Socialist Earth Government

統一と分裂は、顕在存在の中に対応物をもつ抽象的概念である。
社会運動における統一と分裂は非顕在の思念体がかかわっている。
非顕在の思念体が時空に確保した特定点から到達点をめざして進むとき、他の特定点からやってきた思念体と到達点を共有するとき統一が生まれる。
到達点を共有してともに進んできた思念体がそれぞれ別の到達点をめざすようになったとき、分裂が生じる。
社会運動における統一と分裂の本質は到達点によるものである。

社会運動における統一には困難が立ちはだかる。
各社会運動は思念体構造によって導かれている。
思念体構造の導きがないものは短期間に消滅する運動である。
思念体構造は非顕在の思念体が時空に確定した特定点の上にたつ思念体の構造物である。
物的肉体構造は、非顕在の思念体が時空に確定した特定点の上にたつ物的構造物である。
物的構造物である肉体が他の物的構造物にぶつかれば傷つくように思念体構造が他の思念体構造と衝突すると構造が傷つく。
思念体構造の担い手が非顕在の思念体である「私」意識実体であるために憎しみの情動が「私は○○を憎む」という心理プログラムとともに「私」意識Ｓの中に収納されてしまう。
憎しみの情動と心理プログラムが「私」意識Ｓの中に収納されることは魂レベルを低下させることである。

社会運動の安定的統一は、それぞれの思念体構造を保持したまま高次の思念体構造の中に位置付けることである。
神とともに進むマルクス主義の思念体構造は、全人類の魂を救うという最高次元の思念体構造になっている。
神とともに進むマルクス主義の思念体構造による社会運動は、多様な社会運動を統一する中核部分として登場する。

神とともに進むマルクス主義の思念体構造を普及する運動であるユニバーサル　フォーラム運動は、憎しみの情動と「私は○○を憎む」という心理プログラムを消去する方法を社会運動の中に持ち込む。
社会運動の統一を阻害していた非顕在の思念体に中に組み込まれたブロックを解除するゆえにユニバーサル　フォーラム運動の地球的展開と共に全人類規模で社会運動の多様性における統一が進んでゆく。

様々な社会運動は、地域に生起している社会問題の解決をめざすものである。
地域に生じている固有の問題は、今日のグローバル資本主義経済の発展によって世界的に統一した取り組みの中でしか解決できないものが多くなっている。
グローバル資本主義経済に対して国民国家システムの枠を超えた統一行動を必要としている。
神とともにすすむマルクス主義の思念体構造にもとづく社会主義地球政府をめざす運動が世界的に社会運動を統一する客観的条件は整っている。

摂理にもとづいて組織される世界をめざすには摂理にもとづく運動が必要である。
神とともにすすむマルクス主義の思念体構造は、社会主義思想とＳＶＯ論と魂論を統合したものである。
摂理にもとづく運動によってＶＯ活動の質をあげ、魂Ｓを向上させながら摂理ある社会である社会主義と地球政府をめざす。
①すべての運動参加者に敬意を払うことは統一を進めてゆく。
②運動参加者とともに成果を分かち合うことは統一を進めてゆく。
③違いを認めて協力し合うことは統一を進めてゆく。
④運動参加者の自己決定権を尊重することは統一を進めてゆく。
⑤すべての運動参加者を分け隔てなく扱うことは統一を進めてゆく。

こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、326『統一と分裂』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n124-326.html

社会運動における分裂はネガティブ神の操作によって生じていた。
天と神々のプロジェクトはネガティブ神を封じることに成功した。
社会運動において分裂を引き起こす主な要因は消滅した。
残る要因は、思念体構造自体の中にある。
社会運動は思念体構造を共有するグループの運動である。
異なる思念体構造をもっているグループが統一することには困難がつきまとう。
思念体構造は時空に確保した特定点から確定した特定点にもとづいて作り上げる。
思念体自体は構造をもたないが、思念体構造は時空の中で構造をもっているのである。
物的構造物がそうであるように思念体構造もまた異なる思念体構造がぶつかるとダメージを受ける。
反発や憎しみが湧くのである。
思念体構造もたない限り、持続的な社会運動は不可能である。
異なる思念体構造を統一する道は、場の拡張的変化による旧構造を要素として含む高次思念体構造を作り上げることである。
人類全体を場とする社会主義地球政府の思念体構造は最高の思念体構造であり、あらゆる思念体構造を要素として含む高次構造である。
社会主義地球政府の思念体構造にもとづいて進むグループは、あらゆる社会運動の思念体構造と衝突することなる統一を強化しなが進むことができる。
今日における社会運動の統一は、社会主義地球政府の思念体構造にもとづいて進むグループによってなしとげられる。


326『統一と分裂』から紹介する。

神とともにすすむマルクス主義の思念体構造にもとづく社会主義地球政府をめざす運動が世界的に社会運動を統一する客観的条件は整っている。