206『社会主義の未来』
2013年1月23日18時20分~19時50分
社会主義は、生産手段の共有を意味する。
生産手段を共有することは、生産手段をもつものが生産手段をもたないものを解雇するということはなくなる。
民主主義的企業運営が可能になる。
経営がうまくいっているときも困難なときも、喜びも苦しみも分かち合う人間関係となる。
これが資本主義的生産関係にとってかわる社会主義的生産関係である。
社会主義は、必要のための生産である。
資本主義は、売るための生産である。売ることが目的となっている経済なので莫大な浪費経済となっている。
20世紀の社会主義は、資本主義経済以前の状態から社会主義を作ろうとして破綻した。
今日の情報技術革命は、資本主義の売るための生産を超えて、必要に応じて生産することを可能にしている。
社会主義は、下からの民主主義的計画経済である。
社会主義は、国家による統制経済を意味しない。
情報技術革命によって可能になった高度に発達したシミュレーション技術によって需要予測をベースとした下からの計画経済となる。
社会主義は、協同組合のネットワーク経済である。
資本主義は、生産手段をもたない人々が労働力として雇われる経済であるが、社会主義は、生産手段を共有する民主的企業である協同組合のネットワーク経済である。
企業内部の人間関係においても企業間においても、資本主義の競争原理は、社会主義の協力原理におきかわる。社会主義は協力経済である。
社会主義は、個人と地域住民の自決する権利を尊重する。
資本主義は、形式だけ自決する権利があり、自由意思で決めているように見えるが、実際にはお金の力によって支配されている。
社会主義は、お金の力による支配を排除して、すべての人間の自決する権利、自由意志を尊重してゆく。
20世紀の社会主義国家が個人や地域住民の自由意志を踏みにじっていたのは、社会主義ではない。資本主義以前の経済を反映していた。
21世紀の社会主義革命は、地球惑星政府を樹立する。
地球が一つの国になる。
今日の国家は、地球政府の地方自治体になる。
各国の軍隊の保有は禁止され、地球政府軍のもとに集中される。
核兵器は廃棄される。
軍事費の負担は激減し、暮らし、医療、教育、福祉、自然保護の予算にまわされる。
社会主義は、地球は全人類の共有財産とみる。
地球政府は、地球の自然と資源を人類の未来も見据えてその有効活用をコントロールする。そのため、資本主義のように一部の強国や企業のお金の力による資源と自然の支配がなくなる。
社会主義は、地域経済の自立を重視し、食糧とエネルギーの地域自給を保護し、地域間の対等な経済関係を作り上げる。
関税を復活させ、経済活動のコントロールに活用する。
社会主義革命による地球惑星政府の樹立は、人類の未来を切り拓く。
文書206『社会主義の未来』についての天の解説
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、206『社会主義の未来』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n58-206.html
社会主義は生産手段を共有する社会を意味する。
天と神々がマルクスにおろした社会主義にはそれ以外の意味ない。
生産手段の公有は社会主義ではないのである。
独立小生産者が生産手段を私有していたのが資本主義の発展の中で生産手段を失って雇われて働くしかなくなった。
生産手段を失った人々が再び生産手段の所有を復活する。
これがマルクスが『資本論』で述べたことである。
20世紀の社会主義はマルクス主義ではなかったのである。
すべての企業が関係者による共有となる。
資本主義の競争原理に代わって分かち合いと協力が原理となる。
人間関係のあり方の根本的な変革が生じる。
分かち合いと協力は摂理にそった人間のあり方である。
資本主義の競争原理と成果主義は摂理に反した人間のあり方であり、魂の苦悩を生んでいる。
生産手段共有の社会主義は人類の魂を救うことになる。
206『社会主義の未来』から紹介する。
企業内部の人間関係においても企業間においても、資本主義の競争原理は、社会主義の協力原理におきかわる。社会主義は協力経済である。
Ennio Morricone La Califfa (video inspired by god of star)