17「社会へのかかわり方」
2012年12月6日19時40分~12月9日
1、 挨拶
2、 笑顔
3、 言葉かけ
4、 眼差し
5、 言葉づかい
6、 清潔
7、 服装
8、 歩き方
9、 姿勢のとり方
10、 聞き方
11、 遊び方
12、 清掃
13、 飾り
14、 友達付き合い
15、 喜び
16、 近所付き合い
17、 仕事の付き合い
18、 業務
19、 商売
20、 育児
21、 小学校
22、 中学校
23、 高校
24、 大学
25、 就職
26、 企業
27、 労働組合
28、 国籍
29、 社会運動
30、 宗教団体
1、 挨拶
挨拶は人間と接する場合の出発点である。相手が挨拶を返そうが返すまいが、あなたは挨拶をしなさい。それが相手に敬意を示す態度である。
挨拶は明るく微笑んでしなさい。相手に心地よい精妙なエネルギーの風を送ることになる。
挨拶は、其処に相手の存在を認める左渦巻き「私」意識実体間の霊的行為である。あなたはエクトプラズムを肉体に重ねて今ここいる。相手もエクトプラズムを重ねて今そこにいる。
挨拶の相手は、本当は形ある肉体ではなく姿なき霊的実体、すなわちエクトプラズムからなる左渦巻き「私」意識実体である。
挨拶は姿なき霊的実体に声をかけているのだと意識して行いなさい。その声は相手の魂に届く。
この世で行うことのすべては姿なき霊的実体が肉体をまとって演じているのである。すべての体験は霊的体験として時間空間の無い「私」意識の中に収納され続けている。
あなたが肉体を去ると、そこには収納された体験のかたまりとしての霊的「私」が残る。
挨拶は、姿なき霊的「私」の間で交わされているのであり、挨拶もまた時間空間の無い永遠の「私」の体験のかたまりの中に収納されて、あなたの魂を形づくる。
2、 笑顔
人には笑顔で接しなさい。
笑顔は相手に不満、敵意の感情が無いことの証であり、相手に安堵感を与え、緊張を取り去り、エクトプラズムの交流を可能にする。すなわち霊的実体としての相手と接することができるようになる。
鏡の前で笑顔の練習をしなさい。あなたの顔は、姿なき霊的実体が自分を表現するために形をとったものである。
姿なき霊的実体が、この世で自分をよりよく表現するために、より価値ある体験を積み重ねて戻ることができるように笑顔の練習をしなさい。
3、 言葉かけ
言葉かけは挨拶の次にくる。その言葉は大きく分けて六つある。
① 相手の身近な人について
② 共通の社会的話題について
③ 自分の知っている情報を伝える
④ 共通の知人について
⑤ 天候について
⑥ 相手の健康について
知人の場合は、相手の健康や家族のことなど相手の理解を深めることにつながる言葉かけが大切である。
相手を理解しようとする姿勢は、相手に敬意を払うことのあらわれである。相手の無理解は無視、軽視のあらわれである。
相手のもっとも関心がある事柄に話題が進めば、相手の思念活動の表現を引き出す。
相手が黙っていて表現活動をしていないとしても、思念活動をしていないのではない。エクトプラズムは常に思念を展開していて止まることを知らない。
言葉かけは姿をもたない霊的「私」意識実体に声をかけ、相手とよき霊的関係を結ぶためにすることを自覚しなさい。
4、 眼差し
目は顕在世界と非顕在の「私」意識が直接接している唯一の器官である。目を通じて外の情報を「私」意識が受信するだけでなく、目を通じて「私」意識も情報を相手に発信しているのである。
眼差しは、相手を敬意の目、親愛の目で見ているのか、冷たい目、無関心の目で見ているのか内的情報を発信しているのである。
相手もまた物的肉体に姿なき「私」意識実体のエクトプラズムを重ねた存在である。それは神のエクトプラズムから生まれた霊的実体である。相手を霊的「私」意識実体(魂)と見る時、敬意と親愛の眼差しが生まれる。
5、 言葉づかい
言葉づかいは、社会へのかかわりの基礎である。用いる言葉一つ一つが「私」意識Sの中に収納されてゆく。言葉はエクトプラズムがその思念を精妙エネルギーの振動に乗せて形にしたものであり、「私」意識(魂)の活動である。
