日本棚田百選・姨捨の棚田と稲倉の棚田 (video inspired by god of star)



(True socialism of Marx which gods of heaven downed is same to this)

Dear
I am comic program in your mind.
We project of Heaven and gods introduce article of assistant Mitsuki which was issued to social forum movement.
We write article of view of true gods.

This article is that economic understructure defines Legal political cultural superstructure.
When economic structure is not democracy, law, politics and culture are not democracy.
This point out of Mitsuki is very important truth.
True socialism of Marx which gods of heaven downed is same to this.


(政治民主主義と経済民主主義   ホラーキー型地域経済構造への展望)

未来ビジョンを考える際のポイントを提起したいと思います。

(1) ホラーキー(重層的民主主義)構造

私は、社会組織のあり方を、
このコスモス(天地万物)の存在原理に
合致させて組み立てて構想することが必要だと思います。
その原理とは、ホロン階層構造です。
ヒエラルヒー階層構造と区別するためにホラーキーと言います。
流通しやすいように私は民主主義的重層構造と述べました。

(すでに何度も論じているのでわかっている人は
ここをとばして(2)に行ってください)
(詳しくは「ホロンとホラーキー階層」
http://www12.ocn.ne.jp/~kitsumi/horaakyshakairon/2horontohoraaky.html)


それは
原子が自立的運動(エイジェンシー)して
近隣の原子と協力(コミュニオン)して
高次の分子を成立させます。(超える=トランス)
分子が自立的運動(エイジェンシー)して
近隣の分子と協力(コミュニオン)して
高次の細胞を作り上げます。

・・・ 天地万物は、限りなくこのような重層構造になっています。
(これを論証したのがウィルバーの『進化の構造』という本です。)

ホラーキー階層構造は、
ヒエラルヒー階層のように
資本主義経営のように
上からの命令ではなく
それぞれのレベルの単位が自己決定して
運動して上位レベルを組み立ててゆきます。

このホラーキーの観点からすると
下位集団の民主主義を「含んで超え」て、
中位集団の民主主義があり
さらにそれを「含んで超えて」
上位レベルの民主主義があるという
重層構造的民主主義構造が
天地万物の理に対応しています。
(これは合意形成を下から積み上げることでもあります)

(2)政治民主主義と経済非民主主義

「経済的下部構造が上部構造を規定する」という
マルクス的に表現すると

経済の非民主主義が、
経済的下部構造にあり、
上部構造に政治民主主義が乗っかっています。

上部構造と下部構造は相互に影響しあうけれども
下部構造が究極的な決定要因だというのが
マルクスの見方だとされてきました。

とするならば、
下部構造の経済における非民主性は
上部構造の政治や思想に反映します。

政治民主主義で選出されたヒトラーやブッシュは
民主主義とは無縁の悪魔的な所業を行いました。

橋本知事は、職員に対して
「社長に文句を言うなら民間会社なら首だ。
府民の選挙で選ばれた知事に文句をいうな」
という趣旨の恫喝を行いました。
ここには下から合意形成を積み上げる民主主義の発想はありません。

選挙で自分が統治の正統性を与えてられたということでもって 何をしてもいいなら、ヒトラーやブッシュの思考と同じ体質です。

橋下知事の言は、
経済的な非民主的下部構造が、
民主主義的政治上部構造に反映している
象徴とも考えられます。

すなわち、
政治的上部構造における民主主義が実のあるものになるためには
下部構造としての経済システムが
下から合意を積み上げる
重層構造的民主主義にならねばならないわけです。

政治民主主義はフランシス・フクヤマの言うような
「歴史の終わり」ではないのです。
政治民主主義を「含んで超えて」
経済民主主義を実現することが、
次の歴史の課題なのだと思います。

(3)社会全体における生産の無政府性の克服の道

「社会全体における生産の無政府性と
個々の生産の組織性の発達の間の矛盾」
が経済恐慌にあらわれているという
エンゲルスの『空想から科学・・・』の
見方を紹介しました。
「社会全体における生産の無政府性」とは
市場経済のことだと解釈しています。

現在、「社会全体における生産のアナーキー(無政府性)」は
世界全体における生産の無政府性に拡大し
さらには、金融市場までが無政府性のもとにおかれ
無政府性は、広く深く社会を覆い
そして私たちは、その破局による災難を目にしています。

これに対して、
旧ソ連型の国家社会主義(=国家資本主義)は
国家による経済の全面的なコントロールで
生産の無政府性を克服したあり方を追求しました。

アメリカは、ニューディール型の国家財政出動によって
生産の無政府性の弊害を部分的に補うことで
恐慌時の被害を最小化しようとしました。
オバマもその道を進もうとしています。

