187『顕在存在の構造』
2013年1月20日10時50分~15時40分
顕在存在の構造は変化のプロセスの中にある。
顕在存在は、時間と空間の対立物の統一である。
ヒッグズ粒子の充満が空間を構成し、ヒッグズ粒子の流れが時間を構成している。
空間は時間とともにしか存在しえず、時間は空間の中にしか存在しえないのである。
ヒッグズ粒子は空間的に見たら粒子であるが、時間的に見たら波動である。
顕在存在の根底の存在形態が脈動なのである。
顕在存在の構造がどのような形態をとろうとも生成発展崩壊の脈動は避けることができない。
顕在の存在は非顕在の存在と対立物の統一において存在している。
非顕在の存在とは思念体である。
思念体は、非顕在のゆえに構造をもたないが、顕在の中に特定点を確保して意識存在となる。
意識存在が実践する中で特定点の複合を確定して思念体構造となる。
思念体構造は、顕在時空の中に確保した意識の構造である。
意識構造が理論や体系的世界観である。
理論や体系的世界観も時空存在に確保した意識構造であるゆえに生成発展崩壊の運命を免れない。
顕在存在にかかわるありとあらゆるものは生成発展崩壊の繰り返しのプロセスの中にある。
思念体は属性をもった非顕在の存在であり、時間空間をもたない。
精妙エネルギーに重なることで時空の特定点を確保した意識存在になることによって時空の中での意識体験を実現する。
意識体験は、思念体の中に記憶として収納されてゆく。
思念体が魂であり、非顕在であるがゆえに構造をもたない。
そこには構造のかわりに霊的関係がある。
SVOの意識体験の中で「~を憎む」や「~から憎まれている」というような関係が思念体の中に収納されているときには魂の苦悩を生む。
意識は顕在存在に規定され、苦悩は顕在存在に起因するという唯物論的認識論は真理である。
思念体が顕在存在の中に確保した特定点が意識である。
意識は、顕在存在の特定点にあるがゆえに時代と位置に規定されるのである。
それは決して苦悩は意識の置かれた顕在存在の位置からやってくるということを意味しない。苦悩は、顕在存在と意識の相互関係から来るのである。
顕在存在の中での意識体験はVOとしてSの中に収納される。
顕在存在の中での他者との関係のありようは意識の深部にある魂に収納され、魂の苦悩の源泉となる。
顕在存在の構造は生成発展消滅を繰り返しながら高次存在へと転化する。
思念体は顕在存在の中に特定点を確保して意識活動をおこなう。
意識活動における他者との関係の質が魂の苦悩と救いを左右する。
顕在(時空)と非顕在(思念体)は対立物の統一の関係にある。
文書187『顕在存在の構造』についての天の解説
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、187『顕在存在の構造』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n125-187.html
存在は顕在存在と非顕在存在の対立の統一である。
顕在存在は場と構造の対立の統一である。
顕在存在は流れ去る場と形を維持する構造との対立の統一である。
顕在存在は一定の時間の間に同一の形を維持できても構造の崩壊とともに形を失うときが来る。
あらゆる顕在存在はこの法則から逃れることはできない。
人間は顕在存在の構造の場に非顕在の思念体を重ねた存在である。
顕在存在の法則にそって生きることは人間が非顕在の思念体を重ねている目的である。
顕在存在の法則からはずれて生きることは、非顕在の思念体の顕在時空との対立を強める。
顕在存在の法則にそって生きることは、非顕在の思念体の顕在時空との対立の統一を強める。
人間は非顕在の思念体の顕在時空との対立の統一を強めるために時空世界に特定点を確保している。
187『顕在存在の構造』から紹介する。
意識活動における他者との関係の質が魂の苦悩と救いを左右する。
顕在(時空)と非顕在(思念体)は対立物の統一の関係にある。
Allegretto from Palladio by Karl Jenkins (video inspired by god of star)