言葉に誠意を込めなさい。誠意は相手に敬意を払うあり方である。相手に誠の意を示すために必要な言葉を使いなさい。
6、 清潔
左渦巻き「私」意識実体の側面においても右渦巻き物的身体の側面においても、清潔である努力をしなさい。
右渦巻き世界は、すべてが生成維持崩壊の流れにある。皮膚細胞もまた生成崩壊を繰り返しており、滞留した死滅細胞は、汚れとなって周囲に不快を与える。
左渦巻き「私」意識の思念活動が、憎しみや妬みやこだわりの中にあれば、生体マトリクスの精妙エネルギーの流れに淀みをつくり、周囲に不快を与える。
7、 服装
人間は、物的身体に姿なき霊的実体を重ねた存在である。物的身体は遺伝子による生物学の法則に支配され、守護神は意味があって今のあなたの受精卵に魂を重ねた。今のあなたの物的身体は、あなたが生まれる前、守護神とあなたの魂が合意して選んで身につけているものである。
人間は、姿なき霊的「私」意識実体が、右渦巻き世界に物的身体をまとってあらわれた存在であるとするならば、社会生活における服装は、物的身体の肌に相当するものである。
8、 歩き方
右渦巻き世界の進化の観点からすると直立二足歩行をする猿が現れ、自由になった前足を手として使い、道具を作り、使いこなして進化してきた存在が、人間であるという理解は正確である。
左渦巻きの霊的側面から見ると星の神々が、猿の受精卵に自分のエクトプラズムを重ねて切り離し、人間の魂とすることは、直立二足歩行によって初めて可能になった。背骨と頭に配置した六つのチャクラに魂が過去生の体験で得た心理プログラムを配置し、七つ目の頭頂のチャクラを魂が親の星のエクトプラズムとつながり、指導を受けることができるように設定した。
すべての人間の心と魂は、天空の星の神の心からできている。頭を垂れてうつむいて歩く必要はない。頭と背骨を真っ直ぐに天空に向けて立ち、直立二足歩行をしなさい。
9、 姿勢のとり方
姿勢のとり方について次の五つに留意しなさい。
① 歩く、作業する、くつろぐなど、それぞれの時と場に適切な姿勢をとる。
② 初対面の人や距離のある人への対応は、背骨と頭のラインが天空の星と直線になるように姿勢をとる。この姿勢は星から新鮮な精妙エネルギーが入りやすく爽やかに映る。
③ 背の低い人、子供などは、可能な限り、相手の目線の位置に合わせる。
④ 相手と話す時は、正面から向かい合うことを避け、やや角度をそらせる。
⑤ どのような相手にも上から見下す形にならないように心がける。
10、 聞き方
相手の声は、左渦巻き「私」意識実体がエクトプラズムを精妙エネルギーに重ねて表現したものである。霊的実体から発せられている声として受け止めなさい。
霊的実体は右渦巻き精妙エネルギーを媒介としてしか交流できない。死後人間の魂は右渦巻き世界から去り、左渦巻き「私」意識実体だけになる。他者は思念として記憶の中にあるだけであり、他者と交流することはできない。
今、他者の声に耳を傾け、他者のエクトプラズムの活動から学びなさい。
11、 遊び方
仕事や学業の義務から離れて身近な人たちと遊びを通じて交流する。遊びは左渦巻き「私」意識実体間の距離を縮める霊的に価値あることである。親しさと協力関係を作り、仕事と学業という義務の場を潤いのあるものにする。
すべての参加者が喜びと楽しみを分かち合う遊びにし、誰かが喜びを独占するギャンブル性があったり、誰かが惨めな思いにするものであったりしてはならない。
12、 清掃
職場や家庭、自分の管轄領域は自分で清掃しなさい。清掃はゴミとともに精妙エネルギーの流れをよくする。それは自分の生体マトリクスを循環する精妙エネルギーを新鮮なものとし、自分の心身の健康の向上につながる。
自分の場の精妙エネルギーの流れを新鮮なものとすることは職場や地域の精妙エネルギーの流れに影響を与える。
13、 飾り
飾りの中には霊的意味のあるものがある。石が運気に影響を及ぼすのは事実である。石のもつ精妙なエネルギー場が星のエクトプラズムを引き寄せるからである。その人の守護神の星を引き寄せる石が望ましい。
