含んでいます。
前者が消えるとそれ以後は消えます。
後者が消えても前者は残ります。
物質圏が消えると生物圏、心圏などは成立しません。
ケン・ウィルバーは、アメリカの主導する世界グローバル経済の諸矛盾に目をつむっています。
歴史を矛盾の中で展開するダイナミクスなものとはみていません。
私は、そうした彼のスタンスには賛同できません。
しかし、そうした弱点がありながらも、
物質圏⇒生物圏⇒心(言語)圏⇒
という彼の弁証法(ホロン)的発達の「進化の構造」は、物質が生物に変容(超越)し、さらに人間に変容(超越)したという唯物論にほかなりません。
それは、事実上、弁証法的唯物論にほかなりません。
唯物論を非難するケン・ウィルバーは事実上、哲学的唯物論を説いているのです。
(もちろん、この場合の弁証法的唯物論とは、ソ連の国定教科書だった弁証法的唯物論という意味ではありません。弁証法と唯物論をその理論体系の内部に「含んで」いるということです)

4)
唯物論者の側からの興味深い展開があります。
立命館大学の藤岡惇氏は、経済学者ですが、
基礎経済科学研究所の『経済科学通信』2006年6月、No110号に
「『人間発達の経済学』をどう発達させるか。-唯物論的アニミズム(=弁証法)の世界観のうえで」
という論文を掲載されておられます。
「物質」宇宙が人間を生み出したという唯物論的見地を堅持しながら重要な問題提起をいくつか提起されています。
〇 「生命が私という形をとってあらわれているのか、私が生命を所有しているのか」
〇 人間の発達とは、「自己の範囲の拡大」すなわち自己中心の自己から家族やコミニュニティ、そして民族や国家、人類や動植物、地球市民から宇宙市民へと発達する視点からみてゆくべきだと論じられています。
〇 これは、ウィルバーが「意識の深化」と位置づけ、サーカーが「スピリチュアリティ」と呼ぶ考えです。
〇 藤岡惇氏の論はスピリチュアリティを唯物論の立場から「含んで」ゆく試みにほかなりません。
〇 藤岡惇氏の論文には他にもスピリチュアリストがテーマとする論点が多々でてきますが、ここではこれだけ紹介するにとどめます。

5)まとめ
興味深いことは、一方で、反唯物論の立場のスピリチュアリストのアメリカのケン・ウィルバーが、事実上、唯物論をその理論の内部に含みつつあること。
他方、ケン・ウィルバーの対極に位置している唯物論経済学者の藤岡惇氏が、唯物論哲学の展開の中で、ケン・ウィルバーと同様の人間発達のスピリチュアルな観点を「含み」つつあることです。
この両者のこれからどういう思想展開をしてゆくのか興味あるところです。





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