Once Again Autumn - Stive Morgan (video inspired by god of star)


5 この論文は,宇宙が非顕在の神の思念体と顕在の時空の対立の統一からなるという真理に肉薄しています
This artlcle close to truth that existence consists of unity of conflict between ectoplasm of god of non-presence and space-time of presence.

This artlcle close to truth that existence consists of unity of conflict between ectoplasm of god of non-presence and space-time of presence.
Because of ectoplasm of god overlapping on space-time, scientific observation of human beings see only presence side.
Actually ectoplasm of god of non-presence side is holon structure also.

この論文は,宇宙が非顕在の神の思念体と顕在の時空の対立の統一からなるという真理に肉薄しています。
神の思念体は時空に重なっているゆえに人間の科学的観察結果からはホロン構造は顕在側だけが見えるのです。
実際には非顕在の神の思念体の側もホロン構造になっているのです。



1月25日の赤旗日曜版に
ノーベル賞物理学賞を受賞した益川敏英氏と不破哲三氏の対談が載っていました。
不破哲三氏は、湯川秀樹のノーベル物理学賞での素粒子論にひかれて
大学の物理学科に入学したんだそうです。
私は小林・益川理論など物理学理論そのものはさっぱり理解する能力がありませんが、
そこで語られている世界観の枠組みに関心があります。
不破氏も益川氏も、理論物理学の坂田晶一から影響を受けたとあります。
坂田晶一は、
「20世紀の初頭、物理学がたいへんな危機に陥った時、
その解決の方向を示したのは、
レーニンだけだったが、世界の物理学界には、
レーニンのその文章(唯物論と経験批判論)を読んだものはいなかった」
とあり、『唯物論と経験批判論』を読んだばかりの時期だった不破氏は
感銘を受けたとあります。

そして益川氏も、坂田先生の本に紹介してあったエンゲルスの『自然弁証法』が
人生を変える一冊となり、坂田先生のもとで研究を発展させていかれます。
不破氏は、今回の益川氏のノーベル賞受賞に
「物質の階層研究の歴史が輝きます」と祝電を打ったのだそうです。
そこで私の述べたいのは、この階層制の論点です。
実は、私たちの会が研究してきたケン・ウィルバーは、
徹底した階層制をモデルとした
世界観を提起しています。
物質世界についてもケン・ウィルバーは、
分子の下位階層が原子であり、原子の下位階層が素粒子であり
さらに科学の発達の中で無限に下位階層が発見されるだろうと
述べていました。

実は、この物質世界の階層制の考えは、
不破哲三氏によると
最初は坂田晶一の
1955年の「坂田モデル」だっただろうとあります。
それを受けて益川・小林理論が登場したのです。

「不破・・・
物質とは何か、という問題にたいし、坂田さんは
物質には「無限の階層」があるという考え方を一貫して提起していました。
原子、原子核、素粒子は、物質のそういう「階層」の一段階で
その奥にはさらに深い「階層」がある、という考え方で
1955年の坂田モデルは、この考え方に立って
素粒子の奥の「階層」を探求しようとした世界でも
最初の提唱であったと思います。
・・益川さんたちの研究は・・・
いわば、坂田さんの提起を受け、
この世界の全体像を明らかにしものでしたね」

ウィルバーは
この階層制を極大、極小に至るまでそれぞれの実体をホロンと名付け
「含んで超える」ホロン階層(ホラーキー階層)になっていることを論じます。
そして物理世界のみならず、生命世界も、あるいは個体の心の内部も
集合体の集合心理ともいうべき文化・コミュニケーションなどの
「間主観的世界」もまたホロン階層の階層構造になっていることを
『進化の構造1』の著書で論じています。
この物的世界を無限の階層構造として見る観点からすると
ケン・ウィルバーと不破哲三と益川敏英氏は、同じ立場に立ちます。

それに対して、私は、アーヴィン・ラズロの本によって
素粒子のレベルからさらなる下位階層は、
量子真空、すなわち真空だと理解しました。
真空はエネルギー生成場であり、
そのエネルギーが形をとった最初のあらわれが
素粒子レベルだと理解しました。

アーヴィン・ラズロによれば
素粒子レベルよりさらに精妙なレベルは
叡知の海であり、いわば時空を超える真空の知の海であり
イデア=abstructのレベルの精妙なる階層に突入してゆきます。

P.R.サーカーの理論もラズロと同じく、無限の階層制からなりますが
真空は、実際は無ではなく、大宇宙のイデア=abstructが充満しており
物的レベルの観測装置では観測できない精妙な階層に突入します。
だから、サーカーは、さらなる研究の発展のために
物理実験室での研究とともに
直観科学のやり方を併用しなさいと述べていました。
直観科学では、瞑想によって形成される
精妙な心が物質科学の実験道具にあたるものになります。

結論として言いたいのは
この宇宙の階層制をどう見るかです。

一方に
益川=不破=ウィルバーの
物質宇宙の極大から微細に至る無限の階層制の見方があり

他方に
アーヴィン・ラズロやサーカーなど
物質宇宙の階層制は、微細に至ると
ゼロ(真空)の時点でイデア(観念abstuct)の階層制に
突入すると考えます。

この論点が、これからどのように展開していくか
私は関心をもっています。

同様のテーマで、かなり以前に書いた文章です。「真空と心」
http://www12.ocn.ne.jp/~kitsumi/member/mitsuki/shinkuutokokoro.htm
http://www12.ocn.ne.jp/~kitsumi/member/rightmem.htm
http://www12.ocn.ne.jp/~kitsumi/shiminshakaiforum/mokuji.html











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