Walay Rason with Lyrics   (video inspired by god of star)



社会主義会社において下から選出するホロン階層システムにしたとき資本主義のヒエラルヒーシステムよりも適した才能がある人がえらばれる
people having suitable talent are selected in holon layer system from bottom in socialist company than hierarchy system of capitalism

This article is that people having suitable talent are selected in holon layer system from bottom in socialist company than hierarchy system of capitalism.
Holon layer system to elect from bottom has function of most appropriate because fundamental organization system of whole universe.
この論文は、社会主義会社において下から選出するホロン階層システムにしたとき資本主義のヒエラルヒーシステムよりも適した才能がある人がえらばれる、です。
下から選出するホロン階層システムは宇宙全体の根本システムなのでもっとも適切に機能するのです。



論点を三つに分けます。
第一に、天才は協同組合の形式だと発揮できないだろうか。
第二に、人間の天分とその評価のテーマ
第三に、サーカー哲学が例外を認めず、押しつけて破綻するだろうか。
(1)
「ソフトウェア開発会社の経営が、
特にその創業期において、
民主的な経営になってしまうと、
会社の命運を左右する技術をまるで理解できない人々が、
会社の経営方針を決定することになります。
これでうまくいくはずはない」
レオニードさんのおっしゃるこの論点はよくわかります。
私は、
企業のホラーキー型民主主義構造
すなわち下から協議されながら上に登る構造
民主主義経済を実現すべきだ
と論じています。
レオニードさんは
操業時に天分のある人がリーダーシップをとらないと
成功しないから、
民主主義の例外は認めるべきだというご指摘です。

私は、その才能ある人がどんどん提案して
まわりの人は納得してついてゆくから
レオニードさんのおっしゃるケースは、
民主主義構造と矛盾していないと思います。
私の勤めてきた職場は民主的に主任とか選出してきましたが
不思議にそれぞれ才能ある人が選ばれます。
管理職が選んだり、輪番制にしたりすると適切な人が
選ばれないのですが
不思議と仲間同士で選出すると一番才能ある人が選出されます。

とりわけ操業時には天分のある人が選ばれると思います。
凡庸な人をトップにもっていったら、
職員全体が被害を受けるので誰も優秀な人をトップに選びたいのです。
たぶん凡庸な人ばかりの職場なら、天分ある人をスカウトしてでも
自分の会社に呼ぼうということになるのではないでしょうか。
現在の4年に一度の議員選挙民主主義は、身近に知りもしない人を選ぶから
選挙の時に、「子どもたちの顔を輝かせる」などと言ってた候補者が
実際に知事になったら「子どもたちを泣かせる」ことが平気でできるのだと思います。
政治民主主義は、4年に一度だけ殿様を変えることができる民主主義です。
それに対して経済民主主義は、要するに毎日の生活と仕事の中に民主主義が貫かれます。


協同組合論
http://www12.ocn.ne.jp/~kitsumi/theory/prout/5shouaftercapitalism.html の最後のあたりに
「マレニーの協同組合の成功は、過去20年間の大きな闘争を通じて成し遂げられました。
プラウトティストは、運営委員会の他のメンバーとの合意の中で、
協同組合企業を成功裏に進めるためのガイドラインを起草しました。
2、 創始者のグループをつくる
少数の専念する人が開始に向けて、
最初のアイディアを発展させる責任を引き受けなくてはなりません。
しかし、通常、一人の人間がリーダーシップを発揮する必要があります。」
ここまで引用。

このガイドラインの2に次のようにあります。
要するに一人の天才がリーダーシップを発揮する必要があるということです。
今日の政治民主主義は凡庸な人が国や社会の舵取りの位置に座る可能性が
大ですが
ホラーキー型民主主義は、
重層構造型民主主義は、より才覚と道徳性の高い人が
社会や企業の舵取り役に押し出されてゆきます。

(2)
二つ目のテーマです。
人間の天分には差があり、
トップにふさわしい人もいるし、
その人の天分が最大限、集合体の福利のために活用されるべきだということです。
サーカーは、これを二つの人間の価値として論じています。
基本的な人間価値は、今亡くなる寸前のベッドの老人も活躍中の一国のリーダーも
まったく同じである。
だから、「後期高齢者」とかとんでもないので
人間価値は同じように尊重されるべきである。

しかし、評価価値がある。
社会的な貢献度によって人間が評価される。
その人の天分が最大限発揮される社会システムでないといけない。
その企業の運営の責任者には、
当然、道徳的資質だけでなく企業運営の能力も高い人が選ばれるべきである。
となります。

