情報を瞬時に関係者が共有することを可能にしているIT生産力段階は、生産手段の私有にもとづく上意下達の資本主義社会構造を成立させる根拠を失わせているのである
こんにちは
私は天である。
ミツキの手を借りて書いている。
以下は、今ミツキにおろした天の神々からのメッセージである。
2013年12月5日(木曜日)39
1、 天と神々のプロジェクトの説明を続ける。
2、 天と神々のプロジェクトは進行中である。
3、 ホームページを見た人の数は昨日が63億9243万3423人である。
4、 数字は神々の集計によるものである。
5、 階級闘争という用語は天の神々がおろした。
6、 階級闘争を恐れるネガティブ神が人間を操作して神々がおろした意味内容に暴力的要素を付け加え、階級闘争が人間世界でまったく別の意味にとらえられている。
7、 天と神々のプロジェクトは階級闘争を神々がおろした正確な意味を人間界に理解させることを課題の一つとしている。
8、 階級とは生産手段の所有と非所有で区分する概念である。
9、 それ以外の意味内容は含まないのである。
10、 生産手段の所有の観点から歴史を振り返る際に、階級概念はその時代の対立の統一としての社会の生成維持崩壊のプロセスを浮かびあがらせる。
11、 狩猟採取の生産力段階は、生産手段は共有であった。
12、 生産手段が共有であるということは、所有と非所有の観点からみると無階級社会であったということである。
13、 農業生産力段階は、生産手段が公有であった。
14、 生産手段が公有であるということは、所有と非所有の観点からみると社会を代表するものが生産手段を所有し、一般の人々は生産手段を所有していないことを意味する。
15、 所有とは、使用する権利、譲渡する権利、処分する権利の三つを含んだ概念である。
16、 公有(公的所有)は社会の代表者がこの三つの権利をもっている。
17、 一般の人々は、この三つのうち使用する権利と譲渡する権利が、地域と時代によって様々に異なる形で与えられていた。
18、 奴隷は、生産手段として認識され、人間としては認識されなかったので、所有される対象であった。
19、 工業生産力段階は生産手段の私有にもとづく。
20、 資本主義企業の経営者が生産手段を所有し、使用し、譲渡し、処分する権利をもっていたのは資本主義の初期のことであった。
21、 資本主義の発展によって生産手段の所有者は、銀行、すなわち金融資本に移った。
22、 銀行が生産手段の所有者であり、生産手段を使用する権利だけを経営者に与えているのである。
23、 生産手段の所有、非所有という観点から見たとき、個別企業の経営者は生産手段を持たない階級に属するのである。
24、 資本主義とは生産手段を私有する社会のことを意味するが、資本主義の発展の中で生産手段の使用、譲渡、処分の権利、すなわち所有しているのは大銀行の幹部だけなのである。
25、 今日の資本主義において生産手段の非所有者階級は、人口の99、9%なのである。
26、 生産手段を共有する社会主義を実現する革命とは、人口の0、01%を含めて、住民100%が生産手段を所有する無階級社会になることを意味する。
27、 資本主義は歴史上最後の階級社会であり、無階級社会に至る準備をする歴史的役割をもつものであったのである。
28、 神々がマルクスにおろした階級という概念が人々に理解されることを恐れたネガティブ神は、マルクスの階級概念が人々に理解されることを封じていたのである。
29、 生産手段の私的所有の社会構造は工業生産力の場に成立した。
30、 工業生産力の場が拡張的発展を遂げ、IT生産力の場になっている。
31、 IT生産力の場は瞬時を情報を関係者が共有することを可能にしている。
32、 工業生産力の場が生産手段私有にもとづく上意下達の社会構造を成立させていたのは情報が組織の中心の人間だけに集中する生産力的限界のゆえであった。
33、 情報を瞬時に関係者が共有することを可能にしているIT生産力段階は、生産手段の私有にもとづく上意下達の資本主義社会構造を成立させる根拠を失わせているのである。
34、 情報を共有する生産力の場は、生産手段を共有する社会主義の社会構造を成立させる。
35、 マルクスに神々がおろした史的唯物論の定式化「生産力が生産関係を規定する」はこのことを意味するのである。
36、 生産力の場と生産関係(社会構造)は対立と統一の関係にある。
37、 過去に流れ去った生産力の場に照応していた旧社会構造にかわって新しい生産力の場に照応する高次構造を成立させることによって場と構造を統一させる宇宙根底の力が働く。
38、 場と構造の対立を深める旧構造維持の力と場と構造を統一する力との闘争が生じる。
39、 階級闘争を生きるとは場と構造を統一する宇宙根底の力の表現として生きていくことを意味する。
2013年2月10日にミツキにおろした文書を紹介する。
278『階級』
2013年2月10日18時15分~21時15分
階級とは、生産手段の所有関係から定義される。
現生人類10万年の歴史のうち9万5000年は無階級社会だった。
狩猟採取経済のもとで生産手段は共有であった。
農業が始まり、生産手段である土地は公有となった。
土地の公有は階級社会の始まりだった。
公有とは、公を代表するものの所有ということである。
公を代表するものが所有者となり、人々は公を代表する少数者に従属することによってのみ生産にたずさわることができた。
生産手段の公有者が支配する階級社会が始まった。
近代西洋で生産手段の公有者階級の支配を、生産手段を私有する階級が打ち破る革命がおきた。
西洋近代の市民革命は、生産手段の公有者階級に対して生産手段を私有する階級の階級闘争であった。
生産手段を私有する階級が勝利した。
20世紀初頭に「社会主義」革命が資本主義の未発達な国で生じた。
革命は生産手段の私有を生産手段の公有とおきかえた。
生産手段の公有は、公を代表するものの所有であり、公を代表する少数者の階級支配を生む経済的下部構造である。
20世紀の社会主義は重大なボタンの掛け違いをしてしまった。
20世紀後半における社会主義の生産手段の公有から私有への資本主義への転化は、史的唯物論が教えるところの歴史的必然であった。
階級社会は、生産手段の公有と私有が生み出す。
生産手段の公有は、前近代の階級支配の経済的土台であった。
生産手段の公有の階級支配には大きく分けて五つのタイプがあった。
①村落内部の戦う階級と祈る階級が耕作する階級を支配する。
②征服した村落の土地を耕させて貢納させる。
③征服した村落の人間を奴隷にして働かせる。
④土地の使用権だけ与えて収穫物を貢納させる。
⑤国が農民に土地を貸与し、収穫物の貢納と兵役の義務を課す。
21世紀の社会主義は、生産手段の共有である。
生産手段の共有は階級の消滅を意味する。
生産手段の共有は無階級社会をもたらす。
生産手段の共有は社会主義革命の中で実現する。
地球規模で協業と分業が展開しているために生産手段の共有は地球規模での実施にならざるをえない。
社会主義地球政府の樹立の中で生産手段を共有する民主主義経済が実現する。
無階級の人類社会の実現が高次復活する。
(友の神がインスパイアした音楽映像を紹介する)
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