Set & Forget Profits Trading False Breakouts in Forex, Gold and Commodities (video inspired by god of star)
(Biggest problem is that financial commodty has been traded openly)
This article is appeal to establish earth government to people of whole world.
Mitsuki appealed to spread idea of no arms of one world.
This is same appeal of all gods of whole universe.
This article is what neo-liberalism is.
Understanding of Mitsuki is correct.
Biggest problem is that financial commodty has been traded openly.
This is worst system in human history.
Buying and selling are done which can not be commodity.
Humankind should wake up truth that financial commodity is false commodity because money has only exchange value.
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Humankind should wake up truth that financial commodity is false commodity because money has only exchange value.
(新自由主義とプラウト(進歩的社会主義))
朝、私がいつもお世話になっているお医者さんから、「新自由主義」とは何か。
サーカーは、「福祉」「社会福祉」についてどう規定しているのかメールをいただきました。
そこで私は次のように書いて送りました。
「新自由主義」についての今の私の理解を簡単にコメントさせていただきます。
1)
まず、言葉の定義の前に私が直観的に感じていることですが
この間おきた悲惨な事故や事件
(1)尼崎のJR事故
(2)マンション偽造問題
(3)ライブドアのウソの宣伝による株操作事件
この三つは、「新自由主義的な改革」なされてきた中で生じたものではなかろうかということです。
(1)
JRは「民営化」の象徴です。
国営や公営は不効率だから、競争原理の民営化にすると、サービスも向上し、赤字もなくなるということでした。
(サーカーやケン・ウィルバーによれば、この世の出来事はすべて相対的真理です。
この話も相対的真理です。
しかし、Privatizationが民営化と訳されていますが、
正確には、私物化、私用化となり、民間企業の経営にすることです。
サーカーのプラウト(進歩的活用理論)も、一般の人々を豊かにするなら公営でもいいし、民間企業でもいいけど、民主主義的な非集中経済をめざすべきだとしています。
これは、本当の意味で、民衆の経営化=民営化です。後ろに説明を入れます)
しかし、JR西は、安全よりも利潤第一主義に走り、過密ダイヤを汲み、社員研修は、研修の名で、仕事のスキルアップというようよりも、上に対する忠誠度を高める「研修」でした。
運転手は、労働強化と管理強化で追い詰められていました。
(2)
マンション偽造問題も、もちろん、法律に従わなかった建築士、耐震強度の偽装を事実上、強いた会社経営者の犯罪行為と思いますが、検査機関の民営化があります。
検査機関は、非営利団体でなくてはなりませんが、営利事業となりました。
営利事業ですから、なるべく多く注文をとって、たくさん検査をこなさなくてはなりません。
それは当然、見落としへとつながります。
人々の安全とかかわる問題については営利優先は、とても危険な事態を生むと考えます。
(3)
今回のライブドアのウソ情報による株価操作の問題も同様の問題があると私は見ています。
「株投資組合(ファンド)」を隠れ蓑にして、ライブドアは、操作を行っていました。
ニュース解説で、この株投資組合を規制緩和の自由化政策の中で出現させてきたことが問題の背景にあると専門家が述べていました。
しかし、その専門家は、それは、経済の活性化に役立っている面があるとも述べて、自分の保身をはかって正面切った批判をさけているように思えました。
小括
この(1)も(2)も(3)の出来事も、「民営化」という利潤追求を至上命題する経営へ、そしていっそうの貨幣崇拝社会への変化の中で生じました。
(2)の株投機組合(ファンド)(正確な名前を忘れましたが)は、アメリカのレーガン以後の新自由主義的改革の中で出てきたと思います。
