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社会サイクル前進にむけた組織化のために
about need for organization of preparation for revolution

1) Tさんは、
「組織化されてはじめて、従属状態から脱却することが可能になるのです」とおっしゃっています。
インドの聖者サーカーも社会サイクル論の立場からシュードラ(労働者)革命に向けて人々を組織せよと言います。
 「今日私は、理性的で、スピリチュアルで、道徳的なすべての闘う人々に対して
早急にサドヴィプラ社会を築くことを心から求めます。
サドヴィプラは、すべての国のために、すべての人類の包括的な解放のために働かなくてはなりません。
(中略)新しい世界の新しい日の出に向かって、新しい時代の新しい人類を目覚めさせましょう」(Shudra Revolution and Sadvipra Society)

ここで言うサドヴィプラとは、この市民社会フォーラムに投稿されている
みなさんのように一銭の得にもならなくても、
人々の福利のために活動することを
自分の人生と重ねているような人々のことだとひとまずご理解ください。
そういう人の永続的な集まりをつくるべきだというのです。

そして一つの社会サイクルの末期になると、一方に富が集中しすぎて、他方で大衆が生活必需品にすら窮する状況に陥るゆえに、シュードラの自暴自棄的な反乱が生じます。
この無謀な反抗は、社会を悪化させるだけで、何ら建設的ではありません。
だから、サーカーは、革命的労働者はシュードラ(労働者)革命成功のために
周到な準備をすべきだといいます。
その準備の一つとして全国の市町村のすみずみまで組織したしっかりとした革命組織をつくりあげなさいと言います。
以下、サーカーの文章です。
 「革命を行なうためには多様で多面的な組織が必要です。
組織の責任は、政府のそれと同じです。
革命組織は国家レベルから村のレベルまで運営されなくてはなりません。
地方の活動家や調整者は、構造のあらゆるレベルに結びついています。
革命のすべての活動は最高の組織体によって指導されます」(Shudra Revolution and Sadvipra Society)
 ここでは、中央から地方の村々まで張りめぐらされた革命組織を作りなさいといっています。

2)
この点で、サーカーは、Tさんの指摘と同じことを言っていますね。
しかし、私は、サーカーとTさん(グラムシ)を「含んで超える」提起を行いたいと思います。

組織化について私たちは、二つの課題があると思います。
一つは、自分の属する党派、グループなどをひろげて、人々を組織してゆくことです。
私の場合ですと、資本主義を超えて民主主義経済をめざす人々を組織してゆく。
(数名しか今のところいませんが(*_*))
もう一つは、市民社会フォーラム運動という諸党派、諸グループが連帯交流する組織を強化することです。
(社会フォーラム運動は、「代表者は存在しない、決定を行わない」組織であり、認識を深め、情報を共有し、一致したグループ同士がいっしょに連帯と活動を広げてゆくという場です)

前者は、バラバラにアトム化した個人を組織することです。
後者は、バラバラに分裂している諸グループを組織することです。

つまり、私は、前者の必要性に加えて、後者の必要性があることを
組織化の課題として提起したいのです。

この二つの組織化を追求するしか、私たちに勝利の道はないと思います。

(したがって、私は、このメールリストの世話人の諸グループ、諸党派の交流の場づくりへの献身を高く評価しております。ご苦労さまです。
全国に市民社会フォーラム実行委員会が組織的に広がることを期待しています)

3)Tさんは、次のように書いています。
「丸山真男は、歴史上のあらゆる思想家は『愚民思想』である、と述べました。個々バラバラの『マス』を信用することなど出来ないわけです。この意味での『愚民思想』であるわけです」

サーカーも、まったくそのように見ています。
以下『サーカーの思想1、進歩的活用理論(プラウト) 資本主義とナショナリズムを超えて』ナチュラルスピリット から引用します。
私もあたってるなあと感心した部分です。

「シュードラの心の持ち主は自分たちの抱えている問題を理解できません。
彼らは問題解決を夢見る勇気さえ持ちません。
労働者の指導者がどれほどうまく問題を説明しても、いかに熱心に闘争の必要性を説いてもシュードラの心には届かないでしょう。
彼らは自分の時間を食べたり飲んだり酔っぱらったりすることに費やしているからです。(中略)上司が賃金を上げても、彼らはその分を自分の耽溺しているものに使ってしまうので生活水準は上がらないでしょう。
そのような人々はシュードラ革命を起こさないし、起こすこともできないと私がいっているのはこういうことからです。
革命を起こしたいと思っている人がそのような人々を頼りにするのは望ましくないばかりか愚かです。
シュードラの鈍的・停滞的性質が運動を妨げ、彼らの臆病が事前に革命の火を消してしまいます」(Shudra Revolution and Sadvipra Society)

レオニードさんは、次のように今日の労働者について指摘しておられます。
「彼らは車輪が地面に接した瞬間に価値が25%失われる自動車や、
1回ボールを売ったら価値が75%失われるゴルフクラブのほうに
もっと興味があるようです。」
このメンタリティは、シュードラ・メンタリティですね。

その背景は、ヴァイシャ(財)が金でコントロールしているからだと次のように指摘しています。
「一般の人々は、自分たちのために努力している偉大な人々を理解できません。
もし理解したとしても支持しようとはしません。
人々の神経、勇気、労働をヴァイシャが金で買っているからです」(The Vaesha Age)

シュードラのマインドは、物的世俗的な波動に影響を受けますから
ヴァイシャ(財)の蓄財の価値観に容易に共鳴してしまいます。
ですから、この市民社会フォーラムに参加されている献身的な人々が、
なかなか支持を広げるのが困難な理由はそこにあると思います。

しかし、サーカーは、くじけずにシュードラの意識を高めてゆく活動をがんばってゆきなさいと次のように述べています。
「ヴァイシャ(資本家)の非人間的な貪欲さからシュードラを守るために、
シュードラの意識を高めなくはなりません。 

ただし、次のようにつけ加えています。
(シュードラ革命の前夜には、すべての非ヴァイシャ階級が
自分たちがシュードラのレベルに落とされていることに気づきます。
しかし率直に言ってシュードラの意識を高めることは可能なのでしょうか。
シュードラを動かせる人々、すなわち一時的に革命に向けて彼らをまとめていく人々はクシャトリアです。
シュードラは、すべきことを機械的に実行するだけです)(The Ksharriya Age)

ただし、サーカーは、シュードラを「愚民」として軽蔑しているのではありません。
そのリアリティを見ているのであって、すべての人を聖なるあらわれとみて大切にします。


This article is about need for organization of preparation for revolution.
Revolution means creating society which is higher order of human relations.
To create organization of quality of human relation beyond current human relations become quality of human relation next society.
You can realize society based on providence by making revolutionary organization based in providence by revolution.




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