A Beautiful Mind Trailer (video inspired by god of star)



A Beautiful Mind 『ビューティフル・マインド』

プレヤ(おもしろさ)80点、シュレヤ(深み)80点

あらすじ

ノーベル賞を受賞した実在のブリストン大学の天才数学者ジョン・ナッシュとその妻アリシアの話。
(あらすじを言ってしまったら、この映画のおもしろさが半減するので略します)


感想(1)アダム・スミスの自由競争論を超える

個人が、それぞれ自分の利益を追求すれば、結果として全体の利益となるというアダム・スミスの経済理論があります。
若きジョン・ナッシュは、
「アダム・スミスは間違いだ。
個人と集団の利益をともに追求することがもっとも利益があがる」
と数学的に証明します。

映画の中で、彼がそれに気付く例がおもしろい。
女性の中に一人抜きんでたブロンズの美人がいたとする。
男たちが自分の利益だけ追求すれば、その一人だけに集中するから、他の女性たちは不満をもち、一人以外の男性も不満をもちます。
男たちが全員、全体の利益を考えて、第二希望の女性にゆくならば、その方が個人の利益も集団の利益も両方を満たしている。と、わかったような、わからないような例でした。

ジョン・ナッシュは、数学的にアダム・スミスの理論の間違いを指摘したそうですが、それは、サルカールのプラウト(進歩的社会主義)と同じです。
プラウトは、個人の自由な利益の追求を野放しにせず、給料の上限、そして財の蓄積に上限をもうけます。
プラウトの考えでは、個人の利益と集合体の利益は本質的に同一です。


感想(2)妻の愛

本当にそう言ったかどうかはわからないが、映画の中では、ナッシュはノーベル賞受賞の時のスピーチで、「長い数学者としての人生の中で、妻の愛がいちばん大切なものだとわかった」と言っていた。

たしかに妻の献身なしに、彼の研究者としての人生もノーベル賞受賞もありえなかった。
結局のところ、どんな天才も、あらゆる人間がホロン(全体/部分)なのである。
自分が、自立した成し遂げたのである点で「全体」であるが、誰かと何かの助力のもとで成し遂げたのである点で「部分」である。
本当に何かを成し遂げた人々は、自分が「部分」であることを悟り、謙虚な人になる。


感想(3)セルフの統合力の重要性

ナッシュは、人間の能力のさまざまな発達ラインのうち、数学的能力が飛び抜けた天才だった。
逆に、間人格的関係(すなわち対人関係)の能力はきわめて低位だった。
心の中心のセルフ(自我)の統合力がよっぽど強くないと、発達ラインの極端なアンバランスのために、心の統合がくずれてしまう。
統合失調症になってしまう。
彼のような天才が統合失調にならないためには、セルフの統合力を強化するスピリチュアル・プラクティスしかないのではないかと私は思う。


This movie draws that human talent is flowered by support of people around.
In case of this movie, support of people around is support of wife.
Support is two kinds which are support of presence and non-presence.
H.P. of socialist earth government (社会主義地球政府のH.P.)

appeal of gods of star

all H.P. of project of Heaven and gods

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