そして日本でも登場し、今回の事態となったと思います。
2)
アダム・スミスの自由主義経済論には、今日のような株やドルや円やユーロのようなお金自体の売買でもうけるという不生産的な論はありませんでした。
この世の富は有限ですから、もともとの自由主義経済論には、富自体を生産して、そのパイの分け前の大小はあっても誰もが豊かなるという論理でした。
ところが、今日の称賛されている金融商品なるものの売買がつづくと、この有限の世界では、一方に貨幣が蓄積すると、他方で貨幣が不足します。
身体ではいえば、血液が一方に集中し、毛細血管で滞る状態です。
日本の国内の地方では、血管が滞り、不活性が生じています。世界的な規模でも同じことが言えます。
いかにすみずみの毛細血管まで血液たる貨幣がゆきとどいて回転する経済をつくるかが私たちの時代のテーマであるように思えます。
十年くらい前に、知人の友人の経済学者の人に、当時の私の考えで話した時に馬鹿にされたことがあります。
「君のいっているのは実体経済の話だ。
経済の事態は昔と違う。金融経済だよ」ということでした。
金融経済とは、株、ドルや円やユーロなど変動を利用して、その売買でもうけるというシステムです。
ソロスという国際投機家は、イギリス一国の国家予算の額以上を一日で動かしているそうです。
そのソロスは、今のようなグローバル資本主義のシステムは崩壊すると自分で言っていました。
サーカーの弟子のラビ・バトラというアメリカにいるインド人経済学者は、国際経済がギャンブル経済になっているために、経済崩壊がおきることを警告しつづけています。
(サーカーの論とちがってラビ・バトラの論は予言調のところがあり、あやしさがありますが、今日の新自由主義がもたらした国際ギャンブル的なグローバル資本主義が崩壊せざるをえないかを経済的に説明しているところは説得力があります)
サーカーは、貨幣の循環を血液循環に例え、その循環を重視しています。
血液循環が毛細血管までゆきとどかず、脳溢血状態になっているのが、今日の世界の経済と考えられます。
経済体全体の毛細血管までしっかり血液(貨幣)が循環するシステムにしてゆく必要があるのだと思います。
3)まずすみずみの毛細血管まで血液がながれる経済構造のイメージを次に紹介して、後ろに「新自由主義」の用語について紹介します。
いかなる経済構造が、毛細血管のすみずみまで貨幣が回転するでしょうか。
サーカーは民主主義的分権経済をめざすことを提起しています。
次の二つの部分からなっているように解釈しています。
① 企業自体が可能なかぎり民主主義的構造をめざし、最終的には協同組合、個人経営、自治体経営となります。
② さらに②地域の人々が経済計画の決定権をもつ地域経済ユニットの設立です。
地域経済ユニットの考えをもう少し詳しく述べさせていただきます。
ウィルバーの言葉ではホロン階層構造(ホロニック)です。彼はホリスティックをホロン階層的イメージで語ります。
たぶん曼陀羅のイメージも重なるのではないではないかと思います。
臓器の中に細胞があり、細胞の中に分子があり、分子の中に原子があります。
それぞれのレベルでバランスのとれた状態が健全です。
同じように経済体において、極大の地域の中に大地域があります。
大地域の中に中地域があります。中地域の中に小地域があります。
小地域の中に極小の地域があります。
原子、分子、細胞、臓器のそれぞれのレベルでバランスがとれていることが健全であるように、経済もそれぞれのレベルの地域で可能な限りバランスがとれていることが望ましいと考えます。
農業、工業、商業などの産業分野のバランス、衣食住の生活必需品、医療、教育についてそれぞれの地域で自給できることです。
この視点から、「新自由主義改革」についても考えたいと思っています。
ここまでを「市民社会フォーラム」への投稿とさせていただきます。
お読みいただいた方にはありがとうございました。
4)
そこで「新自由主義」という用語です。
私が一知半解なことを言うよりも、学者などの説明を紹介します。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 簡潔に事典的に説明してあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%87%AA%E7%94%B1%E4%B8%BB%E7%BE%A9
新自由主義とは、土地制度史学会
http://www.e.u-tokyo.ac.jp/~takeda/tochiseido/homepage/00youshi.htm
これは学者の集まりで、自由主義から新自由主義へを学術的に簡潔に書いています。
これによれば、オーストリア学派の「ハイエク」という人が新自由主義の元祖みたいですが、ハイエクはノーベル経済学賞を得た学者であり、元祖のいわんとしたことは、ソ連などの経済の批判であって、今の新自由主義とは違うのではないかと感じます。
