Troy (Director's Cut) - Trailer (video inspired by god of star)
Helen of Troy-Desire is war-『トロイ・・・ザ・ウォー』
あらすじ
ヘレン王女は、スパルタのテュンダレス王の娘ということになっているが、実際は、彼の前妻とゼウスの子であった。
ヘレン王女は、スパルタのメネラウス王子と結婚する。
ところが、トロイの第二王子のパリスに恋に陥る。パリスについて、トロイにゆく。
メネラウス王子の面目まるつぶれである。
兄のアガメムノン王は、もともと豊かなトロイを征服して自分の領地にしたかった。
ヘレンを取り戻すという口実で、ギリシャのポリス連合軍は、十年にわたってトロイを包囲攻撃し、十年目に引き上げると見せかけて、大きな木造の馬の中に隠れて、トロイの城内に潜入し、トロイを滅ぼした。
感想(1)
ギリシャ神話に忠実であり、アメリカの大学の授業でもこの映画をつかったと字幕にでてきた。
おそらくギリシャ神話に忠実だろうが、ヘレンがハリス王子について自主的にトロイに行ったという部分は映画のための創作部分だと推測する。
ギリシャ神話はギリシャ連合軍によるトロイ攻撃を正当化しているはずであるから、ヘレン王女はトロイによって奪われたからギリシャ連合軍がトロイを襲ったことになっているはずである。
なおトロイは、ハインリッヒ・シュリーマンという民間人が、私財を投入して、トルコ政府から許可を得て、発掘し、実際に神話のとおりの場所にあることが証明した。
感想(2)
戦争の虚しさがよく描かれていた。
そしてトロイ征服を企むアガメムノン王は、嵐でトロイへの船出ができないので、占い師の指示で、自分の娘を殺す。
そしてトロイの木馬という卑怯な手でトロイの人々を殺戮する。
妻クリュタイムネストラは、夫が自分の娘を殺したことを知り、夫のアガメムノンを殺す。
まさにアガメムノンの所業への反作用の潜在力(サンスカーラ)が、自分が妻に殺害される形で表現されていた。
なお、アキレス王がでてきて、アキレス腱を切った場面がでてきた。
アキレス腱の語源はここからきているとあらためておもった。
感想(3)・・「神話」は歴史の一段階
ギリシャ人は自分たちをヘレネス(ヘレンの子孫)と呼んだそうである。
ギリシャ神話の神々は、各血縁部族の神々であったに違いない。
それを神話の世界を共有することで、ポリスにわかれているギリシャ人の諸国を統合する役割を果たした。
「この段階で、神話の複雑なシステムが、・・・
まず何よりも人々を血縁以上のものに結合させるという役割を果たしはじめた。
人類は、自己適応しただけでなく、自己超越もおこなったのだ。・・・
簡単に言えば、必要とされたのは、部族意識ではなく、・・・・
部族を超えた意識であった。
そして呪術ではなく、神話がこの新たな超越への鍵を提供したのである」
ケン・ウィルバー『進化の構造Ⅰ』春秋社、270ページ。
神話は、心の発達の社会中心モードに対応している。
社会中心モードとは、自分の所属する社会に順応し、忠実であるが、自分の所属する社会外については、排外的である。
たとえば、ギリシャ人は自分たち以外をバルバロイと呼んだ。
今日の排外的なイスラム原理主義、戦前の天皇制ナショナリズムも同じ心の発達段階の人々を基盤にしている。
心の発達段階が、合理主義段階、すなわちセルフ中心モードに発達するならば、なぜ、そうなのかの根拠を問いはじめる。
神話の根拠を問いはじめる心をもった人があらわれる。
そうした心の人が多数となる時に近代民主主義への可能性が芽生えてくる。
国民国家とともにセルフ中心モード、すなわち近代的自我が登場したけれども、それがさらに発達するならば、国民国家の枠を打ち破る思考への発達の可能性をもつ。
神話段階の人々については、合理的根拠を問う思考の質へと発達させることによって、まず、その段階を包含して超越させなくてはならない。
This video is made from story of myth.
Myth was needed in first stage of class society.
Class society was born to defend occupied land by force of arms.
Program was incorporated into human I consciousness that I must fight to protect land.
Project of Heaven and gods frees humankind by creating world that does not need to fight to protect land by establishing socialist earth government.