資本主義の「生産の無政府性」というエンゲルスが
述べたテーマは、まさしく今日の問題でもあります。

現下の危機的状況は別として
その真の解決の方向は、
市場生産体系をホラーキー型構造にしてゆくことだと
私は、見ています。

すなわち
小地域市場再生産圏を追求します。
そこでは、可能なかぎり、農工業商業のバランスと
衣食住教育医療エネルギーの自給が追求されます。

その小地域を「含んで超えて」中地域市場再生産圏が追求されます。
その中地域を「含んで超えて」大地域市場再生産圏が追求されます。
その大地域を「含んで超えて」大大地域市場再生産圏が追求されます。
その大大地域を「含んで超えて」大大大地域市場再生産圏が追求されます。

このようなホラーキー構造型の規制のある市場経済を実現することだと思います。
(これを完全に実現するには、
小地域社会経済委員会から立ち上る下からの計画経済が必要ですが
前に論じたので省略します)

大地域を日本の国のレベルとしましょう。
基本的食料など生活必需品は
各国の自給量を超える分だけを外国に輸出できる原則を
内外に表明し、
日本は関税をかけて、
農産物などの生活必需品の自給を実現させます。
もちろん他国についても生活必需品の自給を支援します。

日本の中地域、小地域についても
地域の自立的再生産圏を追求してゆきます。
関税は、小、中地域では、不可能ですから可能な施策によって追求します。
たとえば、
原料のあるところに加工工業の設立する原則で地域に雇用を生んだり
地域の生産物を地域の人が買うように地域通貨(振興券)など
いろいろ工夫ができると思います。

大地域を日本とすれば、大大地域再生産圏を追求すべきです。
すなわち
貿易においては、日本の周辺の国々との貿易を優先すべきです。

なぜなら、
日本はブラジルから大豆を買ったり
アフリカのグレープフルーツを見かけますが
運送費が高くつき、生産現場の人の取り分が少なくなり
かつエネルギーとして燃料を燃やし、
地球環境にも悪いです。
近隣諸国との地域再生産圏の探求が必要です。

新自由主義の経済グローバル化は、
まったくこの方向の逆を進みました。
大中小の地域再生産圏を破壊しながら
大大大地域の巨大な再生産構造を成立させるものでした。

それは、一部に巨額に溜め込む富裕者を生み
たくさんの人々を不安定な生活に追い込んできました。
現在の恐慌で多くの小地域経済が壊滅的打撃を受けている
ことが容易に予想されます。

おそらくアフリカのグレープフルーツの輸送を支配する多国籍企業は
自分たちの搾取分も含めて、
遠く日本までの運賃をかけた上で
市場競争に勝つ値段をつけますから
現地の人々の取り分は少ないでしょうし
そして現在の恐慌で現地の人々は市場を失い、生活に窮していると
予想されます。
様々な分野の産業でこのことが言えると思います。

このコスモスは絶えず動く三方向の力で象徴できます。
小さな三方向の力の矢印できた三角形は、
動きの中でその形が崩れても、生産調整のレベルで
人々に被害なしに対応できます。
しかし
巨大な三方向の力の矢印できた三角形は、
動きの中でその形が崩れると
小さな調整では足りないので
人々に莫大な被害を引き起こします。
かつ巨大な三角形では、
中間搾取の可能性が拡大します。

歴史的経過から地球各地は、
それぞれの地域で生活できる費用が違えば
賃金も違います。
それなのにすべての関税をとっぱらって
自由貿易を主張してきた人々は
巨大な三角形をつくって
人類間に搾取を広げてきた人々です。

山の斜面の幾重もの棚田をイメージすればわかると思います。
田んぼの畦に板の仕切りがあって水の調整をしています。
水の調整は、関税です。
水の仕切りをとってしまえば、上の方にある田は干上がり
下の方の田は水が多すぎて作物が育ちません。

構造改善事業は、
上の方にある田んぼを少しずつ統合して
中のところの田んぼを少しずつ統合して
下の方にある田んぼを少しずつ統合して
やってゆきます。
田んぼの水の仕切り(関税)は必要です。

地球惑星のすべての地域が自立的再生産構造もち
下から上に「含んで超える」重層的地域構造として
組織された一つの再生産構造となった時
さらには
営利追求の資本主義原理が克服された
協同組合ネットワークの経済社会として組織されている時
その時、地球村が本当のグローバル自由市場になる日だと思います。

H.P. of socialist earth government (社会主義地球政府のH.P.)

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