Socialist Earth Government

人は社会モデルを求める。
社会モデルは思念体構造を作り上げるときに参考にすることができる。
社会モデルは、思念体構造を作る際に到達すべき未来の特定点を設定するときの参考になるのである。
時空に確定した特定点にもとづいている思念体構造に到達すべき未来の特定点が組み込まれるならば、その思念体構造は実践の導きとなる。
参考にする社会モデルは摂理にそって組織されたものでなくてはならない。
摂理にそって組織された社会モデルを到達すべき未来の特定点に設定したとき、その思念体構造が導く道を歩むこと自体が質の高いＶＯ活動となる。

摂理にそって組織された社会モデルは次の五点を含む。
①すべての人類に敬意を払った社会モデル
②すべての人類と共有し、分かち合う社会モデル
③すべての人類と協力しあう社会モデル
④すべての人類の自決権を尊重する社会モデル
⑤すべての人類に分け隔てなく対処する社会モデル
現在の人類社会の中にこの五点をすべて含んだ社会モデルはどこにもない。

この五点を含んだ社会モデルを追求している思想や運動はある。
南米で展開している２１世紀の社会主義運動である。
２１世紀の社会主義運動は、摂理にそって組織された社会モデルを未来の到達点に組み込んだ思念体構造であるために運動に参加すること自体が高い質のＶＯ活動となっている。
２１世紀の社会主義運動に参加すること自体が魂の喜びとなっている。

思念体構造が摂理にそって組織された社会モデルを未来の到達点として組み込んでいるかどうかがきわめて重要である。
史的唯物論は、下部構造決定論ではない。
史的唯物論は、摂理にそって組織された社会構造に変革するための思念体構造である。
これまでの歴史が少数者による階級支配の歴史であるという事実と生産力の発展が生産関係の変革を引き起こしてきたという事実に立脚して、摂理にそって組織された社会への道筋を示す思念体構造である。
思念体構造は、史的唯物論における上部構造の領域に入る。
摂理にそって組織された社会に実際に到達するために思念体構造が、歴史を唯物論的にとらえて思念体が時空に確保している特定点の位置を明確にする必要があるのである。

そのための史的唯物論であって歴史の中に生きた人間、グループ、社会が摂理にそった思念体構造に導かれて生きたかどうかは魂にとって最重要の問題なのである。
人を殺してはいけないというのは時代と場所を超えた普遍的真実であるように摂理の原則もまた普遍的真実なのである。
戦争の時代だから人殺してもいいということにはならない。
歴史修正主義は、ＶＯ活動の低下と人々の魂の苦悩をもたらしているのである。

摂理にそった社会モデルを未来の到達点においた思念体構造に導かれた運動に参加することはそれ自体が人類社会に貢献する質の高いＶＯ活動である。
南米の２１世紀社会主義運動に参加してゆくこと自体が質の高いＶＯ活動である。
南米の２１世紀社会主義運動は地球規模で展開してゆく。

こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、380『社会モデル』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n181-380.html

社会モデルとは、思念体構造を作り上げるときに参考にするモデルである。
思念体構造は、まず第一に時空に複数の特定点をもつことが大前提である。
時空に特定点をもたない思念体構造は、虚偽意識であり、社会に貢献することはできない。
思念体構造は、第二に時間の流れの法則にもとづかなくてはならない。
過去から現在までの特定点を時間の流れの中において、未来の時空の現実となると推定される特定点を設定する。
未来の時空の現実となると推定される特定点が未来ビジョンである。
この弁証法的唯物論にもとづく未来ビジョンをもった思念体構造が社会に建設的な役割を果たすのである。
唯物論と弁証法の視点に貫かれていない社会モデルは無力であり、ユートピア思想と同じ観念論の一種なのである。
思念体構造は、顕在時空に特定点を確保した非顕在の思念体の中にある。
非顕在の思念体がどれだけ顕在時空の真実にもとづいて思念体構造をつくりあげるかが、思念体の質の高さを決定する。
神の思念体の質に近づくことは思念体構造の中に時空に確定された特定点を増やし、精緻化させる生き方の中で可能になる。


380『社会モデル』から紹介する。

思念体構造が摂理にそって組織された社会モデルを未来の到達点として組み込んでいるかどうかがきわめて重要である。
史的唯物論は、下部構造決定論ではない。
史的唯物論は、摂理にそって組織された社会構造に変革するための思念体構造である。