Socialist Earth Government

レボリューションとは日本語で革命という意味である。
revolutionはre＋evolutionである。
evolutionは、展開という意味である。
reは、再であり、revolutionは、再展開という意味なのである。
再展開には、いったん展開を閉じることが前提されている。
revolutionにおいて何が展開を閉じるのか。
展開を閉じるのは時代にあわなくなったシステムである。

社会主義地球政府を樹立する革命において展開を閉じるのは何か。
国民国家システムと生産手段の私有と公有にもとづく資本主義システムである。
国民国家と資本主義のシステムは現生人類１０万年の歴史における２００年間の短い過度期である。
地球政府システムと生産手段の共有にもとづく社会主義システムのrevolution(再展開)なのである。

国民国家と資本主義のシステムはなぜ時代にあわなくなって展開を閉じざるをえないのか。
時代とは、生産力を意味する。
人間の歴史を貫いて発達し続けているのは生産力である。
生産力は先行する階層を土台として次の階層が上に載る形で発達を遂げる。
採取狩猟の生産力を土台として農業牧畜漁業の生産力が生まれた。
農業社会の生産力を土台として工業社会の生産力が生まれた。
工業社会の生産力を土台としてIT社会の生産力が生まれた。

時代にあわなくなって閉じて再展開revolutionしているものは生産手段の所有にかかわる生産関係である。
狩猟採取時代の生産手段の共有にもとづく無階級社会は、農業社会の生産力の時代にあわなくなって閉じて、生産手段の公有にもとづく少数者支配の階級社会に再展開revolutionした。
農業社会の生産手段の公有にもとづく階級社会は、工業社会の生産力の時代にあわくなって閉じて、生産手段の私有にもとづく少数者支配の階級社会に再展開revolutionした。
工業社会の生産手段の私有にもとづく階級社会は、IT社会の生産力にあわなくって閉じて、生産手段の共有にもとづく無階級社会に再展開revolutionすることになる。

生産力の発達は、人間と人間との交流範囲の拡大を意味する。
人間の交流範囲を土台として成立する行政組織が生産力の発達とともに時代にあわなくなり、時代にあう行政組織に再展開revolutionしてきた。
狩猟採取段階の交流範囲では、行政組織は生まれなかった。
農業社会段階の交流範囲では、公に参画できた支配階級の間に行政組織ができた。
工業社会段階の交流範囲では、すべての国民を公民とする国民国家が行政組織になった。
IT社会段階の交流範囲では、全人類を同胞とする一つの惑星政府が行政組織となる。
IT社会段階では、国民国家システムは、時代にあわなくなっており、時代にあう行政組織に再展開revolutionすることが必要なのである。

IT社会段階は、生産手段を共有する社会主義システムと地球政府システムに再展開revolutionすることを必要としている。

こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、285『レボリューション 』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n144-285.html

レボリューションとは革命という意味である。
革命という語源は天の命があらたまり、地上の支配者が新しくとってかわるというところからきている。
天と神々が用いるレボリューションには、天が地上の支配者を置き換えるような意味内容は含まない。
レボルトという英単語には反抗という意味が含まれているが、天と神々が用いるレボリューションには反抗という意味は含まない。
レとは「再」という意味である。
ボリューションとは「展開」という意味である。
天と神々の用いるレボリューションは再展開を意味する。
顕在世界のあらゆる存在構造は、成立展開消滅を繰り返しながら高次の存在構造へと展開している。
構造は場にもとづいて成立する。
場にもとづいて構造が成立する。
時間の中で場が流れ去る。
構造に亀裂が入る。
構造が崩壊し、新しい場に新しい構造が成立する。
場に照応する構造が成立する局面をレボリューションという。
古い構造にかわって新しい構造が「再展開」するのである。
今日のＩＴ生産力の場は古い資本主義と国民国家の構造に照応しなくなって構造に亀裂が入っている。
古い構造が崩壊し、新しいＩＴ生産力の場に照応する社会主義地球政府構造が成立し、構造が「再展開」をはじめることがレボリューションである。


285『レボリューション』から紹介する。

IT社会段階は、生産手段を共有する社会主義システムと地球政府システムに再展開revolutionすることを必要としている。