H.P. of socialist earth government (社会主義地球政府のH.P.)ヘレン王女は、スパルタのテュンダレス王の娘ということになっているが、実際は、彼の前妻とゼウスの子であった。
ヘレン王女は、スパルタのメネラウス王子と結婚する。
ところが、トロイの第二王子のパリスに恋に陥る。パリスについて、トロイにゆく。
メネラウス王子の面目まるつぶれである。
兄のアガメムノン王は、もともと豊かなトロイを征服して自分の領地にしたかった。
ヘレンを取り戻すという口実で、ギリシャのポリス連合軍は、十年にわたってトロイを包囲攻撃し、十年目に引き上げると見せかけて、大きな木造の馬の中に隠れて、トロイの城内に潜入し、トロイを滅ぼした。
感想(1)
ギリシャ神話に忠実であり、アメリカの大学の授業でもこの映画をつかったと字幕にでてきた。
おそらくギリシャ神話に忠実だろうが、ヘレンがハリス王子について自主的にトロイに行ったという部分は映画のための創作部分だと推測する。
ギリシャ神話はギリシャ連合軍によるトロイ攻撃を正当化しているはずであるから、ヘレン王女はトロイによって奪われたからギリシャ連合軍がトロイを襲ったことになっているはずである。
なおトロイは、ハインリッヒ・シュリーマンという民間人が、私財を投入して、トルコ政府から許可を得て、発掘し、実際に神話のとおりの場所にあることが証明した。
感想(2)
戦争の虚しさがよく描かれていた。
そしてトロイ征服を企むアガメムノン王は、嵐でトロイへの船出ができないので、占い師の指示で、自分の娘を殺す。
そしてトロイの木馬という卑怯な手でトロイの人々を殺戮する。
妻クリュタイムネストラは、夫が自分の娘を殺したことを知り、夫のアガメムノンを殺す。
まさにアガメムノンの所業への反作用の潜在力(サンスカーラ)が、自分が妻に殺害される形で表現されていた。
なお、アキレス王がでてきて、アキレス腱を切った場面がでてきた。
アキレス腱の語源はここからきているとあらためておもった。
感想(3)・・「神話」は歴史の一段階
ギリシャ人は自分たちをヘレネス(ヘレンの子孫)と呼んだそうである。
ギリシャ神話の神々は、各血縁部族の神々であったに違いない。
それを神話の世界を共有することで、ポリスにわかれているギリシャ人の諸国を統合する役割を果たした。
「この段階で、神話の複雑なシステムが、・・・
まず何よりも人々を血縁以上のものに結合させるという役割を果たしはじめた。
人類は、自己適応しただけでなく、自己超越もおこなったのだ。・・・
簡単に言えば、必要とされたのは、部族意識ではなく、・・・・
部族を超えた意識であった。
そして呪術ではなく、神話がこの新たな超越への鍵を提供したのである」
ケン・ウィルバー『進化の構造Ⅰ』春秋社、270ページ。
神話は、心の発達の社会中心モードに対応している。
社会中心モードとは、自分の所属する社会に順応し、忠実であるが、自分の所属する社会外については、排外的である。
たとえば、ギリシャ人は自分たち以外をバルバロイと呼んだ。
今日の排外的なイスラム原理主義、戦前の天皇制ナショナリズムも同じ心の発達段階の人々を基盤にしている。
心の発達段階が、合理主義段階、すなわちセルフ中心モードに発達するならば、なぜ、そうなのかの根拠を問いはじめる。
神話の根拠を問いはじめる心をもった人があらわれる。
そうした心の人が多数となる時に近代民主主義への可能性が芽生えてくる。
国民国家とともにセルフ中心モード、すなわち近代的自我が登場したけれども、それがさらに発達するならば、国民国家の枠を打ち破る思考への発達の可能性をもつ。
神話段階の人々については、合理的根拠を問う思考の質へと発達させることによって、まず、その段階を包含して超越させなくてはならない。
This video is made from story of myth.
Myth was needed in first stage of class society.
Class society was born to defend occupied land by force of arms.
Program was incorporated into human I consciousness that I must fight to protect land.
Project of Heaven and gods frees humankind by creating world that does not need to fight to protect land by establishing socialist earth government.
appeal of gods of star
all H.P. of project of Heaven and gods