273『法律』
2013年2月8日18時20分~9日6時35分
人類社会は、法にもとづく統治を発達させてきた。
立憲政治は、憲法のもとで議会が設けられ、議員が多数決で法律を制定する。
法律が制定されると行政機関は国民に対して法律の遵守を強制する。
法律が摂理に反した内容である場合、魂レベルの高い人々は法律の強制に対して苦悩する。
法律の実施に抵抗し、社会的に孤立する。
摂理に反した法律はさらに個人の自決権をも踏みにじる摂理に反する役割を果たす。
国民国家体制の立憲政治は摂理に反する法律の制定と実施を国民に迫る性質をもっている。
国民国家体制そのものが人類を分割するグループであり、すべての人類の生命、自由、および幸福追求の権利をまもるための政府ではなく、すべての人類に敬意を払っていないという本質的欠陥に由来する。
すべての人類に敬意を払う魂レベルの高い人と国民国家体制は共存できないのである。
地球惑星政府の樹立後に制定される法律は、すべての人間に敬意を払い、すべての人間に対して分け隔てなく対処するという摂理の原理に合致する。
地球惑星政府が、すべての人類の生命、自由、および幸福追求の権利を保障するために樹立されているからである。
惑星議会に選出されて議員として働く人々は魂レベルが高い人々が選出されるばかりでなく、その仕事自体のVO活動の質が高さによって魂レベルを向上させることになる。
経済が下部構造であるのに対して法律は上部構造である。
法律は経済構造に規定される。
資本主義経済の下部構造は法律を規定する。
資本主義経済は、構造の成立、構造の亀裂、構造の崩壊と高次構造の出現というプロセスをたどる。
資本主義の法体系は生産手段の私有と公有を基礎とし、構造の成立段階において経済構造と対応している。
資本主義構造の亀裂が深まりつつある段階では、生産手段の私有と公有の本質的属性である競争原理の強化と上意下達の強化をはかることによって亀裂を修復しようとする力が強まる。
それに対して協力原理と対等平等の原理を強化し、摂理ある社会への高次転換により亀裂を超えようとする力が対抗する。
競争原理の強化と上意下達の強化の法律による亀裂の修復は、それにより亀裂が糊塗されても、社会のあり方はいっそう摂理に反したものとなる。
人々の魂の苦悩はいっそう深まる。
摂理ある社会への高次転換により亀裂を超えようとする力が勝る日が来る。
生産手段の私有と公有の資本主義が崩壊し、生産手段の共有の社会主義という高次存在が確立する。
生産手段の共有が法律となる。
今日、生産力は国境を超えて地球規模で展開している。
生産関係、すなわち生産における人間と人間との関係は地球規模になっている。
生産手段の私有と公有を廃止し、生産手段の共有の社会主義は全地球規模でおきる。
それは、国民国家体制を廃止し、地球政府を樹立する社会主義革命としておきる。
人類は摂理に反した社会システムを克服する。
永続する平和のもとで栄える人類の本史の始まりが訪れる。
文書273『法律』についての天の解説
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、273『法律』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n34-273.html
法律は政治的上部構造である。
上部構造は下部構造と対立物の統一の関係にある。
上部構造であれば下部構造ではなく、下部構造であれば上部構造ではない。
上部構造は下部構造を前提とし、下部構造は上部構造を生み出す。
社会の下部構造とは経済構造である。
経済構造は、生産力の場と対立物の統一の関係にある。
継続的に変化しつづける生産力の場にもとづいて経済構造は、生成発展崩壊を繰り返しながら、高次構造へと展開していく。
経済構造は構造を支える法律を必要とする。
狩猟採取生産力段階の生産手段共有の経済構造は、慣習的ルールによって生産手段の共有が保障されていた。
農業生産力段階の生産手段公有の経済構造は、武力による土地占取によって土地の公有を確保していた。
工業生産力段階の生産手段の私有は、武力によって土地を占取している国民国家の枠内で国民の代表者が生産手段を私有する法律を定めている。
国民国家が生産手段の私有を可能にしているのである。
国民国家と資本主義は工業生産力の場にもとづいて成立している一つの構造なのである。
国民国家だけを廃止して地球政府をつくることはできないし、資本主義だけを廃止して、生産手段共有の社会主義はできないのである。
国民国家と資本主義の枠内で生産手段共有の社会主義の会社をつくることは可能であるが、国民国家と資本主義がもたらす問題からのがれることはできない。
21世紀の社会主義は、国民国家と資本主義の同時廃棄をめざすべきである。
それは、社会主義地球政府樹立をめざす社会主義運動を展開すべきだということである。
天の文書273『法律』から引用する。
今日、生産力は国境を超えて地球規模で展開している。
生産関係、すなわち生産における人間と人間との関係は地球規模になっている。
生産手段の私有と公有を廃止し、生産手段の共有の社会主義は全地球規模でおきる。
それは、国民国家体制を廃止し、地球政府を樹立する社会主義革命としておきる。
人類は摂理に反した社会システムを克服する。
永続する平和のもとで栄える人類の本史の始まりが訪れる。
Loreena McKennitt - Beneath a Phrygian Sky (video inspired by god of star)