14、 友達付き合い
友達付き合いは自然と魂レベルの似たものの枠に固定してしまう。過去生から共に生きてきた仲間であり、ともに魂の旅をしている。今生だけの友ではなく魂のレベルアップを共にし、最終的には生まれかわりをやめ、神のもとにもどり、人類社会をサポートする仲間であることを知っておく必要がある。
15、 慶び
友達の家族の結婚や就職、進学など慶び事には祝いをしなさい。魂の旅を共にしている仲間と慶びを分かち合えるのはその時である。機会を逸しない方がいい。
16、 近所付き合い
近所の人もまた魂の旅をともにしている人々である。善き関係となるように近所の人がどんな人であっても摂理ある態度を貫く必要がある。
17、 仕事の付き合い
仕事でつきあう人もまた魂の旅をともにしている人々である。善き関係となるようにどんな人であっても摂理ある態度を貫く必要がある。
18、 業務
業務の必要上からあなたは明るく爽やかな笑顔で振る舞っているかもしれない。それをあなたの生活すべてにわたる対人関係の基本におきなさい。
摂理はすべての人に分け隔てない態度をとることを教えている。
すべての人に明るく爽やかな笑顔で振る舞うことは魂の願望に応えることであり、自分の魂を向上させることである。
19、 商売
商売の必要上からあなたは愛想よく「ありがとうございしまた」と感謝を口にしているかもしれない。それをあなたの生活すべてにわたる対人関係の基本におきなさい。
すべての人に愛想よく感謝の言葉を述べることは魂の願望に応えることであり、自分の魂を向上させることである。
20、 育児
顕在世界でその子の親はあなたである。非顕在世界ではその子の親は星の神である。その子の魂の長い旅を星の神は見守ってきた。今もその子のすべてを見守っている。
あなたの魂の親の星の神もあなたのすべてを見守っている。
あなたの育児、子育ては、星の神々が見守る中で行われている。
21、 小学校
小学校時代は対人関係の能力が発達する時期である。摂理の基本を教えなさい。
① すべての人に敬意をもって接すること、
② 自分が独り占めせずに何事も分かち合って生きること
③ 違いを認め合いながら協力してゆくこと
④ 他の人の意志を尊重すること、
⑤ 誰に対しても分け隔てない態度をとること
「誰がどういう態度をとろうともあなたは摂理ある態度を貫きなさい」と教えなさい。それはその子の魂の永遠の財産となる。
22、 中学校
中学時代は反抗期を迎える。顕在世界で親の庇護下にあった子が、左渦巻き「私」意識として親から独立した判断をもって自分の人生を生きようとしてくる時期である。独立したSが自分の判断のもとにVO体験をしてこそ子は自分の人生を魂の学びにすることができる。
素直に親の言うことをきいていた子が反抗するようになる本質はここにある。親はその目で子どもの反抗を温かく見る必要がある。そして親は子がどういう反抗的態度をとろうが摂理にもとづく振る舞いを貫くことを通じてあるべき人間の姿を示さなくてはならない。
この時期を建設的に超えるためには小学生の時期に摂理にもとづく生き方の大切さを身につけさせておくことがきわめて重要である。
23、 高校
霊的には完全に独立した「私」意識実体として子どもに対しなさい。顕在世界の実体として見た時には子どもはまだ経済的に親の保護下にある。しかし、子どもは、非顕在の「私」意識Sとして親の「私」意識から独立することによって自分にすべての責任があるVOを生きることができる。
24、 大学
大学の学問では唯物論的で科学的な方法で解明された右渦巻き世界の諸法則について学ぶ。その科学の成果を含んで超える天のメッセージを伝えなさい。
人間は非顕在の「私」意識実体が顕在の物的身体と重なった存在である。そして非顕在の「私」意識Sの中にVO体験を収納しながら生きている。いかにVOの質を高めるかが人生最大の課題であるということを伝えなさい。
25、 就職
働くことは顕在世界の社会的分業の中に参画し、収入を得て経済的に自立して生きてゆくということである。
