216『使用価値と交換価値』
2013年1月25日14時50分~16時00分
商品とは使用価値と交換価値の対立の統一である。
使用価値であれば、交換価値でなく
交換価値であれば、使用価値でない。
商品の使用価値は交換価値を前提とし
交換価値は使用価値を前提としている。
商品交換経済以前には、生産は使用価値目的であった。
商品交換経済においては、生産は交換価値目的である。
資本主義経済は、全人類を商品交換経済に巻き込んだ。
生産は交換価値目的となった。
交換価値は、抽象的人間労働によって生み出される。
人間労働が抽象的な数値に換算される。
人間は、交換価値を生み出すための労働力商品になった。
労働力商品も使用価値と交換価値をもっている。
労働者が自分の労働力を用いて仕事をしている時、その労働力は他人の支配下にある。
商品において使用価値と交換価値は対立の統一の関係にある。
労働力商品として労働者が雇われている時には労働力は売られているので自分の労働力ではない。交換価値として買ってもらわなければ、使用価値としての自分の労働力は実現しない。
労働者が生産手段を共有するならば、労働力が商品であることをやめる。
労働者は自分の労働力を使用価値として実現できる。
資本主義のもとでは労働者は、抽象的人間労働に還元される。
生産手段を共有する社会主義のもとでは、労働者は交換価値として自分の労働力を売り渡さずに、自分の労働として実現する。
資本主義は、全人類を交換価値目的の商品生産に巻き込んだばかりか、人間労働力まで交換価値としての商品にしてしまった。
どれだけ自分の交換価値を高めるかが、人間の教育目標とされてしまった。
人間の教育が自分を高く売るための手段に堕してしまった。
教育の目的は、SVOにおけるVO活動の質を高めることにある。
資本主義において、教育の目標は摂理からかけ離れてしまった。
生産手段が共有される社会主義のもとでは、労働は具体的有用労働としてのみとらえられる。有用労働を通じて社会貢献することが教育の目標となる。
それは、SVOにおけるVO活動の質を高めることを目標とするものであり、魂の願望と合致するものである。
資本主義のもとでは労働者はいかに自分の労働力商品を高く売るかという競争にさらされるだけでなく、企業内でも労働者同士が競争のもとに置かれる。
資本主義は労働者に敬意を払わない摂理に反するシステムである。
生産手段を共有する社会主義を実現し、すべての人間に敬意を払う摂理にそった社会に変革してゆく必要がある。
文書216『使用価値と交換価値』についての天の解説
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、216『使用価値と交換価値』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n183-216.html
使用価値は、時空に特定点をもつ価値である。
交換価値は、非顕在の思念体の中にある価値である。
貨幣は交換価値の結晶である。
資本主義経済システムは交換価値の追求のために
人生の大部分を費やさせる。
交換価値が時空に特定点をもたず、
非顕在の思念体の中にある価値であるとういことは
思念体が時空との対立を強めていることである。
100万年前の魂プロジェクトで人間の「私」意識の思念体が
時空との対立を強めるとき、魂は苦悩を感じるように設定した。
社会主義は使用価値を追求する生産である。
使用価値は、時空に特定点をもつ価値である。
使用価値の追求は「私」意識の思念体が時空との統一を強める。
神々は、時空との統一を強めるとき、魂は喜びを感じるように設定した。
魂は、資本主義の廃止と、生産手段共有の社会主義の実現を願っている。
216『使用価値と交換価値』から紹介する。
資本主義は労働者に敬意を払わない摂理に反するシステムである。
生産手段を共有する社会主義を実現し、
すべての人間に敬意を払う摂理にそった社会に変革してゆく必要がある。
~Re-make~ Secret Garden ~ Sona (video inspired by god of star)