以下はハイエクについての記事です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%AF
以下も「土地制度史学会」の新自由主義政策の展開の学術的な簡潔な紹介で、参考になります。
http://www.e.u-tokyo.ac.jp/~takeda/tochiseido/homepage/2001taikai03.htm
ついでに、その他に新自由主義として学者などが言及している部分を引用しておきました。
「現代資本主義と新自由主義の暴走」二宮厚美
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/kanpo/10-3/10-3-7-1.html
私は若い時に一、二度、お会いしたことのある神戸大学の先生ですが、次のように短く定義されています。
「この90年代、わが国をとわず全世界中を市場万能主義だとかグローバリズムと呼ばれる思想が駆けめぐった。
新自由主義とは、市場をあたかも物神のように崇めて、全世界にその普及を主張する思想のことである」
「はてなダイアリー」より
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B7%BC%AB%CD%B3%BC%E7%B5%C1
ここで登場するのが「新自由主義」であり、具体的にはアメリカ合衆国のレーガン政権による「レーガノミクス」、イギリスのサッチャー政権による「サッチャリズム」であった。
新自由主義においては、経済への政府の介入を縮小し(所謂「小さな政府」)、規制緩和等を通じて従来政府が担っていた機能を市場に任せることが行われる。
ケインズ主義は需要を政府がコントロールする「総需要管理政策」を指向するのに対し、新自由主義かにおいては供給サイドの活性化を目指す「サプライサイド政策」が採られる。
この場合、減税により資金を民間に回し、規制緩和や政府部門の民営化等の手段によって民間経済を活性化させる方策が指向される。
自由主義とは、「はてなダイアリー」から
他方、古典的な十九世紀以来の伝統的自由主義の場合、自由主義経済や新自由主義(ネオリベラリズム Neo liberalism )というときなどは、国家からの民間、個人の自由を最大限認める立場を指す。
この場合には、私人間の関係において社会的な実質的自由度がどうなっているかは公権力の介入すべき問題ではないとされ、政府からの自由が概念の中心にあり、相互に、とくに公権力から干渉されないことがもっとも重視される。
元専修大学講師 須見正昭 の新自由主義への発言です
http://www.kokuminrengo.net/giinban/g19-sm.htm
この中に以下のようにあります。
「 新自由主義
それに大きな力を発揮したのは、新自由主義的な考えと、それに基づく一連の政府の政策であった。
新自由主義とは、市場原理に基づく競争秩序を強化し、自由競争の圧力と優勝劣敗の自然淘汰によって経済の活性化、効率化を図ろうとする思想であるが、これが学説としてとなえられているという域を越え、非議員の閣僚として、政治の場で大きな力を発揮しているところに、より一層大きな問題を生じている。
市場から退場を命じられた企業は、どんどん退場していくべきだ。
というのだが、他方巨大企業については、つぶれるといろいろ社会的な問題も生じるからと、何千億円もの銀行からの借金も棒引きにする。
その銀行の経営が揺らぐと困るから公的資金の投入も辞さないというのである。
中小・零細業者は、何故俺たちが経営困難に追い込まれなければならんのかと、憤まんやる方ない思いになっている。
何千億円もの債権を放棄しろと言っている訳ではない。
もともとそんな金を借りているというのではなくて、何千億円の金があれば、どれだけ沢山の中小商工業者が助かるかわからないというのである。
だから市場が退場を命じたら、大企業もつぶれてしまうのだ、というのであれば、まだしも納得がいく。
しかし俺たちは特別で、お前たちだけ市場原理に従うべきだ、なんて、いくら何でも虫が良すぎる。身勝手じゃないかと憤っているのである。
信用組合の相次ぐ破綻や、銀行の「貸し渋り」「貸しはがし」によって資金繰りに苦しんでいる東京・日本橋の老舗の中小商工業者が、昨年9月に銀座を1500人でデモ行進して金融政策の見直しを訴えた。
神奈川県川崎市でも、中小・零細企業を見殺しにするな!と地域経済危機突破をめざして、デモ行進を行った。
いま地域で地方自治体などが、緊急に経済対策を打ち出しつつあるのは、すべて政府の政策の失敗を緩和するためのものなのである。
景気が浮揚しないのは、小泉内閣の規制緩和政策が進まないからではない。
進めば現在よりもっと景気が悪化することは明らかである。
それにもかかわらず規制緩和にこだわり、「構造改革特区」をもちだし、構造改革特別区域推進本部を設置し、内閣総理大臣が本部長となって、進軍ラッパを吹き鳴らして、ハッパをかけている」