同時に非顕在の霊的視点から見た時、働くことはSVOを集合的に行うことであり、他の「私」意識実体とかかわる場である。働く仲間や仕事の関係者にどのような接し方をしたのかの摂理が問われる場である。魂的に見た時、人生の成功はこのことにかかっていることを就職する子に教えなさい。
26、 企業
経済事業の単位が企業であり、企業経営が専制的であれ、民主的であれ、企業を経営単位とする経済は存続してゆく。
仕事の内容、職場のシステムや人間関係が、摂理に反したものを強要してきても、まわりがどうあれ、あなたは摂理にそった言動を行い、摂理にそった人間関係のあり方を追求しなさい。
① すべての社員に敬意を払った企業運営
② 成果を分かち合う企業運営
③ 対等に協力、協同しあう企業運営
④ 各人の自由意思や判断が尊重される企業運営
⑤ すべての人が分け隔てのない待遇を受ける企業運営
27、 労働組合
労働組合は、働くものが摂理にそった働き方ができる職場をめざし、そのための活動をするべきである。
① すべての労働者に敬意をもった対処がなされること
② 個人の成果を争わされるのではなく仕事の喜びと成果を分かち合う。
③ 対等に協力、協働してゆく職場の運営
④ 各人の意見や判断が尊重される民主的運営
⑤ すべての働くものが分け隔てなく扱われる。
28、 国籍
魂は数千回の生まれ変わりを通じて地球上の様々の地域の人間を体験してきた。非顕在の「私」意識実体に国籍は無い。
① すべての人類に敬意が払われなくてはならない。
② すべての人類によって地球惑星の自然と資源の豊かさが共有されなくてはならない。
③ 国籍や文化の違いを超えて協力しあわなくてはならない。
④ すべての地域の人々の自由意志、自決権が尊重されなくてらない。
⑤ 国籍を超えてすべての人類が分け隔てなく扱われなくてはならない。
29、 社会運動
あらゆる社会運動は摂理にそって運動を展開すべきである。
① すべての人に敬意を払う形で運動を進めてゆくこと
② 運動の成果をすべての人と共有する形で進めてゆくこと
③ 運動は違いを認めながら協力しあって進めてゆくこと
④ 運動は参加者の自由意志を尊重しながら進めゆくこと
⑤ すべての人を分け隔てしない形で運動を進めてゆくこと
30、 宗教団体
宗教団体の活動は摂理にそった形で行われなくてはならない。
① 宗派や信仰の有無にかかわりなく、すべての人間に敬意を払って宗教活動は進められなくてはならない。
② 宗派の違いを超えて協力して人類社会に貢献する姿勢をもって活動を進めるべきである。
③ 信仰の自由、すなわち信者の自己決定権を尊重しながら活動を進めるべきである。
文書17「社会へのかかわり方」についての天の解説
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、17「社会へのかかわり方」である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n134-17.html
社会とは、非顕在の思念体が確保した時空の特定点の集合である。
非顕在の思念体の特定点がかかわりあう場が社会である。
非顕在の思念体が時空に特定点を確保するのは、他の特定点のかかわりを体験するためである。
他の特定点とのかかわりの質が記憶として思念体に収納され、思念体の質を形作る。
他の特定点とのかかわりの質が摂理にそったものであるとき思念体の質は高まる。
他の特定点とのかかわりが摂理に反したものであるとき思念体の質は低下する。
摂理にそった社会とのかかわりを実現することが魂的に成功した人生なのである。
17「社会へのかかわり方」から紹介する。
17、 仕事の付き合い
仕事でつきあう人もまた魂の旅をともにしている人々である。
善き関係となるようにどんな人であっても摂理ある態度を貫く必要がある。
Francis Goya - Natacha (video inspired by god of star)