196『正反合』
2013年1月22日8時45分~9時40分
正反合は顕在存在の法則である。
顕在存在は時間空間の中で展開している。
空間はヒッグズ粒子の充満である。
時間は、ヒッグズ粒子の流れである。
時間の側面から見ればヒッグズ粒子は波動である。
この宇宙の存在のすべては時間の側面から見れば波状である。
波は、成立と展開と崩壊を繰り返す。
あらゆる顕在存在の構造は成立展開崩壊を繰り返す。
宇宙は、時空を構成するヒッグズ粒子の流れの中から多様な素粒子の流れを生み出した。
多様な素粒子の流れと渦は多様な原子、分子を生み出した。
多様な原子、分子は多様な物質世界を生み出した。
物質世界は、脈動の繰り返しの中から高次存在を生み出してきた。
繰り返しが高次存在を生み出していることを簡潔に示した哲学用語が「正反合」である。
構造の成立が「正」である。
構造の発展の中で構造にとって変わる新しい要素が展開するのが「反」である。
新しい要素が構造として確立するのが「合」である。
「合」とは、最初の「正」の中にあった要素を副次的要素として生かしているので合である。
顕在存在の世界は、「正反合」の繰り返しの中で多様で複雑な高次存在として展開してきた。
人間社会も「正反合」の繰り返しの中で多様で複雑な高次存在として展開してきた。
人類は部族という血縁集団の中で長い間暮らしていた。
農耕が始まり、土地と収穫物をめぐって戦争が始まった。
勝利した部族が他部族を支配する国家が成立した。
平和な血縁部族集団から戦争を伴う国家が成立した。
「正」である。
正反合を繰り返しながら国家は複雑な高次存在へと展開し、今日のネイション国家に至っている。
地球惑星国家のビジョンは、今日のネイション国家への「反」である。
「合」の段階がやってくる。
地球惑星国家の成立である。
太古の戦争のない平和な地球惑星社会の高次復活である。
戦争のない人類の本史の出発である。
文書196『正反合』についての天の解説
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、196『正反合』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n212-196.html
正反合とは、弁証法的唯物論の基本的概念である。
正反合は、生成維持崩壊を繰り返す顕在時空の展開の局面を示す。
工業生産力の場に資本主義と国民国家の構造が成立する。
正である。
工業生産力の場が過去に流れ去り、資本主義と国民国家の構造に亀裂が生じる。
反である。
IT生産力の場に資本主義と国民国家の構造を要素として含む社会主義地球政府の構造が成立する。
合である。
正反合の弁証法の法則は顕在世界の基本的法則であり、
この法則からはずれて存在することはできない。
196『正反合』から紹介する。
この宇宙の存在のすべては時間の側面から見れば波状である。
波は、成立と展開と崩壊を繰り返す。
あらゆる顕在存在の構造は成立展開崩壊を繰り返す。
Stive Morgan - Dreamstation (video inspired by god of star)