385『経済発展』
2013年3月8日9時25分~10時30分
経済発展とは生産力の発達である。
生産と流通が活発化することが経済発展である。
経済発展は、人間が余暇を楽しみ、人生を充実させる可能性を切り拓いてきた。
今日、経済発展は、人生の充実どころか人々に余裕のない苦しい生活を強いている。
なぜ、経済が発展しているのに苦しい生活の人々が生み出されるのか。
資本主義が歴史発展の中で果たす役割を終えたからである。
資本主義工業は、それまでの自然の制約を受ける農業から飛躍的に生産力を発達させ、人々の暮らしを大きく改善してきた進歩的側面があった。
今日、資本主義がもっていたその進歩的側面は無くなった。
資本主義の経済発展は少数の人を富ませても多数の人々の暮らしを圧迫するものとなった。
資本主義は、歴史的使命を終えたために改良的措置では人々の暮らしを改善することができない。
資本主義のさらなる経済発展は、社会のひずみを一層ひどくしながら進んでゆかざるをえない。
人々の未来はもはや資本主義のもとでは切り拓かれないのである。
暮らしの改善は、生産手段の共有化による社会主義によってしか切り拓かれない。
生産手段の関係者による共有化では、失うものは誰もいない。
平和的に社会主義経済を実現することが可能である。
社会主義経済は、国有化を意味しない。
社会主義経済は、生産手段を共有する経済を意味する。
生産手段を共有する社会主義経済のもとでは、経済発展はそのまま人々の暮らしの向上となり、ゆとりある生活が可能となる。
生産手段を共有する社会は、民主主義的で協力的な経済運営となる。
他の企業と存亡をかけた経済競争は終わりを告げる。
企業関係者による民主主義的な経済運営になる。
一部に富と貨幣が集中しなくなる。
仕事を分かち合うために労働時間が大幅に短縮されてゆく。
経済発展は、すべての人に生活の安定とゆとりをもたらす。
資本主義のもとでの経済発展は一部に富と貨幣を集中させ、多数の人々のゆとりを奪い、暮らしを不安定にする。
社会主義のもとでの経済発展は、関係者全員の生活が向上し、安定したゆとりある暮らしをもたらす。
ゆとりが奪われ、暮らしが不安定化している多数の人々が、社会主義を求めて立ち上がる。
世界中から社会主義を求める叫びがわき上がる。
社会主義を求める人々の大きなうねりが惑星全体に高まる。
社会主義地球政府が樹立される。
文書385『経済発展』についての天の解説
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、385『経済発展』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n92-385.html
経済発展とは生産力の発達である。
生産力の発達は、社会構造が成立している場の流れを意味する。
生産力の場に対応して社会構造が成立維持崩壊を繰り返す。
生産力の場の拡張的変化が時間の流れの中で生じる。
拡張した場は、旧構造を要素する高次構造を成立させる。
旧構造を要素する高次構造とは顕在宇宙における新しい存在階層である。
新しい存在階層は、それまでの諸要素をバランスをもって存在させる統合力をもっている。
旧構造は拡張した場において安定した構造を維持できず、構造自体が崩壊の危機にさらされる。
場と構造の乖離における対立の激化の中で宇宙根底の対立を統一させる力が働く。
対立を統一する力が高次構造を成立させるのである。
経済発展の中でのグローバルな場は、資本主義と国民国家の構造を崩壊の危機にさらしている。
場と構造の対立を統一する宇宙根底の力が働き、場と構造の矛盾を揚棄した社会主義地球政府構造が生れる。
385『経済発展』から紹介する。
生産手段を共有する社会主義経済のもとでは、経済発展はそのまま人々の暮らしの向上となり、ゆとりある生活が可能となる。
生産手段を共有する社会は、民主主義的で協力的な経済運営となる。
John Sokoloff - El Manor (video inspired by god of star)