Omar Akram ~ Last dance  (video inspired by god of star)



ここで紹介されていることは資本主義と国民国家システムのもとで地球全体で進んでいる恐ろしい事態です
Horrible situation introduced here is proceeding in whole earth under capitalism and nation-state system

This article is introduction of message of lament of being desolate for neo-liberal policies of mountains and rivers of Japan that Mitsuki received from teacher affected learning at time of high school.
Horrible situation introduced here is proceeding in whole earth under capitalism and nation-state system.

この論文は、ミツキが高校のときに学んで影響を受けた先生からの日本の山河が新自由主義政策のために荒れ果てつつあることをなげくメッセージの紹介です。
ここで紹介されていることは資本主義と国民国家システムのもとで地球全体で進んでいる恐ろしい事態です。



(1)
2010年元旦
高校での世界史恩師の綿岡靖博先生から
自由貿易のもとで農村が衰退していることに
コメントされた年賀状を頂きました。
私が、プラウトという資本主義を超えるサーカーの論を
知ったのは綿岡先生がラビ・バトラの『世界大恐慌 1995~2010』
を紹介してくださったことがきっかけでした。
(短く綿岡先生のことを書いています。
「恩師の悲しそうな表情とラビ・バトラ著「世界大恐慌」総合法令
http://universal.raaq.jp/member/mitsuki/batra.htm」)
広島県三次市の様子を年賀状の中で次のように紹介しておられます。
これは、このページをご覧になる日本全国の様子でもあると思います。

「三次の馬洗川の河原は、近年急速に泥が溜まり、
石が見える河原はなくなり、
水際までびっしり草が繁っています。
さらにそこに樹が生え、河原が森林化しつつあります。
沈磯まで森林化しつつあります。
昨年の夏の出水時には異様に赤い水が流れました。
戦後50年来なかったことです。
上流の田畑、山林が荒れ、土砂が浸出しているのです。
上流の農林業がぎりぎりの限界に来ているということです。
失われた表土を回復するには一朝一夕にはできません。
「国破れて山河あり」と言いますが(杜甫)
山河がこわれつつあるのです。
千葉県市川市は急速な宅地化で洪水が頻発するようになり
年々の堤防の改修費に音をあげ、
農家に補助金を出して、農地を維持
してもらう方策に踏み切ったと言います。
12月31日(木)の朝日新聞が
「終らぬ食料危機」「穀物価格は危険水域に」
という記事を載せていました。
マスコミは、ときどき思い出したように、
こういう穀物価格にふりまわされた記事を流しますが
人類の存立の基盤(自然)そのものが崩壊しつつあること
また、農林業が、山河(国土)を保全する
どんなに大きな役割を果しているかなどには
いっこうにふれません。
舛添要一という元大臣は、東大教授だった頃
「農業に金を使うのはムダづかいだ。
要るものは外から買えばいいのだ」と
言っていた人物ですが
このような政治の認識を根底から批判する記事はいっこうに載せません。
農産物、とりわけ穀物は、自由貿易
とくに相場の対象にしてはいけない時期に来ている
などということは記事にしません。
穀物を含む自由貿易推進の記事を書いています。
いわんや、その農業が化学農業になってしまって
山河(自然)の破壊に手をかしている
(これは略奪農業だと私は思っていますが)
ことなど一向に触れません。」

(2)
上記の文章をホームページで紹介してよいという了解の手紙を
ただきました。
その中に、生物の宝理信也先生のことを書かれていました。
(私は学んでいませんが宝理先生は覚えています)
宝理先生は、三次高校から福岡県の高校に転勤され
退職後、全国のブナ林を全部、見てまわられたそうです。

「よくもやったものだと思いますが
(健康でもあるとういことで、これは喜ばしいことです)
全国の山の荒れようは、眼を覆うばかりの状態だそうです。
私も馬荒川の実態からみて、納得できる(妙な納得ですが)
のです。
その具体的なことを宝理さんから聞く機会を持てることを
願っている次第です。
『温暖化』に直接かかわることのみならず、
いろんな面から生態系の大変動が始まっているのではないか
という危惧を打ち消すことができません。」





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