298『社会発展の法則』
2013年2月15日15時10分~16時50分
社会発展には法則がある。
低次の組織形態から高次の組織形態への発展法則がその一つである。
低次の組織形態は血縁を原理として社会が組織される。
親子、兄弟の血のつながりが、社会編成の原理とされた。
古代社会はどこでも血縁が社会編成の原理であった。
中世、近世の社会は、血縁を残しつつも、地縁が社会編成の原理になった。
どこの地域の住人であるかが問題であった。
近代の国民国家は、血縁、地縁と無関係に、すべての国民を分け隔てなく平等に扱うことが法的原理となった。
社会編成の原理の発展法則がここにあらわれている。
社会編成の原理が、血縁、地縁という個人の生まれによるものから、生まれによらず普遍的な人間としてとらえる方向への進化の法則である。
普遍的な人間を原理とする社会編成の進化の法則から観ると国民国家システムは人類の社会発展の途中駅にすぎないことが理解できる。
国民国家システムは、普遍的な人間を原理としながら、国民という仮想血縁と国土という地縁を基礎として成立している。
社会編成の原理の変化は、生産力の発達がもたらす人間の交流範囲に規定されている。
太古から古代の生産力は、狩猟採取、原始農耕であり、血のつながった親族とともに暮らす一生であった。
農業社会の生産力においては、商業、手工業が加わり、商品流通が発生し、血縁を超えた交流が生まれ、地縁の原理が社会統治に付け加えられた。
工業社会の生産力において、商品流通が社会全体をおおい、国民国家の枠内で人々は血縁、地縁を超えた人間関係の中で暮らすようになった。
21世紀のIT社会の生産力において、国民国家の枠を超え、地球規模でヒト、モノ、情報が日々行き交っている。
人間の交流は地球規模になっているが、地球社会の編成原理は、血縁と地縁の段階にとどまっているのである。
人間の交流が地球規模になっている現在、血縁、地縁から普遍的人間を社会編成の原理とする社会発展の法則は貫く。
国民国家システムが普遍的人間を血縁、地縁によって分断、差別するものであることに魂レベルの高い人間から気づきが広がってゆく。
なぜなら魂レベルの高い人間はすべての人類に敬意を払う摂理にそって生きているからである。
世界中の魂レベルの高い人間は、国民国家システムを廃止して、すべての人類の生命、自由、および幸福追求の権利を守ることに責任をもつ地球政府の樹立による惑星社会の形成を切望するようになる。
社会編成の発展法則は、血縁から地縁へ、そして普遍的人間へである。
これは、階層構造的な発展法則である。
下位階層が範囲を縮小にして残存しなくてはならない。
基底が崩壊すると上位階層は歪みをもつ。
血縁である家族生活が基底部に来なくてはらない。
地縁である地域コミュニティが活性化しなくてはならない。
これらの上部構造として地球政府樹立による惑星社会が形成される。
国民国家は地球政府の下位階層としての地方自治体になる。
文書298『社会発展の法則』についての天の解説
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
天と神々のプロジェクトチームが作成した文書を解説している。
今回は、298『社会発展の法則』である。
http://auwa.sakura.ne.jp/forum/jdocuments/n104-298.html
社会には発展法則がある。
社会は、非顕在の思念体が時空に確保した特定点の集合である。
時空に確保した特定点は、顕在時空の発展法則に従う。
時空に確保した特定点とは意識である。
意識は顕在存在に規定されると述べたマルクスは正しい。
特定点は顕在時空に位置をもち、その位置から確定される複数の特定点にもとづいて思念体構造を作り上げる。
確定される複数の特定点は生産力の発達段階に規定される。
狩猟採取段階は、確定される特定点の範囲は血縁部族の内部である。
農業生産力段階は、確定される特定点の範囲は、近隣地域の内部である。
工業生産力段階は、確定される特定点の範囲は、国民国家の内部である。
IT生産力段階は、確定される特定点の範囲は、地球惑星全域である。
確定される特定点の範囲が仲間と感じる範囲であり、集合意識の場である。
集合意識の場に社会構造が成立する。
IT生産力段階の集合意識の場に地球全域を行政単位とする地球政府が成立する。
298『社会発展の法則』から紹介する。
血縁である家族生活が基底部に来なくてはらない。
地縁である地域コミュニティが活性化しなくてはならない。
これらの上部構造として地球政府樹立による惑星社会が形成される。
国民国家は地球政府の下位階層としての地方自治体になる。
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