"Messenger From God" - Secrets Of Heaven, Mystery Teachings Of The Angels, Part 3  (video inspired by god of star)



22 人間の財産は一時的なものであり,過去と未来に生まれる人々との共有財産である
human property is temporary, is common property of people born in past and future

This article is that human property is temporary, is common property of people born in past and future.
Private property of principle of capitalism is far from truth of universe.
All of assets of earth is common property of gods.
All of assets of earth should be shared by all human beings of children of god.

この論文は,人間の財産は一時的なものであり,過去と未来に生まれる人々との共有財産である,です。
資本主義の原理である私有財産は宇宙の真理からかけはなれています。
地球のすべての資産は神々のつくった神々の共有財産です。
地球のすべての資産を神の子であるすべての人間が共有すべきです。 



哲学的所有論と宇宙論

第一部

(1)
内村鑑三のすばらしい言葉をありがとうございました。

「余に余の有(もの)とては一つもない。
余の有はすべてことごとく神の有である。」

私は、安芸(アキ=広島県)門徒といって親鸞の浄土真宗が
根をはっているところで育ちました。
熱心な信徒であった親から
親鸞の教えをいやがりながら
ある程度耳学問をしていました。

絶対他力といって、
私という存在が所有しているものは
何一つない。
絶対的な他者によって生かされて
存在していると説きます。
紹介された内村鑑三の見方と同じだなと思いました。

(2)
このあたりのことをさらに深く
哲学的な世界観として
誰が本当の所有者なのかを
深めたのがサーカーだと思います。

私の命とからだの真の所有者は
私ではない。
私の命とからだの真の所有者は「絶対的なる宇宙の根底(神)」である
という見方からは
この地球と大地、自然、動植物、人間を多として生み出している
その根源そこが真の所有者であるということに
哲学的にはなると思います。

(3)
法学的には
処分する権利、譲渡する権利、使用する権利
の三つがそろった時に完全に所有している
といえると習った覚えがあります。

手元にもっている鉛筆は、ごみ箱に捨ててもいいし
人にあげてもいい、字を書いてもいいです。
しかし、銀行の受け付けにある鉛筆は
字を書くための使用のみ許されており
人にあげたり、ごみ箱に捨てることはゆるされません。

私たちは、一定期間、この物的な大地の世界にやってきて
この世から去ってゆきます。
祖先たちもそのようにやってきて
この大地から去ってゆきました。

私たちは、一定期間、この大地を使用させてもらって
よりよい大地にして去ってゆくのが筋だと思います。
私たちは、大地と自然万物の使用する権利だけが
与えられるのだと思います。
それは、祖先がやってきたように
自然、万物をより子孫のためになるよう残してゆく
生き方を私たちも受け継ぐべきだと思います。

(4)
私が育った家のまわりには大きな柿の木が
何本かあり、栗の木もあり
沢山の実をつけていました。

飢饉の年とか苦しんでいた祖先は
子孫が、食べて幸せに生きるように
願って植えたのでした。

今、日本の山々は荒れ果てています。
祖先たちは山に木を植え、大きくなったら
有効活用できるよう残してくれていました。
子孫たちのためでした。

今、グローバル資本主義は、目先の利益になるかどうかの
ものさしで経済活動を考え、
人間存在の根本から遠ざかっています。

この目先の利益だけを追求する
資本主義的思考パターンが
山々を荒れ果てさせ
フクシマ原発事故をおこしても
平気で原発を保持しようとさせるのだと
思います。

何の反省もなく原発維持しようとする人々は
もっと、私たちの祖先が子孫たちが幸せになるように
願って仕事した姿勢から学ぶ必要があります。

私たちは、苦しい環境を生き抜いてきた祖先の
姿勢から学び、豊かな自然と社会を
私たちの後で、この世界にやってくる
子孫たちに残す必要があるのではないでしょうか。

(5)
ダダ・マヘシュヴァラナンダさんは
『資本主義を超えて』世界思想社
の中で「コ スミック資産の継承」という箇所で
サーカーの哲学的所有論を次のように紹介しています。
サーカーは、私たちすべてが自然に属している
という伝統的な人々の
スピリチュアルなものの見方を拡張します。・・・
して次のサーカーの言葉を引用しています。
「すべての生命実体は、この相続資産の
自分たちの正当な分け前を享受できます。・・・
合同の家族の一員として、
人類は、ふさしわい方法でこの共有の財産を保護し、
それを有効に活用すべきです。
誰もが、それを平等な権利をもって享受できるように
適切なアレンジメントをするべきです。」
・・・・。
人間は、植物、動物、大地を、
それらの満足のゆく状態well-beingを無視して、
破壊的に利用(搾取)する権利をもっていません。
創造者は、それらを濫用することなく、
敬意をもって活用するように私たちに勧めます。
プラウトは、これを本質的にスピリチュアルで
普遍的なコスミックな世界観と呼び、
すべての人類の同胞性を受け入れます。
そして私たちは、人種、色、信条、ジェンダーや
その他の特徴で分割することのできない
根本的に一つの人類家族であると主張します。
このスピリチュアルな見方ゆえに、
プラウトは、財産の私的所有制に
資本主義者と同じようには重視しません。
人類家族の兄弟姉妹として、私たちは、集合的に、
すべての人々のために世界の資産を公平に配分し、
活用する義務と責任をもっています。
これは、今日の世界の現実から非常にかけ離れています。
私的所有権と富の無制限の蓄積が、
突出した経済価値となってきました。
たとえば、合衆国においては、
人口の3%が私有地の95%を所有しています。
英国においては、もっとも富裕な2%が
土地の74%を所有しています。
さらに、83カ国についての国連の調査では、
農村の地主の5%未満が、
4分の3の土地を支配しています。」
(ここまで『資本主義を超えて』からの引用