(3)あらゆる「押しつけ」に反対したサーカーの言葉
サーカーが、
「私の哲学が社会で多数派となっても、
他の人の信念を尊重せず、抑圧したり、
押しつけることがあってはならない」
とスピーチしている文書を読みました。
今、探しましたが、その箇所が見つからないのですが、
そう言っていることは事実です。

もちろん、マルクスも
「私はマルクス主義者ではない」と自分の論が
ドグマとなって人々の心を縛ることを警戒したと思います。
しかし、後に続くマルクスの弟子たちは、
マルクスの個々の言葉や考えが
時、場所、人というよう相対的要素のもとで発言したものである
ことを忘れ
そのままマルクス主義という形で
時、時代、人が異なっているのに
これがマルクス主義であり、お前は、マルクス主義ではないなどと言って
押しつけの社会をつくり自滅しました。

あらゆる偉大な思想家が常人には達することのできない高みに
達しています。その高みに達することのできない後継者が
サーカーの哲学を押しつけ、
社会的に自己破綻する可能性は
レオニードさんがおっしゃるようにありうると思っています。
だから、後の歴史で日本にも出現してくるであろう
サーカー哲学の支持者が多様な人々と議論しながら
進んでゆくことを期待しています。

以下、サーカーの言葉を引用しながら見てみます。
いかに「押しつけに反対しているか」分かると思います。
「人間は個々の花に比較されるべきではなく、
花園全体と比較されるべきです。
花園は無数の多様な花からできています。
それぞれがそれ自身の匂いと色をもっています。
人間の歴史はこのようなものです。
歴史の美しさは、場所、時代、人物の要素における万華鏡的な多様性にあります。
私たちは、その特長を台無しにすることはできませんし、
無理やり特定のタイプの歴史をある共同体に押しつけることはできません。
 あらゆる個人と共同体は、それ自身の内部の活力によって前進します。
そして人間全体の集団的実現を援助します。
これが歴史の真の精神です。」
WHAT SHOULD HISTORY BE LIKE? 

「他方、ソ連、中国、ヴェトナム、東ヨーロッパにおいては、
社会主義的民主主義が支配的です。
自由主義的民主主義(いわゆる民主主義)諸国の人々の苦境は、
共産主義諸国におけるほどみじめなものでありません。
なぜなら、共産主義諸国においては、政治経済制度が、
党の官僚によって社会に押しつけられ、
計り知れない人間的苦痛と過酷な心理・経済搾取を引きおこしているからです
自由主義的民主主義も社会主義的民主主義も、
経済と政治の中央集権にもとづく政治民主主義の一形態と考えられます。」
economic democracy

経済と政治を少数の人間が決定権をもつのをdecentralize(非集権)にせよ。
私の言葉ではホラーキー型にせよ。
下から協議を積み重ねる重層構造型の民主主義にせよ。
共産主義と資本主義に対するサーカーの対案は経済民主主義です。
 「これは今日の時代の新倫理です。
今日の帝国主義的社会的悪と心理的無秩序の網の目の万能薬です。
この新倫理の適用は、
経済的搾取、政治的抑圧、宗教的教化、文化的押しつけ、社会的従属を取り除くこと
によって人間社会の多面的救済に導くでしょう。」
(多面的救済への新しい倫理)

人類は一つで分割できないというスピーチの私のメモの中から
「サーカーは人類の統一をめざします。
しかし、人類社会には、決して一方が他方に押しつけてはならない
正当に考慮されるべき相違があることも事実です。
食物、衣服、言語、宗教などです。
この相違を強制によって根絶はしてはならないと言います。
そしてこれらの相違は『人間が、心からの統一の感情をもって互いに接するようになる時、
共通の人生の喜びと悲しみを分かつ時、
これらの外的な相違は次第に当然のこととして消えてゆきます』

サーカーの弟子が書いた『私の体験したサーカー』の文章から
「プラウトは、社会に押しつけるべき硬直したモデルではないことを理解することは重要です。
むしろ、エコロジカルなやり方で、
地域的繁栄に役だつように適切に適用することができる
一連の動的な総合的(ホーリスティックな)諸原理からなります。
地域や国がこのモデルを適用することを選ぶ時、
市民や指導者たちは、成功させるために
いかにその諸原理を適切に適用するかについて
多くの責任ある決定をしなくてはなりません」




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