次は、「新自由主義」の用語の定義ではなく、具体的に進んでいる実態です。
今の小泉さんにアメリカ政府が要望している具体的な規制緩和(新自由主義)の政策の中身がわかるアメリカ大使館の資料です。
医療改革についても委員会にアメリカがはいってすすめているようです。
日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書(在日米国大使館)
(なんとこの文書に関連するアドレスは全部に読むことができないようにされています)
http://mizu888.at.webry.info/201406/article_87.html 「米が日本に押し付ける年次改革要望書」として
「故宮沢喜一内閣時代からアメリカが日本に対して、「年次改革要望書」という「命令書」を押し付けきて、自民党政権は何も考えずにそれだけをしてきた」というコメントのもとにこれまでに出されてきた宗主国アメリカからの命令書一覧が載っています。
H.P. of socialist earth government (社会主義地球政府のH.P.)サーカーは、「福祉」「社会福祉」についてどう規定しているのかメールをいただきました。
そこで私は次のように書いて送りました。
「新自由主義」についての今の私の理解を簡単にコメントさせていただきます。
1)
まず、言葉の定義の前に私が直観的に感じていることですが
この間おきた悲惨な事故や事件
(1)尼崎のJR事故
(2)マンション偽造問題
(3)ライブドアのウソの宣伝による株操作事件
この三つは、「新自由主義的な改革」なされてきた中で生じたものではなかろうかということです。
(1)
JRは「民営化」の象徴です。
国営や公営は不効率だから、競争原理の民営化にすると、サービスも向上し、赤字もなくなるということでした。
(サーカーやケン・ウィルバーによれば、この世の出来事はすべて相対的真理です。
この話も相対的真理です。
しかし、Privatizationが民営化と訳されていますが、
正確には、私物化、私用化となり、民間企業の経営にすることです。
サーカーのプラウト(進歩的活用理論)も、一般の人々を豊かにするなら公営でもいいし、民間企業でもいいけど、民主主義的な非集中経済をめざすべきだとしています。
これは、本当の意味で、民衆の経営化=民営化です。後ろに説明を入れます)
しかし、JR西は、安全よりも利潤第一主義に走り、過密ダイヤを汲み、社員研修は、研修の名で、仕事のスキルアップというようよりも、上に対する忠誠度を高める「研修」でした。
運転手は、労働強化と管理強化で追い詰められていました。
(2)
マンション偽造問題も、もちろん、法律に従わなかった建築士、耐震強度の偽装を事実上、強いた会社経営者の犯罪行為と思いますが、検査機関の民営化があります。
検査機関は、非営利団体でなくてはなりませんが、営利事業となりました。
営利事業ですから、なるべく多く注文をとって、たくさん検査をこなさなくてはなりません。
それは当然、見落としへとつながります。
人々の安全とかかわる問題については営利優先は、とても危険な事態を生むと考えます。
(3)
今回のライブドアのウソ情報による株価操作の問題も同様の問題があると私は見ています。
「株投資組合(ファンド)」を隠れ蓑にして、ライブドアは、操作を行っていました。
ニュース解説で、この株投資組合を規制緩和の自由化政策の中で出現させてきたことが問題の背景にあると専門家が述べていました。
しかし、その専門家は、それは、経済の活性化に役立っている面があるとも述べて、自分の保身をはかって正面切った批判をさけているように思えました。
小括
この(1)も(2)も(3)の出来事も、「民営化」という利潤追求を至上命題する経営へ、そしていっそうの貨幣崇拝社会への変化の中で生じました。
(2)の株投機組合(ファンド)(正確な名前を忘れましたが)は、アメリカのレーガン以後の新自由主義的改革の中で出てきたと思います。
そして日本でも登場し、今回の事態となったと思います。
2)
アダム・スミスの自由主義経済論には、今日のような株やドルや円やユーロのようなお金自体の売買でもうけるという不生産的な論はありませんでした。
この世の富は有限ですから、もともとの自由主義経済論には、富自体を生産して、そのパイの分け前の大小はあっても誰もが豊かなるという論理でした。
ところが、今日の称賛されている金融商品なるものの売買がつづくと、この有限の世界では、一方に貨幣が蓄積すると、他方で貨幣が不足します。
身体ではいえば、血液が一方に集中し、毛細血管で滞る状態です。
日本の国内の地方では、血管が滞り、不活性が生じています。世界的な規模でも同じことが言えます。
いかにすみずみの毛細血管まで血液たる貨幣がゆきとどいて回転する経済をつくるかが私たちの時代のテーマであるように思えます。
十年くらい前に、知人の友人の経済学者の人に、当時の私の考えで話した時に馬鹿にされたことがあります。
「君のいっているのは実体経済の話だ。