第二部 「天地万物は私たち宇宙ファミリーの共有財産」

「一から多への展開と多の中に一を観る」というコンセプトを
保持しながら地球惑星の資源や資産は
本当は誰のものかを哲学的に考えてみます。

(人間界の中で所有が発生するのは別稿に考えてみます)

レオニードさんがおっしゃったように
宇宙全体を見ている一なる神(意識実体)は、
存在するとも、存在しないともいえません。

宇宙は、属性ゼロの状態からはじまりました。
そこから大宇宙全体の「私」=最高主観Subjectが生まれ、
この大宇宙の「私」が観ることで、客体Objectが生まれ
その客体Object,1700億もの銀河系をのある
宇宙全体として展開しているという説をワンネス哲学として
述べてきました。

その点について「含んで超えて」ゆきたいと思います。
属性ゼロの状態から、
一つだけの「最高主観Subject+観るV+客体Object」
(客体Objectとは無空間⇒気体⇒燃体⇒液体⇒固体)
が生まれたのではなくて、一から多が生まれたのです。
つまり、属性ゼロの状態から、いわば
1700億の「最高主観Subject+観るV+客体Object」
が、生まれました

ですから宇宙は一つの時間空間があるのではなくて
1700億の時空ができて展開しており、宇宙の時空は
銀河団から銀河団へとゆがんでいるだろうと思われます。

銀河系と宇宙
[youtube::http://www.youtube.com/watch?v=c4HCc8UOTTg&feature=related];
いわば、このアウワが1700億個宇宙にできたということです。

あ 左渦巻き う わ 右渦巻き
アメ(天) 統合する力(回転の中心) クニタマ(地)
意識 両方を兼ね備えた人間 岩など非生命物質

もちろん、私たちの銀河系の地球のように
8層全体が形作られて天地をつなぐ
人間のような存在が生まれておらず、
8層と1層だけの銀河もたくさんあると考えられます。

8層 7層 6層 5層 4層 3層 2層 1層
P.P. 神々 高次霊 霊 人間 動物 植物 非生命物質

物的宇宙の側面から考えると、
銀河、太陽系、植物など、物的構造を安定的に維持している実体には
すべて逆エントピーの力が働いています。
宇宙全体も、回転しており、逆エントロピーの力が働いて
全宇宙の構造を維持しています。
その中で銀河団(1700億個以上)が回転していると考えられます。
(ユニ・ヴァーサル=回転する一つの宇宙)

銀河系の端から端まで光の速さで10万年もかかる距離ですから、
人間にとっては銀河系存在の最高主観を「一なる神」と考えることもできます。
しかし、実際には「一なる神」は
1700億以上ある、実際には「多なる神々」です。

この点において、まず、この宇宙全体が
多なる神々の創造した「共有財産」であることを
おさえたいと思います。

上のように宇宙の存在構造を8層に図示しました。
その図の右側の客体、すなわち物的世界が多様に展開しているのと同じように、
図の左側の最高主観を根底とする抽象的意識実体もまた多様に展開しています。

抽象的意識実体として八層と七層の存在はも
ともとからの高次意識実体であり、人間界で神とされてきた存在です。
彼ら神々は、人間の魂(抽象的意識実体)の経験がありません。
六層は、ブッダとかイエスとかその魂が人間の形をとって進化し、
もう、四層の物的肉体の形をとらない存在です。
人間の魂は、五層で抽象的意識実体として
四層で物的肉体をもって存在し、四層と五層の経験を通じて進化します。

この地球惑星は誰のものか、
この大地は誰ものか、資源や資産は誰のものか
という最初のテーマにもどってこの視点から考えますと、
「宇宙ファミリーの共有財産」という視点か生まれます。

宇宙ファミリーは、八層に登場するすべての存在です。
すなわち、物的領域には動植物や人間がおり、
抽象的領域には神々や悟った魂や再び人間に生まれる多数の魂たちがいます。
これら宇宙ファミリーの共有財産です。

人間だけを考えても「私有財産」という考えはなりたちません。
形ある肉体構造をもってこの物的世界に存在する期間は、
寮や公的下宿生活にたとえることができます。
先輩がその部屋を使って去っていき、私が入りました。
そして私が出ていったあと、その部屋は後輩が使います。

どんな裕福な資産家に生まれても、
それは一定期間にその裕福な部屋を借りたというにすぎません。
それも先輩が使い、後輩に残していきます。
私たちは誰もが、この物的世界を一時的にしか使用できないのであって、
永久に自分の所有にすることができる人はただの一人もいません。

私たちがこの物的世界にもっているすべてのものは、
前にきた人と後から来る人の共有財産であって、
ただその使用権(占有)がわりあてられているにすぎません。

物的領域に存在するあらゆるものは、「共有財産」であり、
「私有財産」は何一つないというのが哲学的真理だと考えられます。
この共有財産を大切に使い、
よりベターものにして次の世代にバトンタッチしてゆかねばなりません。



H.P. of socialist earth government (社会主義地球政府のH.P.)

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