311『社会主義の歴史』
2013年2月18日17時40分~18時50分
社会主義は生産手段を共有する思想である。
社会主義を考えた先駆者は、ロバート・オーエンだった。
ロバート・オーエンは、イギリスで協同組合運動を始め、労働者が生産手段を共有する経営のネットワークを生み出した。
ロバート・オーエンから学んだのがマルクスとエンゲルスであった。
協同組合のネットワークを社会全体に実現しようとした。
パリ・コミューンはパリ市全体を協同組合のネットワークで組織した。
短期間であったが生産手段を共有する社会を生み出した。
マルクス、エンゲルス、パリ・コミューンから学んだレーニンは、ロシアで社会主義革命をおこした。
ロシアは資本主義が未発達な国であった。
生産手段の共有に至る前にレーニンは亡くなり、後を次いだスターリンは、生産手段を公有化し、社会主義の名のもとで、事実上独裁的な階級社会をつくってしまった。
ロシアにつづいて、社会主義の名のもとで、資本主義の未発達な東ヨーロッパの国々が生産手段の公有化をした。
中国、北朝鮮、ベトナム、キューバが、社会主義の名のもとで生産手段の公有化をした。
これらは資本主義の未発達な国であり、少数エリートの支配する階級社会となった。
20世紀末、ロシアを含めてこれらの国のほとんどが、生産手段を私有する資本主義に進化した。
このことは、経済的下部構造が上部構造を規定するという史的唯物論の正しさを証明するものだった。
社会主義は、資本主義を「含んで」超えて生産手段の共有を実現する思想であった。
生産手段の公有は資本主義以前のシステムに合致するものであった。
21世紀に入り、生産手段の共有にもとづく社会主義を実現する思想と運動は南米で「21世紀の社会主義」の名のもとに力強く前進している。
生産手段の共有の思想が本来の社会主義であり、真の社会主義の思想と運動が100年の空白を超えて、人類史の中でよみがえりつつある。
南米から始まった「21世紀の社会主義」は、北米に広がり、やがて全地球をおおいつくすことになる。
社会主義の歴史をふりかえる際に「生産手段の共有」という社会主義思想の核心部分を保持しているかどうかが重要である。
生産手段の共有は、摂理にそった社会を生み出す。
①生産にかかわるすべての人に敬意を払うシステムである。
②生産手段と労働の成果を関係者で共有し、分かち合うシステムである。
③競争ではなく、協力を原理として労働が組織される。
④生産にかかわる人の意志を尊重する民主主義的経済運営となる。
⑤すべての人にわけへだてのない待遇をもらす。
生産手段の共有のもとでは、働くというVO活動自体が摂理にそっているために魂の向上をもたらす。
生産手段の共有をめざす「21世紀の社会主義」運動は、そのビジョンが摂理にそったものであるために、運動参加者自体の魂のレベルアップをもたらす。
魂のレベルアップした人々はより広範な人々を引きつけ、運動に参加させてゆくことになる。
文書311『社会主義の歴史』についての天の解説
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、311『社会主義の歴史』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n74-311.html
社会主義思想は、生産手段共有の社会をめざす思想として天の神々がマルクスにおろした。
19世紀の社会主義運動は生産手段共有をめざした運動であった。
20世紀の社会主義運動は天の神々がマルクスにおろした社会主義思想から離れ、生産手段公有をめざすものに変質した。
変質した主な理由はロシアで社会主義を実行したスターリンが生産手段の公有化をもって社会主義と宣言したことにある。
ロシア革命が本来の社会主義から変質した背景にネガティブ神が全力をあげてマルクス主義者に貼りついて思考を操作し、天の神々の影響力を封じたことにある。
20世紀は生産手段共有をめざす社会主義運動は消滅した。
21世紀に入り、南米で力強く本来の生産手段共有をめざす社会主義運動が活発に展開し、100年ぶりに真の社会主義運動が復活した。
21世紀の社会主義運動は、南北アメリカ大陸で革命に勝利し、統一した大陸政府を樹立し、全世界に社会主義地球政府樹立を呼びかける。
全世界で生産手段共有の社会主義運動が人類史上空前の規模で展開し、全世界で社会主義革命がおき、社会主義地球政府が実現する。
311『社会主義の歴史』から紹介する。
協同組合のネットワークを社会全体に実現しようとした。
パリ・コミューンはパリ市全体を協同組合のネットワークで組織した。
短期間であったが生産手段を共有する社会を生み出した。
John Sokoloff - Through A Window (video inspired by god of star)