Land Law Co-ownership 2 - Trust - Part 1 (video inspired by god of star)



12 すべての富の究極の所有権は大宇宙の創造者にのみある
ultimate ownership of all wealth is only to creator of universe

This article is that ultimate ownership of all wealth is only to creator of universe.
Idea of capitalist private property is idea contrary to truth of universe.
Idea of co-ownership make society along cosmic truth.

この論文は,すべての富の究極の所有権は大宇宙の創造者にのみある,です。
資本主義の私的所有の考えは宇宙の真理に反した考えです。
協同所有の考えが宇宙の真実にそった人間社会をつくります。



日々のニュースは、私たちが資本主義文明の末期、
カオス・ポイントに接近しつつあることを教えてくれます。(1)

資本主義は、私的所有を「神聖不可侵」として発展してきました。
ウィクペディアの記事によると
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%80%E6%9C%89%E6%A8%A9
「20世紀に入ると所有権の絶対性による矛盾が表面化し、その是正が図られた」
として1919年のワイマール憲法の「所有権は義務を伴う」
日本国憲法の、「公共の福祉」(日本国憲法29条2項等)を紹介してあります。
そして
現在では、公衆衛生や消防などの警察的な制限だけでなく、
都市計画や環境保全の分野など、
行政法によって多くの制限が加えられている」
とあります。

私たちは、所有権についてどのように考えればよいのでしょう。(2)

現在、一方で「持てるもの」、他方で「持たざるもの」という
資本主義のもたらす最悪の特徴が前面に出つつあります。
Nさんの投稿で
「役員報酬1億2200万円 トヨタ 株主総会で
17%増決定(東京新聞)」が紹介されました。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2008062402000240.html
それに対して派遣会社からのトヨタの期間従業員は
http://kikankou-no-okite.net/kikankou_kouza/post_25.html
年間120万円から190万円です。
200万円と計算して、
61倍の差になります。
このような差が許されていいものでしょうか。
株主総会が役員の報酬を増額したということは
会社の所有者である株主が、会社幹部の給与の決定権をもっている
ということでしょうか。

「民主主義経済宣言」
http://www12.ocn.ne.jp/~kitsumi/shiminshakaiforum/91minshushugikeizaisengen.html
に紹介しているサーカーが提起している「プラウトの五つの原理」
のひとつ目は
「いかなる人間も、集合体による明確な了解と承認なしに
物的資産wealthを蓄積することを許されるべきではない」
です。
「これは私たちの惑星の物質的資産には限りがあることを認識しています。・・・
財産と土地所有だけでなく、給料と相続財産にも上限が設定されなくてはなりません。
この原則は、宇宙的相続Cosmic Inheritenceのコンセプトにもとづいています。」
と解説をつけています。
労働者の61倍の給与を得て平気な会社幹部の心性
またそれを決定する株主の心性は
「人間のダルマ(あるべき姿)」からはずれていると
私は思うのです。

(3)
ニューヨーク州立大学のアーヴィン・ラズロ教授が
最新の科学研究にもとづいて
量子真空からこの宇宙のすべてが生じていると
論じていることです。を紹介しました。

科学が、一なる時空を超える量子真空
(Aフィールド=ラズロが提起する第五の場)が、
物質宇宙、生命世界、人間世界が、
そこから生じ、生じつつある永遠の場であることを
明らかにしつつあるとするならば

そこから生まれる世界観は、ラズロの言及する範囲を超えて、
人びとの意識に影響し及ぼしはじめると思います。
物質宇宙、生命世界、人間世界の天地万物が
みな兄弟(宇宙家族)という意識が、
人びとの意識の先端部分で生じてきます。

それは、この宇宙の資産すべてが
この宇宙家族のメンバーの共有財産だという意識になります。
http://raaq.jp/universaljapan/?p=119
(もちろん、私は100%間違っている人もいないが、
逆に「100%正しい人もいない」というスタンスなので
当然、ラズロ教授の説の他の部分に全部賛成
というわけではありません)

(4)
サーカーは、
この宇宙のすべての資産は、
宇宙家族メンバーの共有財産であり
人びとは自分の与えられた仕事する場所で、
天地万物を含め、人間の福利のために
その資産の世話係として
最大限に有効活用してゆくべきだ
と考えていると私は解釈しています。
インドの大地主と小作人の関係について
大地主が所有者であるべきでも、
逆に、耕作するものが土地を所有すべきだという
人民所有権の立場にもたって論じていませんでした。
そして、順次、協同組合化をしてゆきなさいと
その進め方を具体的に説明していました。

