A Beautiful World - Tim Myers  (video inspired by god of star)



資本主義は営利を最大限にすることを強いられる経済システムであり、不満足な人生に導くシステムです
Capitalism is economic system that force to maximize profit, it is system that leads to unsatisfactory life

This article is that materialistic capitalism civilization does not lead human to happiness.
Capitalism is economic system that force to maximize profit, it is system that leads to unsatisfactory life.

この論文は、物質主義資本主義文明は人間を幸福に導かない、です。
資本主義は営利を最大限にすることを強いられる経済システムであり、不満足な人生に導くシステムです。



(1)
『幸福』の実現こそ人生の究極目標だという
次の言葉は参考になります。
人は誰も幸福こそ手にいれたいのではないでしょうか。

「自分と出会うすべての人を幸せにするために
あなたはこの世に生きています。
そうすると人生は、自然に幸せになる方向へと徐々に動いていきます。
しかし、自分の行動が自分や周囲の人を幸せにしているかどうかを、
絶えず自分自身に問いかける必要があります。
幸福こそ人生の究極の目標なのですから。
お金、良好な関係、素晴しい仕事を求めているとき、
あなたが実際にもとめているのは幸福なのです。
わたしたちが犯してしまう失敗は、
最初に幸福を手に入れる努力をしないことです。
幸福を第一の目標にすれば、ほかの目標はすべてその後についてくるでしょう。」
(ディーパック・チョプラ『富と宇宙と心の法則』)

(2)
幸福とは何かと定義を考えた時
「満足している人が幸福、満足していない人が不幸」
「自分の理想を実現した人が幸福、できなかった人が不幸」
「本人が幸福と感じられたら、それがが幸福」
とかいろいろあると思います。
私たちが願望を実現できた時の思いが、
幸福の感情だと思います。

(3)物的世俗的レベルの願望

人間存在を三つのレベル、すなわち
物的肉体的レベル、知的文化的心理的レベル、スピリットのレベル でとらえた時、
「人間はパンのみにして生きるにあらず」
といういにしえの言葉があるように
人間は物的肉体的レベルだけの存在ではありません。

もちろん、それは物的肉体的レベルの願望の実現も「幸せ」であることを
否定したものではありません。
また世俗的レベルの喜びを否定しているわけではありません。

子どもは、欲しかったおもちゃが手に入ると喜びます。
おとなは、出世して名誉ある地位をえると喜びます。

しかし、ライオンや動物は獲物を食べ
食欲を満足させたら、それ以上の渇望は生じません。

人間の意識は無限をもとめるところに特徴があり
おもちゃが手にはいった喜びも一時的であり
となりの子がおもしろそうなおもちゃをもっていたら
ほしくなります。

出世してもさらにその次の地位につきたいと思います。

人間の心は、そこでとどまることを知りません。
さらなる渇望、願望が生まれるところに特徴があると思います。

幸せが「満足」した心の状態をあらわすなら
その幸せは一時的なものでおわり、
「不満足」の状態が恒常的となります。
次の願望がすぐに生じるからです。

人間が物的肉体的レベルだけの存在ではないということは
人間という物的構造を維持するための
欲求である食欲、性欲を考えるとよくわかります。

食べ物に調理を加えるということは、
心理面で見ると「心がこもる」ことだと思います。
そのとき、食事に満足があります。
性欲も、物的肉体的レベルだけでなく、心やスピリットが通じないと
満足感の高いレベルはえらられないだろうと思います。

つまり、物的肉体的レベルの願望にもとづいて人生を営むことは
「一時的な満足と恒常的な不満足」の生き方をしてゆくことに
ほかなりません。

私たちの物質主義資本主義文明は、
日々、物的消費をあおること
をベースとしています。
(1945年以前は
「身をたて、名をあげ、やよはげめよ」
の立身出世主義がありましたが)

物質主義資本主義文明は
「一時的な満足と恒常的な不満足」な人生を提供している
システムに思えます。

(4)
長時間労働や不安定雇用で人間らしい生活を営めないように
しているシステムを変革し
衣食住教育医療など基本的な生活について不安のない
人間として安心して暮らしてゆける
社会にしてゆくべきことは大切なことだと思います。

そのための労働者の運動や様々の運動は
必要であり
また個人的な物的豊かになろうという努力も
当然のことだと思います。

そうしたことは幸福の実現のための
大前提として論じていることはご理解ください。

(3)
人々の願望を物的肉体的レベルにとどめることは
「一時的な満足と恒常的な不満足」の人生をもたらす
ばかりでなく
このコスモスのバランスをくずし、
多くの人の生活の不安定
すなわち「不満足」を引き起こしている
現在のシステムをながらえることに役立ちます。

多くの人が、この物的世界は「有限」であることを
忘れています。
有限であるこの物的世界で
一方での富の過剰や蓄積や
投機活動は
他方での一般庶民のところを
まわる貨幣を奪い
生活必需を奪います。
それはこの物的世界が無限ではないからです。

この物的世界が無限のように考えているために
政治経済のリーダーは
新自由主義という競争至上主義を
社会の原理として押しつけてきました。

勝ち負けは運動会やゲームだけにすべきです。
実際の経済社会の論にもってきたのは最悪です。

勝ち組になった富裕者は、
いくら蓄積してもいいのだ。
それが人々のやる気をひきおこし
社会が進歩するのだという論です。
それが今ままでの社会を動かしてきました。

(ここでいうやる気とは物的領域での満足を
得る「幸福」を意味していますが)

この物的世界が無限だと考えているために
環境問題もひどくなってきました。

すなわち
物的レベルに願望をとどめたまま
成功者となった人間は
有限の世界である人間社会と自然に対する
事実上、最悪の搾取者になります。

搾取exploitationとは「他者をマイナス利用する」ことです。

搾取なき世界をめざすものは
「自分と出会うすべての人を幸せにするために、
あなたはこの世に生きています。」
のスピリットを日々心がける必要があると思います。

「他者をプラス利用する」搾取なき世界
すなわち互いにプラスになるようなような世界をつくるためには
競争至上主義の資本主義を超えて進むこと
自国中心主義のナショナリズムを超えて進むことを
必要としていると思うのです。





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