経済の事態は昔と違う。金融経済だよ」ということでした。
金融経済とは、株、ドルや円やユーロなど変動を利用して、その売買でもうけるというシステムです。
ソロスという国際投機家は、イギリス一国の国家予算の額以上を一日で動かしているそうです。
そのソロスは、今のようなグローバル資本主義のシステムは崩壊すると自分で言っていました。
サーカーの弟子のラビ・バトラというアメリカにいるインド人経済学者は、国際経済がギャンブル経済になっているために、経済崩壊がおきることを警告しつづけています。
(サーカーの論とちがってラビ・バトラの論は予言調のところがあり、あやしさがありますが、今日の新自由主義がもたらした国際ギャンブル的なグローバル資本主義が崩壊せざるをえないかを経済的に説明しているところは説得力があります)
サーカーは、貨幣の循環を血液循環に例え、その循環を重視しています。
血液循環が毛細血管までゆきとどかず、脳溢血状態になっているのが、今日の世界の経済と考えられます。
経済体全体の毛細血管までしっかり血液(貨幣)が循環するシステムにしてゆく必要があるのだと思います。
3)まずすみずみの毛細血管まで血液がながれる経済構造のイメージを次に紹介して、後ろに「新自由主義」の用語について紹介します。
いかなる経済構造が、毛細血管のすみずみまで貨幣が回転するでしょうか。
サーカーは民主主義的分権経済をめざすことを提起しています。
次の二つの部分からなっているように解釈しています。
① 企業自体が可能なかぎり民主主義的構造をめざし、最終的には協同組合、個人経営、自治体経営となります。
② さらに②地域の人々が経済計画の決定権をもつ地域経済ユニットの設立です。
地域経済ユニットの考えをもう少し詳しく述べさせていただきます。
ウィルバーの言葉ではホロン階層構造(ホロニック)です。彼はホリスティックをホロン階層的イメージで語ります。
たぶん曼陀羅のイメージも重なるのではないではないかと思います。
臓器の中に細胞があり、細胞の中に分子があり、分子の中に原子があります。
それぞれのレベルでバランスのとれた状態が健全です。
同じように経済体において、極大の地域の中に大地域があります。
大地域の中に中地域があります。中地域の中に小地域があります。
小地域の中に極小の地域があります。
原子、分子、細胞、臓器のそれぞれのレベルでバランスがとれていることが健全であるように、経済もそれぞれのレベルの地域で可能な限りバランスがとれていることが望ましいと考えます。
農業、工業、商業などの産業分野のバランス、衣食住の生活必需品、医療、教育についてそれぞれの地域で自給できることです。
この視点から、「新自由主義改革」についても考えたいと思っています。
ここまでを「市民社会フォーラム」への投稿とさせていただきます。
お読みいただいた方にはありがとうございました。
4)
そこで「新自由主義」という用語です。
私が一知半解なことを言うよりも、学者などの説明を紹介します。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 簡潔に事典的に説明してあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%87%AA%E7%94%B1%E4%B8%BB%E7%BE%A9
新自由主義とは、土地制度史学会
http://www.e.u-tokyo.ac.jp/~takeda/tochiseido/homepage/00youshi.htm
これは学者の集まりで、自由主義から新自由主義へを学術的に簡潔に書いています。
これによれば、オーストリア学派の「ハイエク」という人が新自由主義の元祖みたいですが、ハイエクはノーベル経済学賞を得た学者であり、元祖のいわんとしたことは、ソ連などの経済の批判であって、今の新自由主義とは違うのではないかと感じます。
以下はハイエクについての記事です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%AF
以下も「土地制度史学会」の新自由主義政策の展開の学術的な簡潔な紹介で、参考になります。
http://www.e.u-tokyo.ac.jp/~takeda/tochiseido/homepage/2001taikai03.htm
ついでに、その他に新自由主義として学者などが言及している部分を引用しておきました。
「現代資本主義と新自由主義の暴走」二宮厚美
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/kanpo/10-3/10-3-7-1.html
私は若い時に一、二度、お会いしたことのある神戸大学の先生ですが、次のように短く定義されています。
「この90年代、わが国をとわず全世界中を市場万能主義だとかグローバリズムと呼ばれる思想が駆けめぐった。
新自由主義とは、市場をあたかも物神のように崇めて、全世界にその普及を主張する思想のことである」
