309『社会の変化』
2013年2月18日11時15分~14時40分
社会は絶えざる変化の中にある。
脈動的な変化の中にある。
脈動的とは同一の現象が繰り返しあらわれるということである。
同一の現象が繰り返しあらわれるように見えるけれども、同一の現象ではない。
毎日、スーパーで食料を買って調理して食べるという繰り返しは、同一の現象であって同一の現象ではないのである。
同じ野菜を買って食べたとしても、同じ種類の別の野菜を食べたのである。
社会における生産と流通は、人間における呼吸と飲食のように瞬時も止まることなく日々の繰り返しの脈動を続けているのである。
社会の日々の脈動である生産と流通という経済的土台を見ない社会論は、 顕在時空の中に確定した特定点にもとづかない思念体構造であり、社会についての最重要なものを欠落させている思念体構造である。
存在(顕在世界)は脈動である。
生産と流通の脈動の中に社会は成立する。
生産と流通の脈動が止まるならば、社会は崩壊する。
生産と流通が社会の土台である。
資本主義の生産と流通のシステムが世界をおおっている。
地球規模で生産と流通が脈動している。
資本主義生産は営利追求の原理で運営される。
無制限に需要はあるものとして需要の喚起を促す広告宣伝がなされる。
地球規模で激しい販売競争が行われている。
地球は有限であり、市場は有限である。
生産過剰が生じ、売れ残りを出した企業は、事業縮小と労働者解雇を余儀なくされている。
19世紀の資本主義の勃興期の自由競争の中で10年ごとに過剰生産恐慌が生じていた。
企業倒産による吸収合併が進み、独占企業が成長した。
国民国家の介入と市場コントロールにより過剰生産恐慌を封じてきた。
20世紀末からのグローバル資本主義経済は、国民国家のコントロールを超えて世界全体を新自由主義の経済競争のもとにおいた。
世界規模で販売競争が繰り広げられ、過剰生産恐慌は必至である。
グローバル経済における過剰生産を国民国家システムはコントロールできない。
人類は、資本主義経済の破局を社会主義地球政府によって乗り越えるしか道がない。
社会主義地球政府は、生産手段の関係者による共有を実現し、営利競争のシステムをやめ需要にもとづく計画経済を実施する。
関税を復活させ、衰退した地域経済を再興してゆく。
資本主義システムのもとで途切れた生産と流通の脈動が、生命を吹き返す。
社会主義地球政府のもとで人類は、安定した暮らしを手に入れる。
文書309『社会の変化』についての天の解説
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、309『社会の変化』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n17-309.html
社会は生産力の場と社会構造の対立の統一である。
生産力の場は時間の中で変化しつづける要素である。
社会構造は成立すると同じ構造を保ち続けようとする。
生産力の場に社会構造が成立する。
生産力の場は過去に流れ去る。
場を失った社会構造に亀裂が入る。
亀裂を修復して社会構造を維持しようとする力と新しい場に照応する新しい社会構造を樹立しようとする力の対抗が対抗する。
場と構造の対立を統一する力が働くことによって新しい社会構造を樹立しようとする力が勝利する。
新しい生産力の場に照応する新しい社会構造が成立する。
これが史的唯物論の社会発展の法則である。
工業生産力の場に資本主義と国民国家の構造が成立した。
生産力の場がIT生産力へと拡張的変化をとげた。
工業生産力の場を失った資本主義と国民国家の構造に亀裂が入る。
今日、亀裂を修復して資本主義と国民国家の構造を守ろうとする力として競争原理と国家主義の強化の努力が世界中でみられる。
場を失った古い構造をまもろうとする勢力は、いっそう摂理に反したふるまいを人々に押しつけ、人々の魂は苦しんでいる。
今日の社会問題の根本的解決の道は、IT生産力の場に対応する社会主義地球政府構造を確立することである。
309『社会の変化』から紹介する。
社会主義地球政府は、生産手段の関係者による共有を実現し、営利競争のシステムをやめ需要にもとづく計画経済を実施する。
関税を復活させ、衰退した地域経済を再興してゆく。
資本主義システムのもとで途切れた生産と流通の脈動が、生命を吹き返す。
社会主義地球政府のもとで人類は、安定した暮らしを手に入れる。
JOHN SOKOLOFF - TIME IS NOT FOR SALE (video inspired by god of star)