363『ヒストリカル・マテアリアリズム』
2013年3月1日15時25分~17時45分
ヒストリカル・マテアリアリズムとは、史的唯物論のもともとの英単語である。
歴史的唯物論とは、歴史を唯物論的に観ることである。
歴史を唯物論的に観るとは、歴史を物質的下部構造においてとらえるということである。
物質的下部構造とは、生活に不可欠な衣食住を生産する構造のことである。
衣食住を生産する構造が他の社会領域の構造を規定していると観るのが唯物論なのである。
非顕在の「私」意識実体が顕在の物的身体に重なった存在が人間である。
顕在世界に物的身体を維持することが、人間の歴史を成立させる基底となる。
非顕在の思念体が時空に確定した特定ポイントにもとづいて思念体構造を作る。
時空に確定した特定ポイントは衣食住を確保する日常生活の事実に立脚する。
思念体構造にもとづいて政治、法律、文化の領域が形づくられる。
衣食住を確保する日常生活の事実とは、生産と流通の経済領域である。
生産と流通の経済領域の構造が政治、法律、文化の領域を規定しているのであってその逆ではない。
下部構造と上部構造の相互作用において究極的に規定しているのは下部構造である。
生産と流通の経済領域の構造は、歴史的に変化してきた。
この歴史的変化をとらえるのが歴史的唯物論である。
生産と流通の変化を引き起こしてきたものは生産力の発展である。
生産力の発展が、生産における人間と人間との関係(生産関係)の変化を引き起こしてきた。
採取狩猟段階は、生産手段の共有と対等な人間と人間との関係。
農業段階は、生産手段の公有と少数者による多数者の支配。
工業段階は、生産手段の私有と少数者による多数者のコントロール。
生産力の発展が生産における人間と人間との関係の変化を引き起こしてきたことがわかる。
21世紀に入り、生産力はIT段階に達している。
IT段階は情報を多数者が共有する時代であり、少数者が多数者をコントロールする資本主義システムの変化を引き起こさざるを得ない。
IT段階は生産手段の共有と対等な人間と人間との関係の社会主義システムをもたらす。
IT生産力は、地球規模で情報通信網を作り上げ、国民国家を超え、世界中瞬時の情報流通とコミュニケーションを可能にしている。
IT生産力は、社会主義革命を一国規模ではなく世界的規模で生じさせ、社会主義地球政府樹立という人類史に新たな次元を開かざるを得ない。
IT生産力は、物質的下部構造に従来にはない根本的変化を引き起こしている。
情報の共有の深さと広さである。
情報の共有の深さが生産手段の共有にもとづく社会主義生産関係をもたらし、情報の共有の広がりが地球政府を樹立させるのである。
今、そのときがきた。
Ninety- Nine Percent Unite!
文書363『ヒストリカル・マテアリアリズム』についての天の解説
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、363『ヒストリカル・マテアリアリズム』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n94-363.html
ヒストリカル・マテアリアリズムとは、史的唯物論である。
史的唯物論は天の神々がマルクスにおろした思想である。
史的唯物論は社会の発展が生産力と生産関係の対立と統一の中で展開することを教えている。
生産力に照応する生産関係が成立するときは、生産力と生産関係の対立は統一されている。
生産力の発展が生産関係と照応しなくなると、生産力と生産関係の対立が表面化する。
生産力の発展に照応する生産関係を成立させて生産力と生産関係の対立を統一する宇宙根底の力が働く。
今日、IT生産力と資本主義的生産関係の対立が表面化している。
IT生産力に照応する社会主義的生産関係を成立させて生産力と生産関係の対立を統一する宇宙根底の力が働いている。
史的唯物論は真理である。
363『ヒストリカル・マテアリアリズム』から紹介する。
情報の共有の深さが生産手段の共有にもとづく社会主義生産関係をもたらし、
情報の共有の広がりが地球政府を樹立させるのである。
今、そのときがきた。
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Loreena McKennitt - The old ways (video inspired by god of star)