Ave Maria, de Erothides de Campos, com Altamiro Carrilho e Niquinho. (video inspired by god of star)


(Morimot Junichou was only one thinker who understood core point of "Capital' of Marx in twentieth century)

This article is history of thought by Morimoto Junlchirou.
Morimot Junichou was only one thinker who understood core point of "Capital' of Marx in twentieth century.
Mitsuki read all books of Morimoto.
This makes Mitsuki understanding of thought deeply.

この論文は守本順一郎の思想史についてです
守本順一郎は,20世紀に資本論の核心部分を理解していた唯一の思想家でした。
ミツキは守本のすべての本を読みました。
これがミツキの思想の理解を深いものにしました。





思想史守本順一郎の古代思想の見方と『東洋政治思想史研究』

守本順一郎の思想史とかかわって

『日本思想史』の新書版は大衆向けの入門編で、
この守本順一郎『東洋政治思想史研究』未來社
また『日本思想史の課題と方法』新日本出版社を、
守本の主著として読んでみることをお勧めします。
新書版よりも深いです。
私は守本思想史のファンです。
大衆向けに分かりやすく書いた新書版の方は、
どうしても理論的図式があって、それに事実をあてはめていると誤解される可能性があります。
『東洋政治思想史研究』は、深い思索に跡づけられており、
思想史を深める人には、自信をもってお勧めできる書物です。

守本順一郎は、その思想史研究において思想が政治経済に対応している側面を検討し、
一者に繋がるスピリチュアリティの側面からは検討していません。
しかし、私たちが日本の集合的心理構造の多次元ホロン構造を見てゆく際に
その基本的な視点が参考になります。
守本順一郎は、アジア的思惟→古代的思惟→封建的思惟に対応させて、
アジア的思惟とてし神道、原始儒教、バラモンをあげています。
守本順一郎『東洋政治思想史研究』未來社、321ページ
アジア的思惟は血縁関係を支配原理としています。
(私は同時にシャーマン的要素が支配的であると見ています)
古代的思惟として仏教は、血縁原理を切断します。
そして封建的思惟としてのヒンズー教や朱子学は、血縁原理を復活させます。
このことを守本は、『東洋政治思想史研究』において詳細に論理的に解明しています。

守本が知らなかったことがあります。
『ホツマツタヱ』が改作されて『古事記』がつくられていることが
学問界で認められる段階が来れば
守本順一郎の神道の部分は、基本的観点はそのまま通用すると思いますが
少し訂正が必要ではないかと思います。
守本がアジア的と述べている段階は、
同時にすべての存在に精霊を見るシャーマン的段階であり、
その段階の最高の達成として、一者の顕現として多者を見るという
最初のワンネス哲学が生まれた段階ではないかと私は考えるのです。
インドのウパニシャド哲学は、
一から多が生まれたとするものであります。
『ホツマツタヱ』古神道も、
アメミヲヤという無限の形なき一者の自己転化として天と地、
そして人間が生まれたとみます。
すべては聖なる一から生まれたとする点で共通しています。
孔子と同じ諸子百家の中には、聖なる一から多が生まれたとする タオの老子の思想がありました。 
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Tachibana/8318/ 
「天地われと並び生じて万物われと一たり。
すでにして一たり。かつ言をあるを得るか。すでにしてこれを一と謂う。
かつ言なきを得るか。一と言と二となる。二と一と三となる。・・・
故に無より有に逝くも、もって三に至る。・・・
道は一を生じ、一は二を生じ、三は万物を生じる。
万物は陰を負いて陽を抱き、沖気以って和を為す。(老子・42章)」

このように古代以前のシャーマニズム的段階は
誰にも精霊(カミ)が宿っていて、それが発展すると
誰もが形なき一者の子孫であるという見方になります。
それは古代の支配システムの確立にとっては都合が悪いです。
古代において、民衆は鎖無き奴隷制のようなまったく
無権利状態に置かれますのでそれを正当化する論が必要です。
そのためイサナギ・イサナミは天の神の世界から降りてきたと書き換えらたのだと思います。
守本思想史が分析するように、
古代仏教もまた古代思想としてこの現実世界を空、虚として幻の世界と説き
この世に積極的な意味を賦与しませんでした。
それは、古代という非人間的な搾取システムに対応していたと思います。
そこに古代的仏教を超えるものとして朱子学の朱熹があらわれます。
詳しくは、守本順一郎『東洋政治思想史研究』未來社に説得力をもって書かれています。
あとがきに、丸山真男教授などの推薦でこの本が世にでたと書かれています。
H.P. of socialist earth government (社会主義地球政府のH.P.)

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