「はてなダイアリー」より
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B7%BC%AB%CD%B3%BC%E7%B5%C1
ここで登場するのが「新自由主義」であり、具体的にはアメリカ合衆国のレーガン政権による「レーガノミクス」、イギリスのサッチャー政権による「サッチャリズム」であった。
新自由主義においては、経済への政府の介入を縮小し(所謂「小さな政府」)、規制緩和等を通じて従来政府が担っていた機能を市場に任せることが行われる。
ケインズ主義は需要を政府がコントロールする「総需要管理政策」を指向するのに対し、新自由主義かにおいては供給サイドの活性化を目指す「サプライサイド政策」が採られる。
この場合、減税により資金を民間に回し、規制緩和や政府部門の民営化等の手段によって民間経済を活性化させる方策が指向される。
自由主義とは、「はてなダイアリー」から
他方、古典的な十九世紀以来の伝統的自由主義の場合、自由主義経済や新自由主義(ネオリベラリズム Neo liberalism )というときなどは、国家からの民間、個人の自由を最大限認める立場を指す。
この場合には、私人間の関係において社会的な実質的自由度がどうなっているかは公権力の介入すべき問題ではないとされ、政府からの自由が概念の中心にあり、相互に、とくに公権力から干渉されないことがもっとも重視される。
元専修大学講師 須見正昭 の新自由主義への発言です
http://www.kokuminrengo.net/giinban/g19-sm.htm
この中に以下のようにあります。
「 新自由主義
それに大きな力を発揮したのは、新自由主義的な考えと、それに基づく一連の政府の政策であった。
新自由主義とは、市場原理に基づく競争秩序を強化し、自由競争の圧力と優勝劣敗の自然淘汰によって経済の活性化、効率化を図ろうとする思想であるが、これが学説としてとなえられているという域を越え、非議員の閣僚として、政治の場で大きな力を発揮しているところに、より一層大きな問題を生じている。
市場から退場を命じられた企業は、どんどん退場していくべきだ。
というのだが、他方巨大企業については、つぶれるといろいろ社会的な問題も生じるからと、何千億円もの銀行からの借金も棒引きにする。
その銀行の経営が揺らぐと困るから公的資金の投入も辞さないというのである。
中小・零細業者は、何故俺たちが経営困難に追い込まれなければならんのかと、憤まんやる方ない思いになっている。
何千億円もの債権を放棄しろと言っている訳ではない。
もともとそんな金を借りているというのではなくて、何千億円の金があれば、どれだけ沢山の中小商工業者が助かるかわからないというのである。
だから市場が退場を命じたら、大企業もつぶれてしまうのだ、というのであれば、まだしも納得がいく。
しかし俺たちは特別で、お前たちだけ市場原理に従うべきだ、なんて、いくら何でも虫が良すぎる。身勝手じゃないかと憤っているのである。
信用組合の相次ぐ破綻や、銀行の「貸し渋り」「貸しはがし」によって資金繰りに苦しんでいる東京・日本橋の老舗の中小商工業者が、昨年9月に銀座を1500人でデモ行進して金融政策の見直しを訴えた。
神奈川県川崎市でも、中小・零細企業を見殺しにするな!と地域経済危機突破をめざして、デモ行進を行った。
いま地域で地方自治体などが、緊急に経済対策を打ち出しつつあるのは、すべて政府の政策の失敗を緩和するためのものなのである。
景気が浮揚しないのは、小泉内閣の規制緩和政策が進まないからではない。
進めば現在よりもっと景気が悪化することは明らかである。
それにもかかわらず規制緩和にこだわり、「構造改革特区」をもちだし、構造改革特別区域推進本部を設置し、内閣総理大臣が本部長となって、進軍ラッパを吹き鳴らして、ハッパをかけている」
次は、「新自由主義」の用語の定義ではなく、具体的に進んでいる実態です。
今の小泉さんにアメリカ政府が要望している具体的な規制緩和(新自由主義)の政策の中身がわかるアメリカ大使館の資料です。
医療改革についても委員会にアメリカがはいってすすめているようです。
日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書(在日米国大使館)
(なんとこの文書に関連するアドレスは全部に読むことができないようにされています)
http://mizu888.at.webry.info/201406/article_87.html 「米が日本に押し付ける年次改革要望書」として
「故宮沢喜一内閣時代からアメリカが日本に対して、「年次改革要望書」という「命令書」を押し付けきて、自民党政権は何も考えずにそれだけをしてきた」というコメントのもとにこれまでに出されてきた宗主国アメリカからの命令書一覧が載っています。
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