Shree Radhe Govinda Man Bhajle Hari Ka Hariom Sharan [Full Song] I Premanjali Pushpanjali (video inspired by god of star)


(explanation of layers of existence by Mitsuki)

Theme of this page is explanation of layers of existence by Mitsuki.
This is excellent explanation.
I recommend to read by translating.


このページのテーマはミツキによる存在階層の説明です。
この説明はよくできています。
私は訳して読むことを勧めます。


ホロン論からみたP.R.サーカーの存在の七階層

1)ケン・ウィルバーのホロン論(含んで超える発達の視点)

 ケン・ウィルバーは、物理学者ケストラーがつくったホロンという概念を文字通り「万物」の進化の構造を解明する際のキーワードとしてつかいます。

 ホロンとは、それ自体が独立した全体であり、かつ上位ホロンの部分であるような存在です。
ケン・ウィルバーによれば、万物は、「全体/部分」という存在の仕方で無限のホロン構造からなっています。
ホロンの階層構造をホラーキーといいます。
それは階層構造のことですが、上位下達的な差別的ヒエラルヒー階層構造と区別するためにあえてホラーキーと呼びます。

 たとえば、身体の器官は細胞からできます。
ひとつひとつの細胞は自立性をもって判断し、上位ホロンの器官が命令するわけではありません。
細胞の自主的判断と細胞同士の協力の中で上位をホロンとしてそれぞれの器官が役割を果します。
細胞はそれ自体全体であり、上位ホロンの部分です。
細胞ホロンを解体すると分子がでてきます。
分子ホロンが自己決定しながら他の分子と協力しながら細胞という上位ホロンを形成します。
分子ホロンが解体すると原子ホロンがでてきます。
原子ホロンが自主的に自己決定しながら、他の原子と関係しあって分子という上位ホロンを形成します。
原子ホロンが解体するさらに下位の素粒子のホロンになります。
ケン・ウィルバーは、さらに未発見の極少のホロンがあると予想し、無限に極少のホロン階層につづくといいます。
同時に無限に上位ホロンにつづきます。

2)サーカーの存在の七階層をホロン論から見る

 さて、サーカーの存在の七層について、ウィルバーのホロン論の観点から説明してみましょう。
サーカーの存在の七階層もホロン構造(ホラーキー構造)をしていることが理解できるとおもいます。

 第一階層の物的階層の衝突と結合の展開の中で生命が誕生し、第二階層の粗大な心が発達します。(注)

(注)ここでの議論は、存在の七階層がホロン構造をしていることがテーマですが、第二階層をより小さなホロンレベルとして区分してその発達を見ることもできます。
魚から爬虫類にかけての心は、生存維持のために食欲、性欲、恐れだけだったでしょう。
哺乳類になり、猿になり、さらに心は発達しています。
それはそれまでの低次のホロンである心を「含んで超えて」発展しています。
詳しくはケン・ウィルバーが心のホロン構造の発達を論じています。
ケン・ウィルバーは「含んで超える」という論点からホラーキー構造としてとらえるところに特徴があります。

 それに対してサーカーの論点の特徴は、「粗大」から「精妙」への発達が、歴史の流れの中にあることを検出するところにあります。
生物進化においても、恐竜以後を論じながら、「粗大な」力の支配から、身体が縮小しながら、知力をもつ動物が優位にたつ「粗大」から「精妙」へと発達してゆく傾向を論じています。

 いずれにしても、ここでは、存在の第二階層の「粗大な心」も次第にその奥行き、深さをましてきたことを確認してください)

 存在の第一階層である「物的階層」のアンナマヤ・コーシャと第二階層である「粗大な心」の階層のカーママヤ・コーシャを思考実験で考えると、「粗大な心」の階層を消しても「物的階層」は残ります。
しかし、「物的階層」を消すと「粗大な心」の階層も消えます。
したがって、第一階層の「物的階層」は、第二階層の「粗大な心」の下位ホロン階層です。

 存在の第三階層である「精妙な心」のマノマヤ・コーシャ領域は、萌芽としては魚の餌付けが可能なように食べ物のあり方を記憶することなどにみられますが、哺乳類から猿へのレベルで高度に発達してきたと考えられます。
思考実験で「精妙な心」の階層を消しても、「粗大な心」と「物的身体」は残ります。
しかし、身体と粗大な心を消すならば、記憶に関する「精妙な心」は消えて、存在しえません。
したがってより深部にある「精妙な心」は、第二階層よりもひとつ高いホロン階層であるということができます。

 四つめの階層である「元因の心」は、黙想できる人間の心によってのみその存在が確認できます。
そして思考実験で、身体、粗大な心、精妙な心の階層を消すならば、「元因の心」の階層は存在できません。
ところが、「元因の心」を消しても、身体、粗大な心、精妙な心は存在します。
したがって、四つ目の階層である「元因の心」は、ひとつ高いホラーキー構造のレベルにあります。

 以上の考察から、ホロン構造のもとでは、上位のレベルにゆくほど幅が狭くなり、意識の深さが増すというケン・ウィルバーのホロン構造の特徴づけと同じ結果が得られます。

 「元因の心」の内部の四階層をさらに同じように思考実験してゆくと、アティマーナス・コーシャ、ヴィジナーナマヤ・コーシャ、ヒランマヤ・コーシャ、サテヤの四つが上下のホラーキー構造をしていることが理解できます。
たとえば思考実験で、ヒランマヤ・コーシャのホロンを消すならば、サテヤはありえません。
サテヤを消してもヒランマヤ・コーシャが残ります。

 サテヤとはニルグナ・ブラフマの状態であり、プラクリティがプルシャに影響していない無限にひろがる純粋意識の海の只中に心が溶け込んだ状態であり、個としての『私』感覚は完全に失われ、『私』は、この有限の全世界のプラクリティの力で作り出している無限の知的普遍体ですから、この宇宙のすべてを『私』の一部と感じます。サテヤは、ケン・ウィルバーの用語における「意識」の深まりの頂点であり、終点です。
ケン・ウィルバーは頂点、終点は明示しませんが、サーカーは終点、頂点を明示します。
両者とも無限に「意識」を拡張してゆくこと、深めてゆくことを人生の目標にせよといいますが、サーカーは明確な到達点を設定します。

 物質宇宙から生命が発展し、心が発達し、その心が無限の純粋意識まで達するというサーカーの宇宙サイクル論(ブラフマ・チャクラ論)のプロセスの後半部分はこのようにもっとも粗大な物質からサテヤという無限の純粋意識へまでのホロン階層としてケン・ウィルバーの観点で説明できます。

 実は、サーカーの宇宙サイクル論の前半のプロセスについても、エーテル体、気体、燃体、液体、固体論についても、ケン・ウィルバーとはまったくちがった角度からホロン構造が得られます。



H.P. of socialist earth government (社会主義地球政府のH.P.)

appeal of gods of star

all H.P. of project of Heaven and gods

このページの先頭へ