290『グローバル経済』
2013年2月13日17時00分~19時15分
経済のグローバル化が進んでいる。
経済グローバル化は、資本主義生産力の社会化としての分業と協業の地球規模の展開としてのあらわれである。
資本主義は、生産手段が私有と公有のもとにあるために地球上いたるところの土地と資源が、外部の企業と国家の所有のもとに置かれている。
土地と資源は人類の共有財産としての地球の一部である。
人類の共有財産が、一部の国家と企業に独り占めされている。
グローバル経済は、共有と分かち合いという摂理の原則からひどくかけはなれたものとして進んでいる。
関税を廃止する自由貿易が進んでいる。
関税を廃止し、経済的一体化をグローバルな規模で推し進めることは、地域間の経済格差を拡大している。
産業は、歴史的に先行する領域を土台に次の領域が生じてきた。
狩猟採取の漁業や林業の領域の上に農業領域がある。
農業領域の土台の上に商業、工業の領域がある。
商業、工業の土台の上にIT産業がある。
人間生活にとってこれらのいずれも不可欠である。
それぞれの地域で各領域がバランスもって存在することによって、歴史と伝統を大切にしながら、先端産業の恩恵も受けることを可能にする。
関税を廃止して自由貿易の競争原理にさらし、自然とともに生きる土台の産業部門を衰退させている。
自然とともに生きていた人々の暮らしは破壊され、貧苦においやられている。
関税の廃止は、地域住民の経済自決権をお金の力で踏みにじっていることを意味する。
すべての人の自決権を尊重することは摂理の原則である。
経済グローバル化の進行は、摂理に反した営みである。
経済グローバル化は、新自由主義という競争原理のもとに推進されている。
安定した人々の暮らしよりも、経済競争に勝つということを優先する経済政策がとられている。
経済領域の存在理由は何よりもまず人々の安定した暮らしを保障することにある。
安定した暮らしを犠牲にして経済競争を人々に強いている経済グローバル化は、人々に敬意を払うという摂理の原則に反する営みである。
経済グローバル化は、グローバル金融経済の展開とともに進んでいる。
金融経済は、実体経済に融資するという存在意義を超えてお金がお金を生むという虚業に転化している。
金融経済という虚業は、資本主義の実体経済に破滅的影響を与えるまでに肥大化している。
金融経済の破局は、資本主義の実体経済の破局も引き起し、人々から資本主義への信頼感を失う事態をひきおこす。
社会主義地球政府の樹立が、グローバル経済がひきおこす問題を解決する道である。
社会主義地球政府は、地球惑星は人類の共有財産であることを宣言し、地方自治体(旧国家)の関税自主権を回復する。
金融関係も含めてすべての生産手段を関係者の共有とする。
グローバル経済は、グローバル(地球)政府樹立によって真に全人類に有益な形で再編成される。
文書290『グローバル経済』についての天の解説
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、290『グローバル経済』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n127-290.html
グローバル経済の展開は、国民国家システムがコントロール不能な段階まで来ている。
経済的下部構造に照応する上部構造が成立していないのである。
経済的下部構造に照応する上部構造とは、地球政府構造である。
経済的下部構造がグローバルな展開をしていることは、
資本主義固有の生産の無政府性が人々の生活に破壊的な影響を及ぼすことは確実である。
生産手段共有の社会主義地球政府のみが人類を救う。
290『グローバル経済』から紹介する。
社会主義地球政府の樹立が、グローバル経済がひきおこす問題を解決する道である。
社会主義地球政府は、地球惑星は人類の共有財産であることを宣言し、
地方自治体(旧国家)の関税自主権を回復する。
金融関係も含めてすべての生産手段を関係者の共有とする。
グローバル経済は、グローバル(地球)政府樹立によって真に全人類に有益な形で再編成される。
Enya - River (video inspired by god of star)