TITANIC ENYA (this video cannot be found)(video inspired by god of star)



Daniel Steele / Titanic 『ダニエル・スティール/タイタニック』

あらすじ

アメリカのボストンの印刷会社の社長家族が、遭難するタイタニック号にのりあわせる。
父と母、20才の主人公の女性エドウィナ・ウィンフィールド、弟のジョージ、5才の妹のアレクシスが乗っている。
主人公の女性は、もうすぐに結婚する男性といっしょだった。
船が沈没する時、最初ボートにエドウィナはのった。
父はアレクシスが人形を船室にとりにいったと思い、船室にゆく。
母は、ボートに乗らず、父を待った。
弟のジョージは、エドウィナの婚約者とともに水にとびこんで、ボートまでやってきた。
弟のジョージはボートにしがみついてのぼることができたが、エドウィナの婚約者は、身体が凍えてうごかなくなり、彼女が、彼の手をにぎって助けようとしたが、彼は、冷たい海の中で精根つきて、沈んでしまった。

ボートの乗った人々が救助された時、アレクシスは別のボートに乗っていたことが判明した。
父と母を失ったが、姉、弟、妹の三人が無事にボストンの家についた。

父親はジョージに出版会社の経営を継がせるつもりだった。
エドウィナは、ジョージが父親の出版会社の経営を継ぐことのできる年になるまで、かわりに出版社の経営を受け継ぎ、妹と弟の母親役をした。

そして、10年がすぎた。
ジョージの夢は、演劇の監督になることだった。
しかしエドウィナは、ジョージに会社の経営のあとをつぐように父親の夢を押しつけた。

あるとき、ジョージの夢を認めて、演劇の監督になることを彼女はみとめた。
ジョージに演劇界の大物のサムの娘の恋人ができて結婚することになった。
そして父親のサムはエドウィナが気に入って、結婚したいことをほのめかした。

女優を夢見る妹のアレクシスに、女たらしの俳優が彼女を、薬でひっかけた。
そして二人でイギリスに旅行にでかけた。
妹を救うために、エドウィナは、一人で、あの日以来乗ることがなかった、豪華客船にふたたび乗った。
そこで出会ったパトリックと仲よくなった。
パトリックには夫婦仲か悪くなった妻と子どもがいた。
パトリックはアレクシスをさがすのをてつだい、四日したらもどっている場所が判明した。
二人は愛を告白し、その四日間だけ、パトリックとエドウィナは共にすごすことにした。
二人はともに生きることはできないことを了解しながら、四日間の恋の日々をおくった。

そしてボストンにもどり、ジョージの結婚相手の親のサムとあった。
サムはエドウィナに結婚を申込み、彼女は、それを受け入れた。


感想

1) エドウィナのパニック症候群

(ア)
エドウィナの心の傷がどう癒されるかが、この映画のメイン・テーマだった。
彼女の心の傷とは、恋人をボートにひきあげることができず、目の前で海の中に沈んでいったこと。
この場面がフラッシュ・バックし、夜寝ていて、突然、叫び声をあげた。
現代の用語では、たぶん、パニック症候群と言うのだとおもう。
私は、若いころ近所のおじいさんの野間浩二さんの沖縄戦の体験をきいて記録し「19才の沖縄戦」(日本機関紙出版センター)という本にしたことがある。
野間さんは、その本の中に紹介している場面、すなわち艦砲射撃で目の前を歩いていた母子の母の頭がスイカのように二つに割れて、血がとびちって、背中のあかちゃんといっしょに地面にたおれてゆく場面が、まるでスローモーション・ビデオのように焼きついているのだそうです。
何度も深夜、その場面が蘇って、叫びながら、家から飛び出たそうです。
ちょうど、この映画のエドウィナが海に沈む恋人を思い出すのと同じようです。
野間さんの場合、その傷から癒されてゆくのは、数十年たって会社の社員旅行で沖縄にいってからのことでした。
それ以後、なんども彼は沖縄にゆくようになりました。

(イ)
同じようにエドウィナが癒されるのは、10年以上たって、妹のアレクシスをさがしにふたたび船に乗った時でした。
そこでであった紳士と恋におち、四日間、性関係も含めたつきあいの中で、彼女の心は癒されたという話しになっていた。

(ウ)
タイタニックの遭難での彼女の心の変形は、船に乗る恐怖と恋人を助けることができず、海に沈んでいったことでした。
「船」と「恋人」がキーワードでした。
船の上で出会った中年の紳士は、「私は、もし、あなたが婚約者とあう前に、そして私が妻と結婚する前にあっていたら、あなたと結婚しただろう。
そして私はあなたと結婚することはできません。
でも四日間だけいっしょに生活していいですか」
と彼女に了解をとって彼女と四日間の愛の生活をおくる。
彼女は、船にふたたび乗ったこととこの四日間の中で心が癒される。
ふたたび愛することのできる人とであった。
彼女は、自分の人生に納得して弟の恋人の父親のサムの妻になることができた。

(エ)
もし、この話が本当だとすれば、四日間の愛は、身体的な性愛のレベルではなく、心理的にも、またより深いスピリチュアルなレベルでも、二人の波動が深く共鳴して、それが彼女の心を癒したのではなかろうか。


2) アレクシスの心の傷

(ア)
五才だったこの子は、母親が自分を見捨てて、ボートに乗ってくれなかったと思い込んで、心の傷となっている。
最後に、エドウィナが母親は子どものわたしたちを見捨てたのではなく、愛していたけど、父親をえらんだのだと説明する。

3) ジョージの心の流れと姉のエドウィナの願いのずれ

(ア)
ジョージは、演劇がしたいのに、姉は父親の考えであるジョージを出版社の跡継ぎにしたいと押しつけることが苦痛だった。
しかし、最後にエドウィナはジョージの心の流れを尊重しないといけないことにきづく。
父親ではないのに父親の役もしないといけないという呪縛から解放されることも、エドウィナの心が癒される前提となっている。


This video is story that panic syndrome caused from memory of tragic events is gradually healed by human involvement.
Human mind is always in mind of god of star.
Gods of star can heal disease of human mind easily by all know.
H.P. of socialist earth government (社会主義地球政府のH.P.)

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