その考えでゆくと
トヨタ株主や会社幹部が所有者であるべきではありません。
逆にその会社で働く労働者所有にすべきでもありません。
そう認識した上で、協同組合化、
あるいは民主主義的組織化と民主主義経営に前進させる
ことをめざすべきだと思います。
すなわち「持てるもの」と「持たざるもの」
の両者を「含んで超えた」ところに
真の所有権を設定するのです。

以下にサーカーの言葉を
付録につけおきますので
関心がある人はご覧ください。


(参考資料1)
サーカーの言葉「私たちは、その形を変え、
化学的な合成、物理的な混合ができるだけです。
・・・
基本的な要素は人間が創り出すことはできません。
それゆえ、所有権は大宇宙実体にあり、
個人にはありません。
私たちは、ただこれらの要素を使うことができるだけです。
 万物の領域universal arena.では 限りない相対性の外観があります。
それゆえ、相続についてのどの政府の命令も法律も
完全なものとして扱うことはできません。
なぜなら、それは相対性の中に組み込まれているからです。
・・・・
もし、私たちが、大宇宙の相続財産の合理的原則を受け入れるならば、
外国人とそこの住民の土地という問題は生じません。
すべての天地万物は私たちの世襲の財産です。
そして私たちは大宇宙の社会のメンバーです。
私たちは、自分の好きなどこへでもあらゆるところに移住し、
定着する自由があります。
・・・・・土地の所有権は、借地人にもなければ、
ザミンダール(地主)にもありません。
所有権は、骨折って働く人民にあるという間違った非論理的な宣伝は、
紛争と混沌をもたらすだけです。
大宇宙の相続財産という原則を受け入れるならば、
私たちは能力の及ぶかぎりすべての資源を活用すべきです。
 ザミンダール(地主)は、
土地の社会化に対して補償を与えられるべきではありません。
もし、所有者が、未亡人、老人、未成年者であるなら、
彼らに給付が与えられるべきです。
そして失業している青年には仕事が提供されるべきです。
これが合理的なことです。
生活のために他に資産のない小ザミンダールには給付が与えられるべきです。
原則として補償システムは受け入れることはできません。
(DISCOURSES ON PROUTより)

資料(2)
ロン・ロガンという人が
「ニュールネッサンス」というサーカー系の団体と
思われる雑誌に寄稿しているをずっと以前に
訳した部分があったので紹介させてもらいます。
彼は、イギリスの経済学者シューマッハについて論じた後、
次のように述べていました。
新しい経済的価値が人気を獲得しはじめています。
すなわち集中排除(分権decentralism),
資源の世話(stewardship of resources),
ビジネスの協同組合所有( cooperative ownership of businesses)
,経済民主主義 、(economic democracy)、
技術の適切さ(appropriateness of technology)・・・
それらは、「すべての生命が問題とされるかのような経済学」の出現を意味して
います。

P. R.サルカール Sarkarは、
彼の進歩的活用理論(Progressive Utilization Theory Prout)
において, Shumacherと感情を共有しています。
サルカールは、
「他の問題と同じように、経済学の諸問題にも唯一の解決があります。
人類に対する純粋の愛です」と述べています。
サルカールの社会哲学全体が、天地万物の福利universal welfareに関する同情
心から生じています。
この普遍主義的なuniversalisticな感情は
生命についての彼の精神性の見方に根ざしています。

サルカールの精神性は、20世紀後半の人類の急を要する実際的な諸問題から
距離をおいている神秘主義ではありません。
むしろ、彼は、精神性の知識の達成が、
搾取と抑圧から自由な社会においてもっともよく実現できることを認めていま す。
プラウト経済学が依拠している根本理解は、
宇宙の相続財産Cosmic Inheritanceの原則です。
この原則は、天地万物のすべての資源は、
すべての存在物のために作られ、
これらの資源の利用権(アクセス)は
すべてのものの生得の権利であると主張します。
人類が太陽の光を作ったのではありません。
太陽の光は、私たちに使用できるエネルギー、私たちを育む草木を提供します。
そして私たちが、溶かして道具や建物を作るための鉱物を作ったわけでもあり ません。
せいぜい、有用な原材料を抽出し、加工し、  変形するための労働をしたにすぎません。
私たちは自分たちの使う資源のもともとの創造者ではありませんから、
私たちはこの富の個人的所有権を主張することはできません。

すべての富の究極の所有権は、大宇宙の創造者にのみあります。
この理解は、それぞれの人物が自分の適切な取り分share への権利を持ってお り、
私たちが協同の精神で、共有の相続財産を活用すべきことの承認に導きます。









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