185『量から質へ』
2013年1月20日9時00分~9時50分
「量的変化から質的転化へ」の法則は真理である。
存在は生成発展崩壊を繰り返し、高次の存在へ転化してゆく。
存在は対立物の統一としてあり、潜在矛盾から顕在矛盾へ、矛盾が揚棄された高次存在へと展開してゆく。
存在は、時間と空間の対立物の統一である。
時間は空間ではなく、空間は時間ではない。
時間は空間を前提とし、空間は時間を前提としている。
時間と空間の対立物の統一が存在なのである。
空間は時間の中で変化を避けることができないのが「存在」の構造なのである。
存在は常に変化している。変化の仕方は脈動的である。
わずかの量的変化がつづく時期と飛躍的な質的転化の時期が交互する。
構造の成立、展開、崩壊、すなわち新構造の確立の三つの段階において、成立と展開の段階は量的変化の時期である。
崩壊、すなわち新構造の確立の段階は、質的転化の時期である。
社会運動においてこの二つの時期の識別は重要である。
量的変化の時期には社会運動は、亀裂に対して改良措置を求める運動として展開する。
質的転化の時期の社会運動は、社会構造の質的転化を求める革命闘争として展開する必要がある。
改良措置を求める運動が、構造の質的転換を求める革命要求と結びつけられる必要がある。
競争する国家システムのもとでの改良闘争である平和運動は、地球惑星社会への質的転換をもとめる革命要求と結びつけられる必要がある。
それはOne World One Struggle!のスローガンである。
競争し、格差を拡大している資本主義システムに対する改良闘争は、民主主義経済、協力経済、社会主義システムへの質的転換をもとめる革命要求と結びつけられる必要がある。
それはNinety Nine Percent Unite!のスローガンである。
文書185『量から質へ』についての天の解説
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、185『量から質へ』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n22-185.html
存在には非顕在と顕在がある。
非顕在の思念体間を支配する法則が摂理である。
顕在の時空を支配する法則が弁証法である。
弁証法とは時間の流れの法則である。
時間の流れの法則の一つに「量的変化から質的変化へ」の法則がある。
時間の流れの中ですべての存在が変化していく。
変化には漸次的な量的変化の時期と急激な質的変化の時期がある。
高い質のVO活動のためには、この二つの時期の識別が必要である。
生産力の場に社会構造が成立する。
生産力の場は過去に流れ去る。
場を失った社会構造は崩壊し、新しい社会構造が成立する。
流れゆく場にもとづいて社会構造は成立維持崩壊を繰り返す。
時間の中で生産力の場に拡張的変化が生じる。
拡張した場は旧構造を要素とする高次構造を成立させる。
これが史的唯物論である。
場と構造は対立物の統一の関係にある。
場は漸次的に変化を続ける。
構造は一旦成立すると変化しない。
場にもとづいて構造が成立、機能している時期は、場に対して構造が照応している時期である。
場が過去に流れ去り、構造に亀裂が生じている時期は、場と構造の対立が強まっている段階である。
新しい場に古い構造の対立に対して統一の力が働く。
古い構造は倒され、新しい場に新しい構造が成立する。
場に対して構造が照応している時期も場の量的変化が漸次的に継続している。
量的変化の時期である。
場に構造が照応しなくなり、古い構造が崩壊し、新しい構造が成立することは量的変化である。
すべての存在は時間の中で量的な変化の時期と質的変化の時期を交互する。
工業生産力の場に資本主義と国民国家の構造が照応していた。
IT生産力の場へと場の拡張的変化が生じた。
IT生産力の場と資本主義と国民国家の構造は照応せず、対立が深まる。
対立物を統一する力が働く。
IT生産力の拡張した場は、資本主義と国民国家を要素する社会主義地球政府構造を成立させる。
現在の局面は質的変化の時期にあたる。
世界中の民衆運動が社会主義地球政府の樹立を掲げることが必要な局面にある。
JOHN SOKOLOFF Bliss Misplaced (Full Album) (video inspired by god of star)