3子供の発達段階にそって現実を理想に向けて変革する力が育てられるべきである
ability to change reality to ideal should be raised along developmental stage of children 

This article is that ability to change reality to ideal should be raised along developmental stage of children.
This raise soul level by leading life of high VO activities and to eternal life.

この論文は、子供の発達段階にそって現実を理想に向けて変革する力が育てられるべきである、です。
これは高いVO活動の人生に導くことによって魂レベルをあげ、永遠の生命に導く人生にします。



子どもの心の発達に添って与えることの必要性 
  しっかり理想主義と普遍主義の心を育てた上に現実主義を

(ここで言及するアニメ作品はどれもすばらしいものであり
その価値に優劣述べた議論でありません。
教育的に与えてゆく順番について提起したものです。
また被爆者の方が小学生などに体験を語ったりしている
貴重な活動を否定するものではありません)


(1)
投稿されているお話の前後の文脈とは別の話ですが
「漫画やアニメの「火垂るの墓」や「はだしのゲン」を
うちの小学生には見せたくないと
平和学集会でお母さんたちが
おっしゃっていたのは10年前のことでした。」
とあります。

この世の真理は、すべて「時、場所、人」に応じており
時、場所、人が異なると変化してきます。
私の子も、たしか小学生の時に「ほたるの墓」を
見せましたが、二度と見ようとはしませんでした。
宮崎アニメは何度もみました。

子どもによっても発達の仕方は様々ですから
いちがいには言えませんが
教育的に見たら、いつごろそうした情報を
どう与えるのが適切なのか
という論点は重要だと思います。

(2) 進歩的社会主義(プラウト)を創始したP.R.サーカーは、
小学校低学年の発達段階の子どもを念頭においた
児童文学への言及の中で
現実の厳しさは描かれるべきだはないと次のように言っています。

①幼児期、低学年
「子供の心は、遠くのものに対する渇望、
未知のものを知ることへの熱望を持っています。
神秘的な土地のイメージと色彩豊かな妖精のお話を描くことで
それを満足させなくてはなりません。
現実性と自然さはここではそれほど重要ではありません。
より重要なことは、子供の心を喜びの流れの中で
そして単純なやさしい方法で子供がこの世に精通するように導くことです。
現実の厳しさは描かれるべきではありません。
子供は、現実の厳しさについて読んだり聞いたりすることを望みません。・・・」

Ponyo 崖の上のポニョ予告   (video inspired by god of star)



②高学年

そして小学校高学年で人格形成につながるような理想を見いだせるようにすることを述べています。
「少し年長の子どもに対しては、すなわち十代前半の少年少女ですが、
こっけいさや風刺があってこそうまくゆきます。
その中で子供たちは彼らの人格形成に役立つ理想を見いだすことができます。」

遊びと物語を通じて普遍主義(ユニヴァーサリズム)を身につけさせなさいと言います。

「子供たちは、自然に遊びに向かう傾向を持っています。
したがって遊びを通じて知識への渇望を目覚めさせるべきでしょう。
子供は遊びを通じて教育されるべきです。
また子供たちは自然にファンタジーや物語に耳を傾けるものです。
物語を通じて子供たちは容易に様々の国々の歴史と地理を学ぶことができます。
そしてそれによって人生でいかに普遍主義(ユニヴァーサリズム)を
実行するかの教訓を最初に学ぶことになります。
ほとんどの子供たちが遊びと物語が好きです。
そこでこの二つは等しく活用されるべきです。」

 【フルート】めぐる季節[風の丘](魔女の宅急便) (video inspired by god of star)



③中学生

次に中学生の時期だと思いますが、
そこでは理想主義を重視せよと
次のようにあります。

「未来の夢は、青年期の心に最初に結晶します。
そこで青年期は、狭い心にとらわれることなく、
理想主義の手段を通じて教えられるべきです。」

  Nausicaa trailer (Best trailer ever)  (video inspired by god of star)



④高校生


次に高校生の時期です。
この時期は、理想主義に現実主義をブレンドせよといっています。

「けれども後期青年期 は、幾分か現実主義に傾いています。
そこで彼らの場合、純粋な理想主義では不十分です。
そのような若い大人を教育するためには
理想主義とリアリズムの調和あるブレンドが必要です。」
  DISCOURSES OF NEOHUMANIST EDUCATION
By Shrii Prabhat Ranjan Sarkar

  Ideal Made Real Part 1, The Way to a Wonderful Life, Rev Bates  (video inspired by god of star)



(3)
私たち、日本社会の発達の現状は
小学校の低学年で遊びやお話しで思う存分心の夢の世界に羽ばたかせているでしょうか。
高学年から中学生に向けて心の中に理想を育ませているでしょうか。

高校のレベルでそれまでに抱いてきた普遍的な理想主義の心性の
もとで人間社会のリアルな現実に目を向けさせているでしょうか。

しっかり普遍主義の心と理想主義の心を発達させた上に
現実主義(一方にある悲惨な人類社会の現実)を
身につけさせてゆく時
現実をより理想に近づけようとする心の動きが
発生するのではないかと思います。

(4)
奴隷貿易について調べた人が
http://koramu2.blog59.fc2.com/?mode=m&no=413
「アメリカは建国の歴史自体が呪われており、
彼らの正義のよりどころが、
有色人種の希望の星だった大日本帝国を無差別殺戮で叩きのめしたことなのだから、とことん救われない国だ。・・・」
と狭隘な民族主義や人種主義からみると
このような見方になります。

こうしたタイプのマインドの人が
高校にも少数必ずある割合でいるように思えます。

知的発達レベルは高い人と思われるのに
道徳的発達レベルが、極端に低いレベルの
こうした人々の心性を育てないために
幼少期のアプローチとして
サーカーの指摘は大事なのではないかと思うのです。

小学生の時期には現実主義(過酷な現実)はふさわしくない
心に普遍主義と理想主義を育てることに重点をおきなさい
というサーカーの指摘です。

もちろん
「時、場所、人」の要素に応じて
具体化すべきですし
「はだしのゲン」のマンガは
どんな状況のもとで
明るく逞しく生きているゲンの姿は
理想主義でもあり
小学校高学年からは
適切ではないかと
思っています。

ただ、アニメで見ると
私にとっては心身の調子が悪くなるほどの
迫力があります。
小学生にはきつすぎるかも
という気持ちもあります。
(丁寧な実証にもとづく発達心理学的研究が必要だと思います)




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